春陽丸の船歴
年 月 日:船歴
--.--.--:起工
T05.10.--:進水、命名:春陽丸
T--.--.--:竣工
T05.11.--:新規登録:所有者:山本 源吉、船籍港:尼崎市、
登録総噸数:805、登録純噸数:542
T06.02.19:訂正登録:登録総噸数:808、登録純噸数:545
T07.03.19:変更登録:所有者:株式會社八巻商店
T09.05.10:日本郵船株式會社と傭船契約締結:大正09年05月11日までに熱田港に於て積荷悉皆陸揚を終り
航海準備を整え横須賀軍港に向け出帆の日より使用
T09.05.10:入籍:内令第144号:特設運送船(給炭船)、横須賀鎮守府所管、第三艦隊所属
T09.05.10:第三艦隊法令第19号:第三艦隊特務隊
T09.05.10:監督官:海軍大尉 寺垣 孝三
T09.05.13:徴傭授受
T09.05.13:寺垣大尉着任
T09.05.14:艤装工事着手
船橋点滅信号燈新設
後部船艙の一隅に兵員室四人分を新設
前部船員室、下部会食堂、兵員室の四箇所に消火器台を新設
兵員室にストーブ1個新設
デリック、ワイヤーを取換
大皷型四噸浮標9個附属具共、水雷缶球型浮標10個附属具共、位置浮標若干搭載
行動用和炭290t、同予備和炭100t、飲料水70t搭載、需品搭載
T09.05.15:(第1回)横須賀〜05.22加斯土里湾
T09.05.22:通牒:経船第5号
T09.05.23:0900 大型敷設艇「葦埼丸」に横付け球型水雷罐10個卸方
T09.05.24:軍艦「敷島」に横付け航路標識用大皷型二噸浮標及附属具繋留用具全部を搭載
T09.05.26:軍艦「千早」より小銃6挺受領
T09.05.28:加斯土里湾〜
〜05.28 間宮海峡一番より七番迄浮標設置〜
〜05.28ラザレバ岬沖
T09.05.29:ラザレバ岬沖〜
〜05.28 間宮海峡八番より十七番迄浮標設置〜
〜05.29ジャオレ岬沖
T09.05.29:軍艦「敷島」艦載水雷艇に缶水及糧食補給、船尾に繋留
T09.05.30:缶水、雑用水15t搭載
軍艦「敷島」艦載水雷艇に缶水及糧食補給、船尾に繋留
T09.05.31:ジャオレ岬沖〜
〜05.31 間宮海峡十八番浮標設置〜
〜05.31フジ沖
T09.05.31:1500 大型敷設艇「葦埼丸」を横付け浮標設置材料転載
T09.06.04:特設運送船「多摩丸」より石炭搭載
T09.06.12:加斯土里湾〜06.15小樽
T09.06.18:(第2回)小樽〜06.21泥港〜亞港〜尼港
T09.07.03:尼港〜
〜07.03 0630頃 プロンゲ岬信号桿の北41度西2浬1鏈にて座礁〜
〜07.03 0652 敷設艇「葦埼」が曳卸開始〜
〜07.03 0730 船尾に曳索を取り曳卸しを試みるが失敗〜
〜07.03 0800 船首に曳索を取り曳卸しを試みるが失敗〜
〜07.03 0951 船尾に曳索を取り曳卸し〜
〜07.03 1000 離礁〜
〜07.03加斯土里湾
T09.07.05:0530 特設運送船「多摩丸」に横付け
0540 特設運送船「多摩丸」より練炭搭載開始
2030 特設運送船「多摩丸」より練炭搭載中止460t
T09.07.06:0600 特設運送船「多摩丸」より練炭搭載開始
1900 特設運送船「多摩丸」より練炭搭載終了340t
1930 横付け離す
T09.07.07:加斯土里湾〜
〜07.07 1730 雑役船「栗橋」に横付け、「栗橋」 より飲料水22t補給〜
〜07.07 間宮海峡十七番浮標付近
T09.07.08:間宮海峡十七番浮標付近〜
〜07.08 0900 驅逐艦「時雨」に会合〜
〜07.08 十六番浮上にて軍艦「千早」に会合〜
〜07.08 間宮海峡三十九番浮標付近
T09.07.09:間宮海峡三十九番浮標付近〜07.11ヱイリネヤ湾外07.12〜07.12ヱイリネヤ湾
T09.07.14:0700 軍艦「千早」に横付け
0750 軍艦「千早」に石炭補給開始
1230 軍艦「千早」に石炭補給終了150t
1300 横付け離す
T09.07.16:ヱイリネヤ湾〜07.16オコツク
T09.07.18:オコツク〜07.19アイアン付近07.20〜07.20アイアン
T09.07.27:0500 軍艦「千早」に横付け
0600 軍艦「千早」に練炭補給開始
1130 軍艦「千早」に錬炭補給終了240t
1300 横付け離す
便乗者4名乗船
T09.07.--:アイアン〜07.28樺太水道北口07.29〜
〜07.29 0500 五十六番浮標にて驅逐艦「時雨」に会合、便乗者1名乗船〜
〜07.29ジャオレ岬沖
T09.07.29:驅逐艦「時雨」に練炭50t補給、河水15t搭載
T09.07.30:ジャオレ岬沖〜07.30亞港
T09.07.31:便乗者5名退船
T09.07.31:0600 特設運送船「多摩丸」に横付け
0700 特設運送船「多摩丸」より和炭搭載開始
1500 特設運送船「多摩丸」より和炭搭載終了100t
1600 横付け離す
T09.07.31:便乗者9名乗船
T09.07.31:亞港〜08.05小樽
T09.08.11:(第3回)小樽〜08.13亞港〜尼港
T09.08.24:尼港〜08.24亞港
T09.08.29:特設運送船「多摩丸」より石炭100t、清水56t搭載
T09.08.30:亞港〜08.30泥港
T09.08.30:特設運送船「多摩丸」より石炭200t搭載
T09.08.31:泥港〜09.05ヱイリネヤ09.05〜09.05オコツク09.06〜09.09亞港
T09.09.--:亞港〜09.15小樽
T09.09.23:(第4回)小樽〜09.27亞港09.28〜09.28間宮海峡〜10.11亞港
T09.10.12:亞港〜10.15小樽10.16〜函館10.19〜10.22横須賀
T09.10.26:除籍:内令第411号ノ2
T09.10.--:解傭
T10.02.04:変更登録:所有者:株式會社野村商會
T14.08.--:基隆〜
〜08.26 0300頃 珠江内セコンドバー付近にて座洲〜
〜08.28 離礁〜
〜08.28広東
03.07.08:座洲
03.09.05:抹消登録:事由:沈没
喪失場所:福山沖
喪失原因:海難
同型船
なし。
兵装
要調査
写真資料
「日本汽船件名録 第七版」(P.118)
「日本汽船件名禄 第八版」(P.124)
「日本汽船件名録 第九版」(P.118)
「日本汽船件名録 第十版」(P.112)
「日本汽船件名録 第十一版」(P.107)
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