昭和丸の船歴
年 月 日:船歴
--.--.--:起工
03.05.--:進水、命名:Showa Maru
03.05.15:竣工
03.--.--:新規登録:信号符字:LGQT、
所有者:H.G. Melsom、船籍港:Tonsberg、
登録総噸数:182、登録純噸数:58、
登録長:104.3呎、登録幅:21.2呎、登録深:12.0呎
03.11.21:私設無線電信施設許可:逓信省告示第2635号:
1.施設者名:東洋捕鯨株式會社
3.機器装置場所:汽船昭和丸(定繋港:大阪)
4.呼出符号:JCQC
03.11.27:託送発受所名:逓信省告示第2704号(11.29附):
発受所名:捕鯨昭和丸託送(東洋捕鯨株式會社昭和丸)、呼出符号:JCQC
03.11.--:新規登録:事由:外国船購入
改名:昭和丸、船舶番号:33852、
所有者:東洋捕鯨株式會社、船籍港:下關市、
登録総噸数:187、登録純噸数:62、
登録長:104.5呎、登録幅:21.1呎、登録深:12.9呎
03.12.29:信号符字點付:逓信省告示第2981号:TQDR
04.03.18:変更登録:船籍港:西宮市
07.04.01:汽船捕鯨業許可
許可番号:第七一號
名義:東洋捕鯨株式會社
操業区域:
大隅國奄美諸島周囲の沖合
日向國都井崎より豊後國佐賀関に至る間の沖合
伊豫國由良崎より阿波國蒲生田崎に至る間の沖合
紀伊國比井崎より志摩國大王崎に至る間の沖合
小笠原島周囲の沖合
安房國洲ノ崎より陸奥國尻矢崎に至る間の沖合
渡島國恵山岬より根室國納沙布岬に至る間の沖合
北見國知床岬より同宗谷岬に至る間の沖合
千島國色丹島周囲の沖合
千島國択捉島周囲の沖合
千島國幌筵島及占守島周囲の沖合
能登半島周囲の沖合より出雲國地蔵岬に至る間の沖合
對馬國周囲の沖合
壹岐國周囲の沖合
肥前國五島列島周囲の沖合
許可期間:昭和07年04月08日より起算して五箇年
条件又は制限
根據地:東洋捕鯨株式會社久根津、細島、甲浦、大島、串本、小笠原、小名浜、鮎川、
釜石、鮫、室蘭、霧多布、網走、斜古丹、単冠、内保、紗那、加熊別、宇出津、
敦賀、大河内、壹岐、黄島の各事業場
鯨漁時期:周年
08.01.01:信号符字変更:逓信省告示第2409号(07.12.29附):JCQC
09.06.30:汽船捕鯨業許可
許可番号:第九一號
名義:日本捕鯨株式會社
操業区域:
大隅國奄美諸島周囲の沖合
日向國都井崎より豊後國佐賀関に至る間の沖合
伊豫國由良崎より阿波國蒲生田崎に至る間の沖合
紀伊國比井崎より志摩國大王崎に至る間の沖合
小笠原島周囲の沖合
安房國洲ノ崎より陸奥國尻矢崎に至る間の沖合
渡島國恵山岬より根室國納沙布岬に至る間の沖合
北見國知床岬より同宗谷岬に至る間の沖合
千島國色丹島周囲の沖合
千島國択捉島周囲の沖合
千島國幌筵島及占守島周囲の沖合
能登半島周囲の沖合より出雲國地蔵岬に至る間の沖合
對馬國周囲の沖合
壹岐國周囲の沖合
肥前國五島列島周囲の沖合
許可期間:昭和09年07月01日より起算して五箇年
条件又は制限
根據地:日本捕鯨株式會社久根津、細島、甲浦、串本、大島、小笠原、小名浜、鮎川、
釜石、鮫、室蘭、霧多布、斜古丹、紗那、単冠、内保、加熊別、網走、宇出津、
敦賀、大河内、壹岐、黄島の各事業場
鯨漁時期:周年
09.07.18:変更登録:所有者:日本捕鯨株式會社
11.09.16:汽船捕鯨業許可失効(廃業)
11.09.16:汽船捕鯨業許可
許可番号:第一一五號
名義:共同漁業株式會社
操業区域:
大隅國奄美諸島周囲の沖合
豊後國佐賀関より日向國都井崎を経て大隅國野間岬に至る間の沖合及其の間に於ける
種子島、屋久島其他諸島の周囲の沖合但し鹿児島湾を除く
紀伊國比井崎より志摩國大王崎に至る間の沖合
小笠原島周囲の沖合
下総國犬吠崎より陸奥國尻矢崎に至る間の沖合
渡島國恵山岬より根室國納沙布岬に至る間の沖合
北見國知床岬より同宗谷岬に至る間の沖合
千島國色丹島周囲の沖合
千島國択捉島周囲の沖合
千島國幌筵島及占守島周囲の沖合
對馬國周囲の沖合
肥前國五島列島周囲の沖合
對馬國三島燈台より肥前國五島列島を経て筑前大島に至る間の沖合及其間に於ける
各島嶼の周囲の沖合
許可期間:昭和11年09月16日より起算して五箇年
条件又は制限
根據地:共同漁業株式會社久根津、外ノ浦、大島、小笠原、鮎川、釜石、鮫、加熊別、
霧多布、紗那、斜古丹、単冠、網走、大河内、壹岐、有川、呼子の各事業場
鯨漁時期:周年
11.10.30:変更登録:所有者:共同漁業株式會社
12.05.10:変更登録:所有者:日本水産株式會社に商号変更
12.05.10:定期検査
12.09.06:汽船捕鯨業許可証書換
名義:日本水産株式會社
根據地:共同漁業株式會社を日本水産株式會社捕鯨部に変更
13.05.18:中間検査
15.04.07:中間検査
15.10.02:徴傭
15.10.15:入籍:内令第707号:特設驅潜艇、横須賀鎮守府所管
15.10.15:驅潜艇長:海軍豫備大尉 杉本 安政
15.11.15:特設驅潜隊編制:内令第838号:第五十五驅潜隊
15.11.15:艦隊編制:聯合艦隊第四艦隊第三根據地隊第五十五驅潜隊
15.11.24:艤装工事完了
15.12.11:横須賀〜12.30パラオ
16.01.15:特設驅潜隊編制:内令第29号:第五十五驅潜隊
16.02.01:第三根據地隊機密第108番電:略称:第553号驅潜艇
16.09.01:戦時編制:聯合艦隊第四艦隊第三根據地隊第五十五驅潜隊
16.09.01:艦隊区分:第四艦隊機密第228番電:(46)第三根據地隊(4)第五十五驅潜隊
16.10.15:特設驅潜隊編制:内令第1251号:第五十五驅潜隊
16.12.--:艦隊区分:第三根據地隊(4)第五十五驅潜隊第二小隊(3)
16.12.--:軍隊区分:パラオ方面防備部隊
17.01.01:パラオ〜01.02パラオ
17.01.03:パラオ〜01.05パラオ
17.01.07:パラオ〜01.10パラオ
17.01.11:パラオ〜01.12パラオ
17.01.13:パラオ〜01.15パラオ
17.01.17:パラオ〜01.18パラオ
17.01.21:パラオ〜01.24パラオ
17.01.28:パラオ〜02.01パラオ
17.02.09:パラオ〜02.12パラオ
17.02.15:パラオ〜02.19パラオ
17.02.21:パラオ〜02.23パラオ
17.02.25:パラオ〜03.01パラオ
17.03.05:パラオ〜03.07パラオ
17.03.09:パラオ〜03.11パラオ
17.03.17:パラオ〜03.21パラオ
17.03.23:パラオ〜03.26パラオ
17.03.29:パラオ〜04.01パラオ
17.04.04:パラオ〜04.06パラオ
17.04.09:パラオ〜04.10パラオ
17.04.10:戦時編制:聯合艦隊第四艦隊第三特別根據地隊第五十五驅潜隊
17.04.13:パラオ〜04.14パラオ
17.04.17:パラオ〜04.18パラオ
17.04.24:パラオ〜04.25パラオ
17.04.28:パラオ〜04.29パラオ
17.05.02:パラオ〜05.02パラオ
17.05.07:パラオ〜05.08パラオ
17.05.10:パラオ〜05.11パラオ
17.05.16:パラオ〜05.17パラオ
17.05.18:パラオ〜05.19パラオ
17.05.22:パラオ〜05.23パラオ
17.05.26:パラオ〜05.27パラオ
17.05.31:特設驅潜隊編制:内令第980号:第五十五驅潜隊の項を削る
17.05.31:内令第985号:第三特別根據地隊所属
17.05.31:戦時編制:聯合艦隊第四艦隊第三特別根據地隊
17.06.03:パラオ〜06.04パラオ
17.06.07:パラオ〜06.08パラオ
17.06.12:パラオ〜06.13パラオ
17.06.15:内令第1051号:第四十三警備隊所属
17.06.15:戦時編制:聯合艦隊第四艦隊第四根據地隊第四十三警備隊
17.11.20:内令第2141号:呉鎮守府所管に変更
18.01.13:(船団護衛)パラオ〜01.18マニラ
18.02.--:軍隊区分:パラオ警備部隊
18.03.31:水産統制令に基づき日本水産株式會社の権利業務一切を日本海洋漁業統制株式會社が承継
18.2Q :変更登録:所有者:日本海洋漁業統制株式會社
18.07.--:軍隊区分:機密カロリン方面防備部隊命令作第22号:パラオ方面警備部隊
18.09.09:(第7092船団護衛)トラック〜
〜09.12 ---- 「營口丸」共に船団より分離、フハエスに向う〜
〜フハエス
18.10.18:(フ807船団護衛)パラオ〜
19.01.01:(現在)驅潜艇長:海軍大尉 中根 碓雄
19.01.05:パラオ〜01.08パラオ
19.01.10:内令第77号:第三十特別根據地隊所属
19.01.10:戦時編制:聯合艦隊第四艦隊第三十特別根據地隊
19.01.11:パラオ〜01.14パラオ
19.01.17:(「室蘭丸護衛」)パラオ〜アンガウル〜01.19パラオ
19.01.23:パラオ〜01.24パラオ
19.03.01:内令第392号:第三十根據地隊所属
19.03.01:戦時編制:聯合艦隊第四艦隊第三十根據地隊
19.03.04:戦時編制:聯合艦隊中部太平洋方面艦隊第三十根據地隊
19.03.25:十三粍単装機銃1基設置
19.03.30:マラカル島付近にて対空戦闘:十三粍機銃1,700発、小銃260発、拳銃5発発射
缶漏水、使用不能
無線空中線切断、後檣切断、艦橋ガラス破損
〜工作艦「明石」の救助
19.05.01:在パラオ
19.05.15:真水搭載
19.05.16:石炭搭載
19.05.30:真水搭載
19.06.10:真水、石炭搭載
19.06.19:真水搭載
19.06.27:真水搭載
19.07.07:真水搭載
19.07.12:石炭搭載
19.07.17:真水搭載
19.09.25:沈没
19.11.10:除籍:内令第1258号
19.11.10:解傭
喪失場所:パラオ・マラカル島
喪失原因:空爆
同型船
なし。
兵装
(17.07.14現在)
短八糎砲1門。
(19.03.25)
十三粍単装機銃1基、三八式小銃、陸式拳銃。
写真資料
"Norsk Teknisk Museum" Identifier: NTM 86/2-1723 to 1731
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