顕生丸の船歴

 年 月 日:船歴

--.--.--:起工 16.02.20:進水、命名:Hinsang(顕生) 16.06.--:竣工
16.06.--:新規登録:船舶番号:172785、信号符字:VRFL、           所有者::Indo-China Steam Navigation Co., Ltd.、船籍港:Hong Kong(英国)、           登録総噸数:4,643.91、登録純噸数:3,453.55、           登録長:357.1呎、登録幅:53.2呎、登録深:23.6呎 16.06.17:登録検査、船級:LR ✠100A1 16.12.--:砲撃に依り船橋、船尾樓焼失 16.12.--:沈没
喪失場所:香港 喪失原因:-
17.02.12:第十一特別工作部機密第13番電(02.18附):引揚げ作業着手 17.05.25:第十一特別工作部機密第151番電:       顕生(調査番号:東港九號)今月中浮揚の見込み 17.06.01:第十一特別工作部機密第21号ノ33:       作業終了予定月日:6月上旬 17.08.04:浮揚:第十一特別工作部機密第314番電(08.05附) 17.--.--:改名:顕生丸、 17.3Q  :信号符字點附:JAXS
18.04.--:徴傭:船舶運營會 18.04.--:運航:大阪商船株式會社 18.06.21:第9次海軍指定船 18.07.--:陸軍配當船として運航(18.09まで) 18.09.07:(第424船団)聖雀〜      〜09.07 1325 「千代田丸」が舵故障し列外に出る〜      〜09.07 1337 「第二號哨戒艇」が反転し「千代田丸」の警戒にあたる〜      〜09.09 0845 「第二號哨戒艇」が船団と合同、定位置に就く〜      〜09.09 2020 「東星丸」が機械故障、「第二號哨戒艇」が反転し警戒にあたる〜      〜09.09 2125 「東星丸」が故障復旧し列に入る〜      〜09.11 0100 マニラ行、陸軍徴傭船帝龍丸」が分離〜      〜09.11 1745 雷跡発見左45度一斉回頭、「第二號哨戒艇」が反転現場に向かう〜      〜09.11 2115 「第二號哨戒艇」が船団と合同(魚群と判明)〜      〜09.12 0830 陸軍配當船z謚ロ」が機械故障、「第二號哨戒艇」が反転し警戒にあたる〜      〜09.12 1120 陸軍配當船「z謚ロ」「第二號哨戒艇」が船団と合同〜      〜09.13 1400 厦門行、「安興」「海口丸」が船団より分離〜      〜09.14馬公 18.10.--:陸軍配當船として運航(19.01まで) 18.10.18:(第107船団)門司〜10.24高雄 19.02.--:陸軍配當船として運航(最期まで) 19.03.01:(モタ07船団)門司〜03.09高雄 19.05.04:(ミ02船団)ミリ〜      〜05.04 2100 イムルアン湾に仮泊、「第三十八號哨戒艇」は湾口を移動哨戒〜      〜05.05 0530 出港、「第三十八號哨戒艇」が護衛を開始〜      〜05.06 0801(N07.19.5-E116.52.5)海軍配當船日新丸」が被雷、沈没〜      〜05.07セントポール湾05.08〜      〜05.10マニラ 19.06.23:(ミ09船団)門司〜06.29高雄 19.06.30:(ミ09船団)高雄〜07.03マニラ07.07〜07.13ミリ 19.08.29:(ミ14船団)ミリ〜08.30バーヤ湾08.30〜08.31グエイ09.02〜09.04ホンダ湾09.04〜      〜09.05マニラ 19.09.08:(ミ14船団)マニラ〜09.08バターン09.09〜09.09サンタクルーズ09.10〜      〜09.10サンフェルナンド09.12〜09.12ラポック09.13〜09.14ムサ湾09.14〜      〜09.15サブタン09.16〜09.17高雄 19.09.20:(ミ14船団)高雄〜09.21福瑤島09.22〜09.22黄門湾09.23〜09.24泗礁山09.26〜      〜09.27飛揚島09.28〜09.29門司 19.11.03:(ミ25船団)門司〜11.16聖雀 19.11.22:(ミ25船団)聖雀〜11.26ミリ 19.12.--:陸軍部隊将兵42名乗船、航空揮発油、ゴム、米、硫黄、兵器、モビール油計5,000t搭載 19.12.30:昭南〜01.02聖雀 20.01.11:(サタ05船団)聖雀〜      〜01.12 0000 「第百四十九號輸送艦」が船団から分離〜      〜01.12 0810(N11.10-E108.53)敵機と交戦〜      〜01.12 0830 敵機と交戦〜      〜01.12 0900 被爆2個〜      〜01.12 0905 大爆発
20.01.12:沈没 --.--.--:解傭
喪失場所:N11.10-E108.53 佛印パドラン湾セシルデテル島沖 喪失原因:米第38機動部隊艦載機による空爆

同型船

 要調査。

兵装

 八糎砲1門、二十五粍*機銃2基、七粍七単装機銃2基、爆雷。
* 武装商船警戒隊戦闘詳報第342号の本文中では25mm機銃となっているが主要人名簿では13mm機銃となっている。

写真資料

 「商船が語る太平洋戦争」H14.05 野間恒(P.483)

図面資料

 "Lloyd's Register Foundation-Heritage & Education Centre", Unique reference code:-
   LRF-PUN-005656-005670-0279-P
   LRF-PUN-005656-005670-0280-P
   LRF-PUN-005656-005670-0281-P
   LRF-PUN-005656-005670-0282-P

備考

 本船の原名は「顕生」ですが日本船としては「顕生丸」とするものと「顕正丸」とするもの(海上交通保護船名簿等)が混在しています。本サイトでは「日本船名録」の信号符字汽船(未登録船)欄の「顕生(丸)」を正としております。


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