第十五昭南丸の船歴
年 月 日:船歴
14.03.24:起工
14.06.23:進水、命名:第十五昭南丸
14.10.10:竣工
14.09.--:新規登録:所有者:日本水産株式會社
14.10.09:船舶検査証書交付
14.--.--:(第五回南氷洋捕鯨)〜11.14フリーマントル〜11.30フリーマントル〜
〜03.18フリーマントル〜03.28フリーマントル〜
15.--.--:(第六回南氷洋捕鯨)
16.05.21:汽船捕鯨業許可
許可番号:第一三九號
名義:日本水産株式會社
操業区域:
下総國犬吠崎より陸奥國尻矢崎に至る間の沖合
渡島國恵山岬より根室國納沙布岬に至る間の沖合
北見國知床岬より同宗谷岬に至る間の沖合
千島國色丹島周囲の沖合
千島國択捉島周囲の沖合
千島國幌筵島及占守島周囲の沖合
許可期間:昭和16年05月21日より起算して一箇年
条件又は制限
根據地:日本水産株式會社鮎川、釜石、霧多布、斜古丹、紗那、単冠、加熊別、網走、
北千島の各事業場
鯨漁時期:周年
16.05.30:中間検査
16.08.14:徴傭
16.09.12:入籍:内令第1049号:特設驅潜艇、横須賀鎮守府所管
16.09.12:驅潜艇長:海軍豫備中尉 玉井 章
16.10.03:株式會社金指造船所にて艤装工事完了
16.10.15:特設驅潜隊編制:内令第1251号:第五十七驅潜隊
16.10.15:戦時編制:聯合艦隊第四艦隊第四根據地隊第五十七驅潜隊
16.11.11:略称制定:第573号驅潜艇
16.11.17:横須賀〜12.09トラック
16.12.--:軍隊区分:トラック方面防備部隊ポナペ海上部隊
16.12.10:トラック〜哨戒〜12.13トラック
16.12.18:トラック〜哨戒〜
〜12.20座礁した特設監視艇「甚生丸」の監視警戒
〜12.23トラック
16.12.29:トラック〜ポナペ
17.01.--:ポナペ方面哨戒
17.02.--:ポナペ方面哨戒
17.03.--:ポナペ方面哨戒
17.04.--:ポナペ方面哨戒
17.04.10:軍隊区分:機密トラック方面防備部隊命令作第10号:ポナペ海上部隊
17.04.23:軍隊区分:機密トラック方面防備部隊命令作第11号:ポナペ海上部隊
17.05.--:ポナペ方面哨戒
17.06.--:ポナペ方面哨戒
17.07.14:略称:第四艦隊機密第323号:573
17.07.--:ポナペ方面哨戒07.27〜07.29トラック
17.08.01:驅潜艇長:海軍豫備大尉 玉井 章
17.08.17:トラック〜特設運送船「第六眞盛丸」「第二春山丸」護衛〜08.19ポナペ
17.10.--:ポナペ方面哨戒
17.11.--:ポナペ方面哨戒
〜12.16クサイ12.18〜
17.12.--:ポナペ方面哨戒
18.01.06:ポナペ〜護衛〜01.08ポナペ
18.01.17:ポナペ〜護衛〜01.19ポナペ
18.01.21:ポナペ〜01.23トラック
18.01.25:トラック〜礁外哨戒〜01.29トラック
18.01.31:トラック〜哨区哨戒〜02.02トラック
18.02.--:軍隊区分:トラック海上部隊北方部隊
18.02.10:トラック〜哨区護衛〜02.14トラック
18.02.18:トラック〜哨区哨戒〜02.21トラック
18.02.25:トラック〜哨区哨戒〜02.27トラック
18.03.05:トラック〜護衛、哨区哨戒〜03.09トラック
18.03.13:トラック〜哨区哨戒〜03.15トラック
18.03.15:機関修理(04.02まで)
18.03.31:水産統制令に基づき日本水産株式會社の権利業務一切を日本海洋漁業統制株式會社が承継
18.2Q :変更登録:所有者:日本海洋漁業統制株式會社
18.04.03:トラック〜哨区哨戒〜04.07トラック
18.04.10:トラック〜対潜掃蕩〜04.14トラック
18.04.15:トラック〜哨区哨戒〜04.18トラック
18.04.22:トラック〜護衛〜04.25トラック
18.04.25:トラック〜04.26トラック
18.04.29:トラック〜哨区哨戒〜対潜掃蕩〜05.03トラック
18.05.06:トラック〜哨区哨戒〜05.10トラック
18.05.14:トラック〜哨区哨戒〜05.18トラック
18.05.20:トラック〜哨区哨戒〜05.25トラック
18.06.03:トラック〜哨区哨戒〜06.07トラック
18.06.12:トラック〜護衛、救難〜06.15トラック
18.06.17:トラック〜哨区哨戒〜06.21トラック
18.06.23:トラック〜対潜掃蕩〜06.27トラック
18.07.01:驅潜艇長:海軍大尉 玉井 章
18.07.--:軍隊区分:機密カロリン方面防備部隊命令作第22号:トラック海上部隊哨戒隊
18.07.03:トラック〜哨区哨戒〜07.07トラック
18.07.07:給水ポンプ修理(07.13まで)
18.07.14:トラック〜哨区哨戒〜07.20トラック
18.07.20:機械分解手入(07.29まで)
18.07.30:(護衛)トラック〜カビエン〜ラバウル
18.08.10:(第2072船団護衛)ラバウル〜カビエン〜08.14トラック
18.08.17:(護衛)トラック〜08.20トラック
18.08.22:(護衛)トラック〜08.26トラック
18.08.27:トラック〜試運転〜08.27トラック
18.09.--:修理
18.09.25:トラック〜試運転〜09.25トラック
18.09.28:トラック〜哨区哨戒〜10.03トラック
18.10.04:トラック〜対潜掃蕩〜10.06トラック
18.10.08:軍隊区分:第四港務部
18.10.21:トラック〜射撃訓練〜10.21トラック
19.02.05:トラック〜作業地〜02.08トラック
19.02.13:トラック〜護衛、哨区哨戒〜
19.02.17:沈没
19.03.04:戦時編制:聯合艦隊中部太平洋方面艦隊第四艦隊第四根據地隊第五十七驅潜隊
19.03.31:特設驅潜隊編制:内令第503号:第五十七驅潜隊より削る
19.03.31:除籍:内令第508号
19.06.30:解傭
喪失場所:トラック北水道
喪失原因:米第50.9任務部隊の水上艦による砲撃
同型船
第十二昭南丸、第十六昭南丸、第十七昭南丸。
兵装
八糎砲1門、爆雷12個、九四式投射機1組、爆雷投下台2基、吊下式水中聴音機1基。
(官房艦機密第866号(19.02.14)による調整図面)
八糎砲1門、九六式二十五粍単装機銃2基。
写真資料
"WW II Wrecks of the Kwajalein and Truk Lagoons" North Valley Diver Publications 1992 Dan E. Bailey
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