白鷹の艇歴
年 月 日:艇歴
02.11.24:起工
02.11.01:命名:達第130号:「白鷹」(シラタカ)
02.11.01:類別等級制定:内令第355号:種別:軍艦、類別:急設網艦
02.11.01:本籍仮定:内令第354号:呉鎮守府
02.11.26:信号符字點付:達第136号:GQCN
04.01.25:進水
04.03.23:類別等級変更:内令第67号:種別:軍艦、類別:敷設艦、艦型:なし
04.01.15:艤装員長:海軍中佐 園田 滋
04.01.21:艤装員事務所を株式會社東京石川島造船所内に設置し事務を開始
04.04.09:本籍:内令第117号:呉鎮守府、役務:練習艦(海軍水雷學校長指揮下)
04.04.09:竣工、艤装員事務所を撤去
04.04.09:艦長:海軍中佐 園田 滋
04.06.15:役務:内令第174号:第一豫備艦、呉防備隊
04.11.05:艦長:海軍中佐 元泉 威
06.12.01:艦長:海軍中佐 山村 實
07.12.01:艦長:海軍中佐 金子 豊吉
08.10.18:信号符字改正:達127号:JLTA
08.11.15:艦長:海軍中佐 穂積 龍雄
09.08.20:佐世保〜08.24佐世保
09.09.06:佐世保〜09.06佐世保
09.10.22:艦長:海軍中佐 池田 七郎
09.12.15:内令第520号:呉防備隊から除く
09.12.15:内令第522号:呉防備戦隊
10. :〜05.02宿毛05.03〜
10.11.15:内令第463号:呉防備戦隊
10.11.15:艦長:海軍中佐 板垣 行一
11.11.16:艦長:海軍中佐 稲垣 義龝
11.12.01:内令第475号:呉防備戦隊
12.07.28:内令第368号:呉防備戦隊から除く
--.--.--:役務:第三豫備艦
〜08.05佐世保
12.08.11:佐世保〜
12.08.14:佐世保〜
12.12.01:艦長:海軍大佐 稲垣 義龝
13.04.13:役務:内令第286号:警備艦
13.12.15:役務:内令第1109号:警備兼練習艦
練習のことに関しては海軍兵學校長の指揮を受けしめらる
13.12.15:艦長:海軍大佐 金桝 義夫
14.11.15:艦長:海軍大佐 今村 幸彦
14.11.15:解役:第三豫備艦
15.07.02:役務:内令第712号:特別役務艦
15.11.01:艦長:海軍中佐 森川 亦男
15.11.15:戦時編制:聯合艦隊第二艦隊第一根據地隊
16.04.10:戦時編制:聯合艦隊第三艦隊第一根據地隊
16.09.12:艦長:海軍中佐 濱野 元一
16.12.01:信号符字改正:達第369号:JUCA
16.12.--:軍隊区分:南方部隊菲島部隊南菲支援隊第五急襲隊護衛隊
16.12.15:軍隊区分:機密第五急襲隊命令第1号:第二梯団
16.12.17:(ダバオ攻略作戦:第二梯団護衛)パラオ〜
〜12.18 0016 巡洋艦「~通」が左斜後に占位〜
〜12.18 0800 巡洋艦「~通」が第三梯団に向う〜
〜12.18 2000 敷設艦「白鷹」が敵潜らしきものを探知、爆雷攻撃〜
〜12.20ダバオ(0440 チブンコ沖泊地)
16.12.21:ダバオ〜12.21マララグ湾
16.12.21:1215 マララグ湾ピアピリーフ東方に防潜網設置完了
16.12.29:マララグ湾〜12.29ダバオ
16.12.29:1030 特設運送船「北上丸」より糧食搭載
16.12.30:ダバオ泊地並に湾口哨戒
16.12.31:湾内哨戒
17.01.01:ダバオ〜01.01マララグ湾
17.01.02:特設運送船「白令丸」より生糧品搭載
17.01.02:マララグ湾〜マララグ湾
17.01.10:マララグ湾〜01.12ダバオ
17.01.13:ダバオ〜01.16バンカ
17.01.15:0000 ケンダリ攻略部隊編成
17.01.21:(ケンダリ攻略作戦:第一梯団)バンカ〜01.24ケンダリ
17.01.--:(ケンダリ攻略作戦:第二梯団)ケンダリ〜02.01バンカ
17.02.--:バンカ〜02.09カムラン
17.02.01:軍隊区分:機密蘭印部隊第三護衛隊命令第2号:主隊
17.02.18:(西部ジャワ攻略作戦)カムラン湾〜
〜02.20 1800 驅逐艦「文月」、同「春風」、同「松風」、同「旗風」が燃料補給の為分離〜
〜02.21 0800 巡洋艦「由良」、第十一驅逐隊、第十二驅逐隊、第一掃海隊が合同〜
〜02.21 1000 驅逐艦「皐月」、同「長月」、同「朝風」が燃料補給の為分離〜
〜02.21 1700 水雷艇「千鳥」が合同〜
〜02.21 2100 運送艦「鶴見」が合同〜
〜02.21 1800 驅逐艦「文月」、同「春風」、同「松風」、同「旗風」が合同〜
〜02.22 1200 ス作戦、ヤ作戦の上陸開始期日を1日延期〜
〜02.22 1400 第三護衛隊はアナンバス南東海面にて1日行程反転〜
〜02.23 1400 再度反転、南下開始〜
〜02.25 0920 驅逐艦「吹雪」、同「春風」が列に入る〜
〜02.26 1900 驅逐艦「水無月」、「第五號掃海艇」が列を解き第三嚮導隊に合同〜
〜02.27 0500 第三嚮導隊が分離〜
〜02.27 1030(S04.25-E106.40)輸送船隊反転〜
〜02.27 1048 巡洋艦「名取」、同「由良」、第十一、第十二驅逐隊は敵方に進出攻撃に向かう〜
〜02.27 1515 上陸日を更に1日繰り下げられる〜
〜02.28 0120 驅逐艦「松風」が分離〜
〜02.28 0415 巡洋艦「名取」、同「由良」、第十一、第十二驅逐隊が合同〜
〜02.28 2020 第二嚮導隊が分離〜
〜02.28 2100 泊地進入〜
〜02.28 2300 驅逐艦「春風」が蘭監視艇を発見、驅逐艦「初雪」と協力、砲撃破壊、擱坐させる〜
〜02.28 2315 バンタム湾入泊
17.02.28:軍隊区分:第三護衛隊電令作第3号:防備部隊
17.03.09:(陸軍輸送船護衛)メラク泊地〜03.09パトロール泊地
17.03.10:戦時編制:聯合艦隊第二南遣艦隊第二十一特別根據地隊
17.03.11:西部ジャワ〜スラバヤ
17.03.13:0930 巡洋艦「長良」より将旗移掲
17.04.01:艦隊区分:部隊番号:3
17.04.01:軍隊区分:南方部隊東印部隊爪哇警備部隊
17.04.03:スラバヤ〜04.03ジャムアン島泊地04.08〜04.08スラバヤ
17.04.10:戦時編制:聯合艦隊南西方面艦隊第二南遣艦隊第二十一特別根據地隊
17.04.10:軍隊区分:南方部隊東印部隊爪哇警備部隊
17.04.11:スラバヤ〜04.11ジャムアン島泊地04.13〜04.13ピリン角泊地04.14〜
〜04.14ピリン角泊地04.15〜04.15スラバヤ
17.04.18:軍隊区分:南方部隊東印部隊爪哇警備部隊
17.04.19:スラバヤ〜04.19ピリン角泊地04.21〜04.21スラバヤ
17.05.15:艦長:海軍大佐 和田 純久
17.08.05:戦時編制:聯合艦隊第八艦隊
17.09.28:軍隊区分:機密R方面防備部隊命令作第35号:附属
17.11.23:軍隊区分:機密R方面防備部隊命令作第43号:RO海上防備部隊
17.12.24:戦時編制:聯合艦隊南東方面艦隊第八艦隊
17.12.29:戦時編制:聯合艦隊南東方面艦隊第八艦隊第二特別根據地隊
18.01.09:軍隊区分:機密R方面防備部隊命令作第4号:RO海上防備部隊
〜02.04カビエン
18.04.--:軍隊区分:外南洋部隊
18.04.--:軍隊区分:海面防備部隊
18.04.--:軍隊区分:附属
18.04.13:艦長:海軍大佐 三木 高秀
18.07.10:第六次ウエワク輸送作戦の船団護衛並に湾口哨戒
18.07.25:第五次ハンザ輸送作戦の護衛警戒並に湾口哨戒
18.08.03:軍隊区分:南東方面部隊
18.08.03:軍隊区分:海面防備部隊
18.08.03:軍隊区分:哨戒部隊
18.08.08:第六次ハンザ輸送作戦の護衛警戒並に湾口哨戒
18.08.23:RC方面防備部隊電令作第18号:
RC方面防備部隊は南東方面部隊電令作第79号に基づき右の外、前回に準じ
第七次ハンサ湾輸送作戦を実施すべし
1.輸送指揮官:
駆潜二六艇長(帰途9月5日頃白鷹艇長と交代すべし)
2.使用兵力:
駆潜二六、同三四(以上9月5日頃)白鷹、玉波(帰港の途中より)及び零観六機
3.交代の要領は両指揮官協議すべし
〜08.24 0703 驅逐艦「玉波」が護衛に加入〜
〜08.25パラオ
18.09.24:(第十次ウエワク輸送船団護衛)パラオ〜
〜第九次ウエワク輸送船団護衛〜09.29パラオ
18.10.12:電令作第28号:第一次ウエワク・ホランヂヤ単独輸送作戦
18.10.13:(第一次ウエワク・ホランヂヤ輸送船団護衛)パラオ〜
〜10.16 護衛終了、パラオ附近対潜警戒〜
〜10.19パラオ
18.10.18:電令作第32号:第二次ウエワク・ホランヂヤ単独輸送作戦(パラオ附近)
18.10.21:(第二次ウエワク・ホランヂヤ輸送船団護衛)パラオ〜
〜護衛終了、反転〜
〜10.23パラオ
18.10.28:電令作第34号:第二次ホランヂヤ輸送作戦(復路)
18.10.29:パラオ〜
〜10.30 1100 第二次ウエワク・ホランヂヤ輸送船団護衛〜
〜11.01パラオ
18.11.03:パラオ〜第二次ホランヂヤ輸送船団護衛〜11.10パラオ
18.11.09:電令作第36号:第三次ウエワク・ホランヂヤ単独輸送作戦
18.11.12:(第三次ウエワク・ホランヂヤ輸送船団護衛)パラオ〜11.15ホランヂヤ
18.11.15:戦時編制:聯合艦隊南東方面艦隊第九艦隊
18.11.18:(第三次ウエワク・ホランヂヤ輸送船団護衛)ホランヂヤ〜
〜11.22 0827 マラカル水道の143度に於いて陸軍徴傭船「木曾丸」、同「大和丸」被雷沈没〜
〜11.22パラオ
18.11.20:電令作第39号:第十四次ウエワク輸送作戦
18.11.24:(第十四次ウエワク輸送船団護衛)パラオ〜11.28ホランヂヤ11.30〜12.04パラオ
18.12.04:軍隊区分:ニューギニア部隊信電令作第3号:西部警備部隊護衛部隊
18.12.13:パラオ〜12.14パラオ
18.12.16:(第十五次ウエワク輸送船団護衛)パラオ〜護衛終了、反転〜12.17パラオ
18.12.23:(第十六次ウエワク輸送船団護衛)パラオ〜12.27ホランヂヤ12.29〜01.02パラオ
19.01.--:軍隊区分:機密ニューギニア部隊命令作第6号:西部警備部隊護衛部隊
19.01.06:パラオ〜01.10カイリル島01.10〜01.15パラオ
19.01.25:パラオ〜01.29カイリル島01.29〜
19.03.25:戦時編制:聯合艦隊南西方面艦隊第九艦隊
19.04.05:戦時編制:海上護衛総司令部第一海上護衛隊
19.04.05:艦船番号:(36)
19.--.--:呉海軍工廠にて入渠、一般修理工事
二十五粍二聯装機銃2基、同単装機銃2基増備、十三粍機銃1基撤去
電波探信儀及び電波探知機、九四式爆雷投射機1基装備工事
19.04.12:呉〜04.13鎮海
19.04.16:(竹、モタ17船団護衛)鎮海〜04.18泗礁山04.19〜04.27マニラ
19.05.01:(竹船団護衛)マニラ〜
〜05.04 海軍配當船「じゃんび丸」が船団から分離〜
〜05.06 1402 驅逐艦「藤波」が潜水艦発見〜
〜05.06 1402 陸軍徴傭船「亞丁丸」、同「但馬丸」、同「天津山丸」被雷〜
〜05.06 1406 陸軍徴傭船「亞丁丸」沈没〜
〜05.06 1408 「第百四號哨戒艇」が掃蕩開始〜
〜05.06 1452 「第百二號哨戒艇」が敵潜水艦を探知補足、攻撃開始〜
〜05.07バンカ泊地
19.05.08:(竹船団護衛)バンカ泊地〜
〜05.08 1555(N01.24-E125.44)「第百二號哨戒艇」が敵潜望鏡を発見、爆雷攻撃3個〜
〜05.08 1800 「第三十八號驅潜艇」と「第百二號哨戒艇」が掃蕩続行〜
〜05.09ワシレ
19.05.13:(竹船団護衛)ワシレ〜05.22マニラ
19.05.28:(マユ02船団護衛)マニラ〜06.01楡林
19.06.03:(テ06船団護衛)楡林〜
〜06.13 護衛終了〜
〜06.13佐世保
19.06.12:入渠諸修理工事(06.19まで)
19.06.19:佐世保〜06.20門司
19.06.22:(ヒ67船団護衛)門司〜
〜06.29 1515(N17.13-E118.22)特設運送船「みりい丸」、陸軍配當船「さらわく丸」被雷小破〜
〜06.30マニラ
19.07.03:(ヒ67船団護衛)マニラ〜07.09昭南
19.07.14:(ヒ68船団護衛)昭南〜
〜07.20 ---- 巡洋艦「大井」救難のため海防艦「倉橋」が船団から分離〜
〜07.20マニラ
19.07.25:海上護衛總部隊電令作第223号:
1.鎮警長官は第二十號掃海艇をして又第一海上護衛隊司令官は白鷹をして夫々支那方面艦隊長官の
指揮を承けしむべし
右は遅くも7月29日正午迄に門司に集合せしむるものとす
19.07.25:(タモ21船団護衛)高雄〜07.28門司
19.07.26:第一海上護衛隊電令第475号:
白鷹は現任務終了後作戦に関し支那方面艦隊長官の指揮を承くべし
19.07.26:軍隊区分:支那方面艦隊電令作第843号:支那方面艦隊附属
19.08.05:軍隊区分:支那方面艦隊長官の作戦指揮を解かれ第一海上護衛隊に復帰
19.08.07:0750 「第二十一號掃海艇」の左舷に横付け、託送品を同艇に移載
19.08.08:那覇〜08.09佐世保
19.08.10:佐世保海軍工廠にて入渠修理工事(08.14まで)
19.08.15:佐世保〜08.15門司
19.08.19:(ミ15船団護衛)門司〜08.25高雄(新浜岸壁)
19.08.25:1615 「第二十一號掃海艇」が横付け
1818 「第二十一號掃海艇」が横付離す
19.08.28:1128 「第二十一號掃海艇」が横付け
19.08.29:1646 「第二十一號掃海艇」が横付離す
19.08.30:(ミ15船団護衛)高雄〜
〜08.31 0330(N21.24-E121.07)「千代田丸」被雷沈没〜
〜08.31 0435(N21.30-E121.19)陸軍配當船「力行丸」被雷中破〜
〜08.31 0730 被雷
19.08.31:沈没
19.10.10:類別等級削除:内令第1159号
19.10.10:除籍:内令第1159号
喪失場所:N21.05-E121.26
喪失原因:米潜水艦Sealion(SS-315)の雷撃
同型艦
なし。
兵装
(計画時)
四十口径十年式十二糎高角砲3門、十二粍機銃1基、
三八式歩兵銃46挺、十四年式拳銃12丁、
七十五糎探照燈1基、一四式一米半測距儀1基、武式二米高角側距儀1基、
爆雷水圧投下装置2基、爆雷18個、
E式水中調音装置1基、
五号機雷200個、
急設網6浬分。
写真資料
雑誌「世界の艦船」海人社 1978年7月号増刊「写真集・日本軍艦史<3>昭和編」(P.99)
雑誌「世界の艦船」海人社 1997年3月号増刊「日本海軍特務艦船史」(P.71)
雑誌「丸スペシャル」潮書房 No.42「敷設艦」(P.5,62-65)
雑誌「丸Graphic Quarterly」潮書房 No.17「写真集 日本の小艦艇」(P.66-69)
「軍艦寫眞帖」S02.05 海軍協會
「日本軍艦集 2600年版」海軍研究社 S15.07 海軍研究社編輯部編
「写真日本海軍全艦艇史」 潟xストセラーズ H06.12 福井静夫 (1015-1018)
「日本海軍艦艇写真集 潜水艦・潜水母艦」ダイヤモンド社 H17.12 呉市海事歴史科学館(P.197)
「石川島重工業株式会社108年史」 S36.01 石川島播磨重工業株式会社(P.383)
"Naval History and Heritage Command" Catalog #:NH 51976
"ONI 41-42 Japanese Naval Vssels"(P.248)
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