千代田の艦歴

 年 月 日:艦歴

M21.09.27:命名:達第99号:巡洋艦「千代田」(チヨダ) M21.12.04:起工 M23.01.10:艦長:海軍大佐 新井 有貫 M23.01.10:海軍大佐 新井 有貫 回航事務取扱委員長被仰付 M23.06.03:進水 M23.08.23:軍艦種別:達第304号:第一種、呉鎮守府所管 M24.01.01:竣工
M24.04.13:海軍大佐 新井 有貫 回航事務取扱委員長被免、回航残務取扱被仰付 M24.06.17:艦長:海軍大佐 千住 成貞 M25.09.05:艦長:海軍大佐 威仁親王 M26.03.24:官房第776号:新設改造の件認許       シグナルハリヤード用鋳製クリート4個新設       艦橋上部チャートハウス上より艦橋舵取場脇迄伝話管新設       フォックスル左右に小形のロール新設       上甲板に諸種のリーデイングブロック掛け1箇所新設       小蒸気艇用陀ビットのガイ取付用アイボルト3箇所新設 外6件 M26.03.28:官房第814号:機関部(機関室上部アーマードア開閉用金物)新設の件認許 M26.10.12:艦長:海軍大佐 尾本 知道 M27.02.09:官房第304号:船体部新設の件認許 M27.02.26:艦長:海軍大佐 内田 正敏 M28.03.30:呉〜04.01呉 M28.04.10:修理完了 M28.07.30:車軸中心検査、リクナムパイタ検査の上取換、船底塗替等の修理 M28.09.28:艦長:海軍大佐 伊藤 常作 M28.10.14:修理完了 M30.04.14:官房第1320号:汽缶入換工事着手方認許 M30.10.12:官房第3893号:船体部新設改造の件、石炭出口新設、甲鉄甲板改造の2廉認許 M30.05.15:艦長:欠員 M30.08.27:官房第3257号:兵員賄所石炭箱外5廉改造の件認許 M31.03.21:軍艦類別等級制定:達第35号:種別:軍艦、類別:巡洋艦、等級:三等 M31.05.03:艦長:海軍大佐 外記 康昌 M32.01.12:信号符字點付:達第8号:GQFH M32.05.01:艦長:海軍大佐 井上 敏夫 M32.06.17:内令第51号:呉鎮守府艦隊 M32.09.29:艦長:海軍大佐 成川 揆 M33.06.07:艦長:海軍大佐 松本 有信 M33.06.18:艦隊編制:内令第64号:常備艦隊 M33.06.22:軍艦類別等級制定:達第122号:種別:軍艦、類別:巡洋艦、等級:三等 M34.02.04:艦長:海軍大佐 坂本 一 M34.03.06:艦隊編制:内令第17号:常備艦隊から除く M34.10.01:艦長:欠員 M35.03.15:役務:内令第30号:常備艦隊 M35.04.22:解役:内令第55号:第三豫備艦 M36.04.12:艦長:海軍大佐 毛利 一兵衛 M36.04.20:艦隊編制:内令第33号:第三艦隊 M36.07.07:艦長:海軍中佐 村上 格一 M37.03.04:内令第135号:清国韓国警備の任務を解かる M38.01.12:艦長:海軍大佐 依仁親王 M38.06.14:艦隊編制:内令第325号:聯合艦隊第三艦隊第六戦隊 M38.12.12:艦艇類別等級制定:達第182号:種別:軍艦、類別:巡洋艦、等級:三等 M38.12.20:艦隊編制:内令第787号:第二艦隊 M38.12.20:艦長:海軍中佐 山本 正勝 M39.01.20:電信指令:前檣延長の件認許 M39.02.21:電信指令:シートエンコル以下6廉取除きの件認許 M39.10.03:艦長:海軍大佐 山本 正勝 M39.10.04:艦長:海軍大佐 築山 清智 M40.01.18:解役:内令第6号:第二豫備艦 M40.05.02:艦長:海軍大佐 森 亘 M40.10.12:役務:内令第183号:第一豫備艦 M40.11.22:役務:内令第219号:第二艦隊 M41.02.20:艦長:海軍大佐 大澤 喜七郎 M41.09.25:艦長:海軍大佐 山中 柴吉 M41.10.06:艦隊編制:内令第181号:第二艦隊から除く M42.03.10:艦長:海軍大佐 兼子 c M42.05.22:艦長:海軍大佐 釜屋 六郎 M42.12.01:艦長:海軍中佐 磯部 謙 M43.12.01:艦長:海軍大佐 磯部 謙 M44.10.25:艦長:海軍中佐 櫻野 光正 M44.11.14:艦隊編制:内令第204号:第三艦隊 M44.11.27:艦長:海軍大佐 町田 駒次郎 M44.12.22:艦長:海軍大佐 永田 泰次郎 M45.06.18:艦長:海軍大佐 山岡 豐一
T元.08.28:艦艇類別等級制定:達第12号:種別:軍艦、類別:海防艦、等級:二等 T元.12.01:艦長:海軍大佐 久保 來復 T02.08.08:呉工第4号ノ866:軍艦千代田改造工事の件上申      1.兵員厠一箇所新設      2.下甲板兵員烹炊室を上甲板海図室に移し海図室を旧烹炊室に移す      3.無線電信室の屋上に木板を張り且つ両側に日覆を新設す      4.上甲板全部に兵員釣床フックを新設す      5.賄所海図室にある白熱電灯電路及通信電路を取外し復旧をなす可      6.新設の厠に附近電路筐より電線を導きてペンデント灯一個を新設する可 T02.08.28:官房第2197号ノ2:軍艦千代田改造工事の件認許 T02.11.05:艦長:海軍大佐 長 鋪次郎 T03.04.01:艦隊編制:内令第63号:第三艦隊から除く T03.05.06:艦長:欠員 T03.05.27:艦長:海軍大佐 堀田 弟四郎 T03.08.23:艦長:海軍中佐 島内 桓太 T03.--.--:艦長:海軍大佐 山下 義章 T04.12.13:艦長:海軍中佐 小牧 自然 T05.12.01:艦長:海軍中佐 中川 寛 T06.12.01:艦長:海軍大佐 上田 吉次 T07.08.10:艦隊編制:内令第268号:遣支艦隊 T07.10.28:艦隊編制:内令第353号:遣支艦隊から除く T07.12.01:艦長:海軍大佐 藤村 昌吉 T08.12.01:艦長:海軍大佐 石渡 武章 T09.06.01:艦長:海軍中佐 加藤 弘三 T09.12.01:艦長:海軍大佐 水谷 耕喜 T10.01.26:官房第11号ノ2:大檣撤去の件認許 T10.03.30:広島湾にて修理公試
T10.04.14:艦艇類別等級改正:達第75号:種別:軍艦、類別:水雷母艦 T10.12.01:艦長:海軍中佐 木村 豊樹 T11.02.07:呉〜広島湾〜02.07宮島 T11.02.09:宮島〜02.09呉 T11.02.21:呉〜広島湾〜02.21宮島 T11.02.23:宮島〜02.23呉 T11.03.07:呉〜広島湾〜03.07宮島 T11.03.10:宮島〜03.10呉 T11.03.20:呉〜03.20安下庄03.21〜03.21別府03.23〜三津浜03.24〜03.24呉 T11.04.01:艦艇類別等級削除:達第48号 T11.04.01:除籍:達第47号
T11.04.01:特務艇類別等級制定:内令第110号:種別:特務艇、類別:潜水艦母艇 T11.04.01:内令第111号:本籍:呉鎮守府 T11.04.17:呉〜04.17安下庄04.18〜04.18佐伯04.20〜04.20宇和島04.21〜04.21安下庄04.22〜04.22呉 T11.09.18:呉〜09.18安下庄09.19〜09.19下松09.20〜09.20日出09.21〜09.21安下庄09.22〜09.22呉 T11.10.16:呉〜10.16安下庄10.17〜10.17別府10.19〜10.19安下庄10.20〜10.20呉 T11.10.24:呉〜安芸灘〜10.26呉 T12.02.13:官房第82号ノ2:艤装品(ギグ、通船)撤去の件認許 T13.12.01:除籍
T13.12.01:官房第3631号:       命名:雑役船「千代田」       船種:練習船       所属:海軍兵學校       記事:二河川代船 T13.12.06:海軍兵學校が受領
T15.03.31:特務艇類別等級削除:内令第62号 T15.09.25:呉鎮第32号ノ94ノ2:還納認許 T15.10.29:還納:呉海軍港務部保管 02.01.11:呉鎮第32号ノ94ノ6:廃船処分の件上申 02.02.03:官房第357号:旧練習船千代田を標的船に改造の件訓令       前檣及艦橋フラットより上部並補助機械、測距儀、探照燈、水路計器及其の他陸揚の価値ありと       認むるものを取外しの上、昭和二年度艦砲研究射撃標的船として速力約十節にて曳航に適する様       工事を施行するものとす 02.02.04:官房第101号ノ2:廃船認許 02.02.28:廃船:呉鎮第32号ノ94ノ9 02.04.10:呉海軍工廠に引渡し 02.08.05:沈没
喪失場所:豊後水道 喪失原因:爆撃練習の実艦的として撃沈処分

同型艦

 なし。

兵装

(日清戦争時)
 四十口径安式十二拇速射砲10門、四十七密米保式速射砲14門、八密米五諾機砲1門、
 三十六拇水上発射管3門。

 四十口径安式十二拇速射砲10門、四十七密米保式速射砲14門、十一密米峩式機砲(十砲身)3基、
 三十六拇水上発射管3門。

写真資料

 雑誌「世界の艦船」海人社 1976年7月号増刊「日本軍艦史1.明治編」(P.22)
 雑誌「世界の艦船」海人社 1991年9月号増刊「日本巡洋艦史」(P.39)
 雑誌「世界の艦船」海人社 2012年1月号増刊「日本巡洋艦史」(P.26-27)
 雑誌「世界の艦船」海人社 2022年7月号(P.43)
 「帝國最新軍艦帖」畫報社支店 M44.11 「海軍」編輯局編(44)
 「大日本帝國軍艦寫眞帖」田中良三 T元.11 尚美堂
 「幕末以降 帝國軍艦寫眞と史実」 S10.11 財団法人海軍有終會(P.46)
 「海軍艦艇史2」 潟xストセラーズ S55.06 福井静夫(2050-2057)
 「写真日本海軍全艦艇史」 潟xストセラーズ H06.12 福井静夫(1209)
   (0001,0003-0005,0318-0320,0338,0345,1209,3164,3171,3173,3175-3177,3184,3220)
 「日本海軍艦艇写真集 巡洋艦」ダイヤモンド社 H17.08 呉市海事歴史科学館(P.22)
 「極秘日露海戦写真貼」柏書房 H16.03 (P.416)

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