第百七十二號驅潜特務艇の艦歴

 年 月 日：艦歴

 18.11.20：起工、仮称艦名：第2022號艦
 19.03.27：進水
 19.04.05：命名：達第107号：第百七十二號驅潜特務艇
 19.04.05：類別等級制定：内令第534号：種別：特務艇、類別：驅潜特務艇、艇型：第一號型
 19.04.05：本籍仮定：内令第532号：舞鶴鎮守府
 19.05.--：富山〜05.26舞鶴
 19.06.15：竣工

 19.06.15：本籍：内令第763号：舞鶴鎮守府
 19.06.15：内令第764号：舞鶴防備隊所属
 19.06.15：戦時編制：舞鶴鎮守府部隊舞鶴防備隊
 19.06.15：軍隊区分：機密舞鶴鎮守府命令作第92号：海面防備部隊
 19.07.--：特務艇長：海軍中尉　加藤　喜久治
 19.07.--：軍隊区分：第一部隊
 19.07.03：舞鶴〜哨戒〜07.06舞鶴
 19.07.09：舞鶴海面防備部隊電令作第31号：
 　　　　　１．舞鶴鎮守府電令作第49号に依り若狭海面第二哨戒配備となす、警戒を厳にせよ
 　　　　　２．鷲埼、第二昭和丸、第百六十二號、第百七十二號驅潜特務艇は速に出港、夫々（ヘ）西
 　　　　　　　（ヘ）東（ホ）（ニ）哨区の哨戒をなせ
 19.07.09：舞鶴〜哨戒〜07.14舞鶴
 19.07.15：舞鶴〜教練運転〜07.15舞鶴
 19.07.18：舞鶴〜教練射撃〜07.18舞鶴
 19.07.21：舞鶴〜聯合教練、対潜掃蕩訓練〜07.21舞鶴
 19.07.22：舞鶴〜聯合教練〜07.23舞鶴
 19.08.03：舞鶴〜哨戒〜08.06舞鶴
 19.08.15：舞鶴〜哨戒〜08.18舞鶴
 19.08.19：舞鶴〜諸訓練〜08.19舞鶴
 19.08.25：舞鶴〜諸訓練〜08.25舞鶴
 19.08.30：舞鶴〜
 　　　　　〜08.30「呂號第百九潜水艦」の水路嚮導〜
 　　　　　〜08.31「呂號第百十二潜水艦」の水路嚮導〜
 　　　　　〜09.02舞鶴
 19.09.05：舞鶴〜対潜訓練〜09.05舞鶴
 19.09.12：舞鶴〜対潜訓練〜09.12舞鶴
 19.09.17：舞鶴〜哨戒〜
 　　　　　〜09.20対潜掃蕩〜09.22舞鶴
 19.10.02：舞鶴〜哨戒〜10.05舞鶴
 19.10.10：舞鶴〜聴音探知訓練〜10.10舞鶴
 19.10.13：舞鶴〜聴音探知訓練〜10.13舞鶴
 19.10.15：軍隊区分：機密舞鶴鎮守府命令作第100号：海面防備部隊
 19.10.17：舞鶴〜哨戒〜10.20舞鶴
 19.10.29：舞鶴〜ハ哨区対潜掃蕩〜11.03七尾
 19.11.07：七尾〜ロハ哨区哨戒〜11.09新潟
 19.11.14：新潟〜イロ哨区哨戒〜11.15新潟
 19.11.18：新潟〜哨戒〜11.19七尾
 19.11.22：七尾〜ロハ哨区哨戒〜11.26七尾
 19.11.30：七尾〜哨区哨戒〜12.04七尾
 19.12.08：七尾〜ハ哨区哨戒〜12.11七尾
 19.12.14：七尾〜哨戒〜12.15小木
 19.12.15：軍隊区分：機密舞鶴鎮守府命令作第104号：海面防備部隊
 19.12.16：小木〜哨戒〜12.17七尾
 19.12.20：七尾〜哨戒〜12.23七尾
 19.12.25：舞海防機密第250807番電：哨区交代、舞鶴帰投
 19.12.28：七尾〜12.29舞鶴
 20.01.05：舞鶴〜哨戒〜01.08舞鶴
 20.01.11：舞鶴〜作業〜01.11舞鶴
 20.01.14：舞鶴〜哨戒〜01.17舞鶴
 20.01.21：入渠、軽探送波器保持器伸張工事
 20.02.01：工事完了
 20.02.04：舞鶴〜哨戒〜02.07舞鶴
 20.02.12：舞鶴〜哨戒〜02.13舞鶴
 20.02.19：舞鶴〜哨戒〜
 　　　　　〜02.22教練運転〜02.22舞鶴
 20.03.--：特務艇長：海軍中尉　伊藤　吉郎
 20.03.16：舞鶴〜哨戒〜03.20舞鶴
 20.03.28：舞鶴〜哨戒〜
 　　　　　〜04.08対潜掃蕩〜
 　　　　　〜04.11伊根04.11〜04.11舞鶴
 20.04.15：舞鶴〜成生、経ヶ岬付近哨戒〜
 　　　　　〜04.18 機械故障漂流中の「春山丸」救助任務〜
 　　　　　〜04.19敦賀
 20.04.26：修理
 20.05.01：舞鶴〜哨戒〜05.05舞鶴

 20.05.08：軍隊区分：舞鎮電令作第9号：門司回航、第一海上護衛隊長官指揮下　
 20.05.10：舞海防電令作第42号：05.10 0730出港、門司に進出
 20.05.10：舞鶴〜05.10美保関05.11〜05.12門司05.12〜05.12吉見
 20.05.11：軍隊区分：第一護衛艦隊電令作第57号：對馬海峡方面部隊関門防備部隊指揮官の区処
 20.05.15：軍隊区分：對馬海峡方面部隊電令作第8号：関門防備部隊
 20.05.19：軍隊区分：海護総電令作第474号：舞鎮護衛部隊に復帰　
 20.05.20：軍隊区分：對馬海峡方面部隊電令作第10号：関門防備部隊より除く

 20.05.22：下関〜05.22油谷湾05.23〜05.24舞鶴
 20.05.25：舞鶴〜
　         〜05.26 戦闘掃海〜
 　　　　　〜05.26 1830 伏木港口灯台30度1500mにて磁気機雷１個処分、これにより他の機雷が誘爆
 　　　　　　浅深度のため爆圧により沈没

 20.05.26：沈没
 20.08.10：内令第724号：舞鶴防備隊所属解除
 20.08.10：除籍：内令第725号
 21.04.01：類別等級削除：軍令第1号（自然消滅）

 喪失場所：N.-E. 伏木港口灯台30度1500m
 喪失原因：触雷

同型艇

 第一號〜第百號、第百五十一號〜第二百五十號。

兵装

（第一號型驅潜特務艇の計画時）
 九二式七粍七単装機銃１基、爆雷22個、吊下式水中聴音機１基、軽便探信儀１基。

写真資料

 なし

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