第八十七號驅潜特務艇の艦歴

 年 月 日：艦歴

 18.08.10：起工、仮称艦名：第586號艦
 18.12.01：命名：達第305号：第八十七號驅潜特務艇
 18.12.01：類別等級制定：内令第2589号：種別：特務艇、類別：驅潜特務艇、艇型：第一號型
 18.12.01：本籍仮定：内令第2579号：佐世保鎮守府
 18.11.30：進水
 19.02.13：竣工

 19.02.13：本籍：内令第322号：佐世保鎮守府
 19.02.13：内令第323号：佐世保防備隊所属
 19.02.13：戦時編制：佐世保鎮守府部隊佐世保防備戦隊佐世保防備隊
 19.02.--：軍隊区分：北九州部隊
 19.03.13：軍隊区分：佐海防電令作第102号：大島部隊に編入、速やかに瀬相回航
 19.03.26：佐世保鎮守府海面防備部隊電令作第107号：
 　　　　　　北緯29度12分東経129度37分の敵潜を掃蕩撃滅すべし
 19.03.26：大島防備隊電令作第22号：
 　　　　　　掃蕩要領宝島諏訪瀬島連絡線以南以東の海面とし北緯29度12分東経129度37分を起点とする半径20浬圏内
 　　　　　　其の他先任艇長所定 
 19.03.28：佐世保鎮守府海面防備部隊電令作第113号：
 　　　　　　佐海防電令作第106号及第107号の掃蕩を止め
 19.04.03：大島防機密第031158番電：
 　　　　　　第八十七號驅潜特務艇、漁船５隻は1300瀬相発沖永良部島附近迄進出し鹿船団前路掃蕩に任ずべし
 19.04.03：大島防機密第031158番電：1300瀬相発沖永良部島附近迄進出し船団前路掃蕩
 19.04.10：戦時編制：佐世保鎮守府部隊佐世保防備隊
 19.04.12：1134（N27.50-E128.48）潜望鏡発見、対潜掃蕩
 19.09.23：（ミ21船団護衛）門司〜09.29高雄
 19.09.29：軍隊区分：哨戒部隊
 19.09.30：呂宗海峡部隊電令作第10号：
 　　　　　　第八十七號及び第九十二號驅潜特務艇は10月１日午後高雄発のタマ28船団の直接護衛に任ずべし
 　　　　　　ボジドウル岬附近にて護衛を止め爾後概ね列島線へりに対し哨戒しつつ帰投せよ
 　　　　　　３日以降単独行動中は夜間対空味方識別に注意せよ
 19.10.--：軍隊区分：哨戒部隊第二哨戒隊
 19.10.01：（タマ28船団護衛）高雄〜
 　　　　　〜10.02 2249（N21.02-E121.26）陸軍徴傭船「津山丸」、同「マカツサ丸」被雷〜
 　　　　　〜10.02 2400頃 陸軍徴傭船「津山丸」沈没〜
 　　　　　〜10.03ムサ
 19.10.04：（タマ28船団護衛）ムサ〜
 　　　　　〜ボセドール岬にて護衛終了〜

 19.10.12：沈没
 19.12.10：内令第1343号：佐世保防備隊所属削除
 19.12.10：類別等級削除：内令第1335号
 19.12.10：除籍：内令第1345号

 喪失場所：N.-E. 台湾東港附近
 喪失原因：米第38機動部隊艦載機による空爆

同型艇

 第一號〜第百號、第百五十一號〜第二百五十號。

兵装

（第一號型驅潜特務艇の計画時）
 九二式七粍七単装機銃１基、爆雷22個、吊下式水中聴音機１基、軽便探信儀１基。

写真資料

 なし

前の艇へ　←　驅潜特務艇　→　次の艇へ

Homeへ戻る