特種標的船/標的船(第一種標的)

特種標的船/標的船(第一種標的)について

一口に第一種標的と言っても時代によって異なりますが、雑役船に編入されたものは昭和3年12月に改正された艦砲射撃訓練規則(内令第35号)によるもので、規則改正前までは従前の第一種標的に対して特種標的船と呼ばれていたものです【JACAR:C04021859400】。第二種標的と共に対軍艦及び対驅逐艦射撃用の標的です。
W船型鋼製の頭部ポンツーンに3個の木製ポンツーンを連結したもので、頭部ポンツーンの重量は戦艦等に搭載できる(「昭和造船史」)程度の15トンでした。
標的船「三隻を距離約二十五米を以て前後に連繋」し標的全長約135mとするときを「一種甲」、「二隻を距離約二十五米を以て前後に連繋」し標的全長約80mとするときを「一種乙」、「二隻を距離約十米を以て前後に連繋」し標的全長約65mとするときを「一種丙」、「二隻を距離約二百五十米を以て前後に連繋」し標的全長各約25mとなるときを「一種丁」と種別しました。
なお、公稱第2754號、公稱第2756號、公稱第2758號の3隻は爆撃用の特種標的船で第一種標的とは別物です。

特種標的船/標的船(第一種標的)の諸元

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特種標的船/標的船(第一種標的)の船歴

下の各船の公稱番號をクリックして下さい。

第一種標的船

 

公稱第2539號

公稱第2540號

公稱第2559號

公稱第2651號

公稱第2652號

公稱第2653號

公稱第2692號

公稱第2693號

公稱第2694號

公稱第2695號

公稱第2752號

公稱第2753號

公稱第2754號

公稱第2756號

公稱第2758號

公稱第2788號

公稱第2789號

公稱第3049號

公稱第3271號

公稱第3272號

公稱第3492號

公稱第3493號

公稱第3494號

公稱第4393號

公稱第4394號

 

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図面出典:

  1.  艦砲射撃訓練規則:海軍制度沿革巻13

 

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