長良丸

長良丸の船歴

 年 月 日：船歴

 08.03.28：起工
 09.04.28：進水、命名：長良丸
 09.08.28：竣工

 09.08.--：新規登録：登録総噸数：7,142、登録純噸数：4,246
 09.08.28：登録検査、船級：TK　N.S.*、船級番号：
 09.--.--：紐育線に就航
 10.10.08：変更登録：登録総噸数：7,148、登録純噸数：4,246
 13.06.30：神戸にて第一次第一種定期検査
 13.--.--：～11.29大沽
 15.12.28：中間検査

 16.09.19：徴傭：陸軍
 16.10.15：高雄～11.27海口11.28～11.29三亞
 16.11.30：三亞～12.04テパー12.05～12.08パタニ12.13～12.23シンゴラ
 16.12.23：シンゴラ～12.24虎門12.30～萬山泊地
 17.01.08：萬山泊地～01.10カムラン
 17.01.11：輸送船隊区分：第一分隊（船番号：６）
 17.01.12：カムラン～湾内にて泊地進入、揚陸訓練～01.13カムラン
 17.01.16：馬來部隊信令作第46号：Ｓ作戦延期
 17.01.20：馬來部隊信電令作第８号：Ｓ作戦中止
 17.01.20：カムラン～01.22シンゴラ
 17.01.22：シンゴラ～01.26聖雀
 17.01.26：聖雀～02.08宇品

 17.02.09：門司～02.15西貢
 17.02.21：西貢～03.25蘭貢03.29～04.14高雄
 17.04.17：高雄～04.19宇品
 17.04.20：宇品～04.27マニラ
 17.04.29：マニラ～
 17.05.27：大海一機密第591番電：
 　　　　　　次回作戦用陸軍輸送船左の要領に依り行動するに付各担任区域及に従い可及的護衛兵力を附し
 　　　　　　之が掩護に遺憾なきを期せられ度
 　　　　　１．崎戸丸、綾戸山丸、かんべら丸
 　　　　　　　５月27日午前門司発豊後水道北緯26度東経133度を経てダバオに向う、編隊速力15節
 　　　　　２．笹子丸
 　　　　　　　１項船団と同時に出港し北緯20度東経120度を経てマニラに向う、速力15節
 　　　　　３．５月28日　良洋丸、長良丸、山浦丸、編隊速力12節
 　　　　　　　６月１日　相模丸、那古丸、九州丸、關西丸、信濃川丸、編隊速力13節
 　　　　　　　６月３日　山月丸、宏川丸、鬼怒川丸、山里丸、昭浦丸、編隊速力12節
 　　　　　　　以上何れも門司発豊後水道北緯26度東経133度、北緯20度東経120度の地点を経由マニラ
 　　　　　　　次てカガヤン、コタパトに向う
 　　　　　４．通信
 　　　　　　　（以下略）
 17.05.28：（輸送船団）門司～マニラ～06.14ダバオ
 17.06.15：ダバオ～06.26カガヤン06.28～ダバオ
 17.07.07：ダバオ～07.10マニラ
 17.07.11：マニラ～パブラブ～07.17レガスピー～08.02セブ08.06～08.10マニラ
 17.08.12：マニラ～08.16高雄
 17.08.19：高雄～08.22宇品
 17.08.29：門司～09.12昭南
 17.09.17：昭南～09.22バタビヤ09.23～09.25昭南
 17.09.27：昭南～09.28ベラワン09.28～10.03スラバヤ
 17.10.03：スラバヤ～10.20ラバウル
 17.10.21：ラバウル～10.30バサブア11.01～11.03ラバウル
 17.11.06：ラバウル～11.08エレベンタ
 17.11.10：機密増援部隊命令作第１号：第一分隊（１）
 17.11.12：（ガダルカナル島第二次強行輸送船団）ショートランド～
 　　　　　～11.13 0300 地点「ケネノ１５」にて反転～
 　　　　　～11.13ショートランド
 17.11.13：（ガダルカナル島第二次強行輸送船団）ショートランド～

 17.11.14：沈没
 17.11.14：解傭

 喪失場所：S08.30-E158.48 サンタイサベル島西方55km附近
 喪失原因：米海軍(VT10)のSBD及びTBFによる空爆

同型船

 （Ｎ型）
 那古丸、能登丸、鳴門丸、能代丸、野島丸。

兵装

 要調査。

写真資料

 雑誌「海運」日本海運集会所出版部 昭和9年5月号、9月号
 雑誌「海と空」臨時増刊「日本船舶画報」S12.06 海と空社 (P.69)
 雑誌「船の科学」船舶技術協会 1951年1月号「思い出の優秀船寫眞集」
 雑誌「船の科学」船舶技術協会 1980年6月号「日本商船隊の懐古 No.12」山田早苗
 雑誌「世界の艦船」海人社 別冊「日本郵船船舶100年史」（P.231）
 「日本郵船株式會社五十年史」 S10.12 日本郵船株式會社（P.383, 675）
 「汽船表（別冊冩眞帳）」S13 海軍省軍務局編
 「機械工学年鑑　昭和10年版」 S10.08機械学会（P.120）
 「新造船写真史」 S56.07 三菱重工業株式会社横浜造船所 (P.46)
 「船体写真集」S42.03 日本郵船株式会社（P.78）
 「日本郵船戦時戦史上巻」S46.05 日本郵船株式会社（P.173）
 "ONI 208-J Japanese Merchant Ships Recognition Manual" (P.79)
 "Naval History and Heritage Command" Catalog #: NH 111606, NH 111607

図面資料

 "Lloyd's Register Foundation-Heritage & Education Centre", Unique reference code:-
   LRF-PUN-009570-009579-0020-P
   LRF-PUN-009570-009579-0021-P
   LRF-PUN-009570-009579-0023-P
   LRF-PUN-009570-009579-0024-P

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