年 月 日:船歴
T14.01.05:起工 T14.09.05:進水、命名:さんとす丸 T14.12.10:竣工
T14.12.--:新規登録:登録純噸数:4,386 T14.12.11:登録検査、船級:LR ✠100A1 T14.12.18:南米線 T15.--.--:第66回伯剌西爾移民船:07.29サントス 02.--.--:第76回伯剌西爾移民船:01.16サントス 02.--.--:第82回伯剌西爾移民船:07.21サントス 03.--.--:第92回伯剌西爾移民船:01.13サントス 03.--.--:第101回伯剌西爾移民船:07.07サントス 04.--.--:第112回伯剌西爾移民船:01.03サントス 04.--.--:第122回伯剌西爾移民船:06.26サントス 04.--.--:第133回伯剌西爾移民船:12.11サントス 05.--.--:第146回伯剌西爾移民船:06.29サントス 05.--.--:第155回伯剌西爾移民船:12.10サントス 05.--.--:第164回伯剌西爾移民船:06.06サントス 06.--.--:第170回伯剌西爾移民船:11.11サントス 07.--.--:第175回伯剌西爾移民船:05.03サントス 07.09.09:変更登録:登録純噸数:4,363 07.--.--:第183回伯剌西爾移民船:10.05サントス 08.--.--:第192回伯剌西爾移民船:03.22サントス 08.07.19:変更登録:登録純噸数:4,354 08.--.--:第203回伯剌西爾移民船:08.29サントス 09.--.--:第213回伯剌西爾移民船:02.03サントス 09.--.--:第223回伯剌西爾移民船:07.02サントス 09.--.--:第233回伯剌西爾移民船:12.02サントス 10.--.--:第242回伯剌西爾移民船:04.29サントス 10.07.15:横浜〜07.16神戸(出帆表) 10.08.11:神戸〜四日市08.12〜08.13横浜08.15〜08.16神戸(出帆表) 11.11.16:第266回伯剌西爾移民船:横浜〜神戸11.18〜香港〜新嘉坡〜古倫母〜ダーバン〜景府〜 〜リオデジヤネロ〜12.28サントス〜ブエノスアイレス〜横浜11.--.--:変更登録:登録純噸数:4,353(註:昭和十二年度日本船名録の誤記) 12.04.13:第270回伯剌西爾移民船:横浜〜神戸04.15〜香港〜新嘉坡〜古倫母〜南阿〜 〜南米〜05.30サントス〜06.08ブエノスアイレス〜横浜 12.08.18:第274回伯剌西爾移民船:横浜〜神戸08.20〜香港〜新嘉坡〜古倫母〜南阿〜 〜10.05サントス〜10.08ブエノスアイレス〜横浜 --.--.--:南米航路に就航(以下の動静はすべて出帆表による予定) 12.12.24:第---回伯剌西爾移民船:横浜〜神戸12.26〜香港〜新嘉坡〜古倫母〜ダーバン〜景府〜 〜リオデジヤネロ〜サントス〜モンテビデオ〜ブエノスアイレス〜横浜 13.05.19:第281回伯剌西爾移民船:横浜〜神戸05.21〜香港〜新嘉坡〜古倫母〜ダーバン〜景府〜 〜リオデジヤネロ〜07.04サントス〜モンテビデオ〜ブエノスアイレス〜横浜 13.10.12:第284回伯剌西爾移民船:横浜〜神戸10.14〜香港〜新嘉坡〜古倫母〜東南阿諸港〜 〜リオデジヤネロ〜11.28サントス〜モンテビデオ〜ブエノスアイレス〜 〜神戸 14.02.22:第288回伯剌西爾移民船:神戸〜四日市02.23〜横浜02.26〜神戸02.28〜香港03.05〜 〜新嘉坡03.11〜古倫母03.17〜ダーバン03.28〜ケープタウン04.01〜 〜リオデジャネイロ04.12〜サントス04.14〜モンテビデオ04.17〜04.18ブエノスアイレス〜 〜神戸 14.08.01:第---回伯剌西爾移民船:神戸〜四日市08.02〜横浜08.05〜神戸08.07〜香港08.12〜 〜新嘉坡08.18〜古倫母08.24〜ダーバン09.04〜ケープタウン09.08〜 〜リオデジャネイロ09.19〜サントス09.21〜モンテビデオ09.24〜09.25ブエノスアイレス〜 〜神戸 14.12.17:第---回伯剌西爾移民船:神戸〜四日市12.18〜横浜12.21〜神戸12.23〜香港12.28〜 〜新嘉坡01.03〜古倫母01.09〜ダーバン01.20〜ケープタウン01.24〜 〜リオデジャネイロ02.04〜サントス02.06〜モンテビデオ02.09〜02.10ブエノスアイレス〜 15.06.03:日滿連絡航路に就航(以下の動静はすべて出帆表による予定) 15.06.03:神戸〜06.04門司06.04〜06.06大連06.08〜06.10門司06.10〜06.11神戸 15.06.12:変更登録:登録純噸数:4,349 15.06.14:神戸〜06.15門司06.15〜06.17大連06.20〜06.22門司06.22〜06.23神戸 15.06.27:神戸〜06.28門司06.28〜06.30大連07.02〜07.04門司07.04〜07.05神戸 15.07.08:神戸〜07.09門司07.09〜07.11大連07.13〜07.15門司07.15〜07.16神戸 15.07.20:神戸〜07.21門司07.21〜07.23大連07.25〜07.27門司07.27〜07.28神戸 15.08.01:神戸〜08.02門司08.02〜08.04大連08.06〜08.08門司08.08〜08.09神戸 15.08.13:神戸〜08.14門司08.14〜08.16大連08.18〜08.20門司08.20〜08.21神戸 15.08.25:神戸〜08.26門司08.26〜08.28大連08.30〜09.01門司09.01〜09.02神戸 15.09.05:神戸〜09.06門司09.06〜09.08大連09.10〜09.12門司09.12〜09.13神戸 15.09.16:神戸〜09.17門司09.17〜09.19大連09.21〜09.23門司09.23〜09.24神戸 15.09.26:神戸〜09.27門司09.27〜09.29大連10.01〜10.03門司10.03〜10.04神戸 15.10.08:神戸〜10.09門司10.09〜10.11大連10.13〜10.15門司10.15〜10.16神戸 15.10.21:神戸〜10.22門司10.22〜10.24大連10.26〜10.28門司10.28〜10.29神戸 15.11.01:神戸〜11.02門司11.02〜11.04大連11.06〜11.08門司11.08〜11.09神戸 15.12.02:神戸〜12.03門司12.03〜12.05大連12.07〜12.09門司12.09〜12.10神戸 15.12.--:神戸〜基隆〜高雄(定期)
16.01.24:徴傭 16.03.01:入籍:内令第170号:特設潜水母艦、横須賀鎮守府所管 16.03.01:舞鶴海軍工廠にて艤装工事開始 16.03.01:艦長:海軍大佐 木山 辰雄(兼務) 16.03.03:木山大佐着任 16.03.12:艦長:海軍大佐 松原 寛三 16.03.19:松原大佐着任、木山大佐退任 16.03.23:改名:滿珠丸、部内限り「さんとす丸」と呼称 16.03.31:舞鶴海軍工廠にて艤装工事完了、軍艦旗掲揚 16.04.01:急速整備就役準備作業、第一潜水戦隊潜水艦用魚雷実用頭部搭載作業(04.09まで) 16.04.09:舞鶴〜04.10横須賀 16.04.10:艦隊編制:聯合艦隊第六艦隊第一潜水戦隊 16.04.10:横須賀海軍工廠にて残工事及び発見工事開始 16.05.13:横須賀海軍工廠にて残工事及び発見工事完了 16.08.11:艦長:海軍大佐 關 禎 16.09.01:戦時編制:聯合艦隊第六艦隊第二潜水戦隊 17.01.--:軍隊区分:先遣部隊第二潜水部隊 17.01.--:横須賀 17.02.10:軍隊区分:南方部隊指揮官の指揮下 17.02.21:横須賀〜 〜02.28 スターリング湾で座礁した「伊號第五潜水艦」の救援作業〜 〜05.01横須賀 17.05.01:軍隊区分:南方部隊指揮官の指揮を解く 17.06.--:横須賀 17.07.--:横須賀 17.08.20:戦時編制:呉鎮守府部隊 17.08.--:十五糎砲1門(艦首)、機銃2基、爆雷装置 17.08.31:戦時編制:呉鎮守府部隊呉潜水戦隊 17.09.02:横須賀〜09.04呉 17.09.05:0800 将旗掲揚 17.09.14:呉〜09.14播磨灘09.21〜09.23呉 17.09.29:呉〜09.29広島湾10.01〜10.01呉 17.10.07:呉〜10.07周防灘10.14〜伊予灘〜10.15呉 17.10.20:呉〜10.20伊予灘(豊後水道)10.28〜10.28呉 17.10.29:呉〜10.29広島湾10.31〜10.31呉 17.11.04:呉〜11.04伊予灘11.08〜11.08呉 17.11.16:呉〜11.16伊予灘11.22〜11.22呉 17.11.18:艦長:海軍大佐 今和泉 喜次郎 17.11.28:呉〜11.28伊予灘12.03〜12.03呉 17.12.07:呉〜12.07伊予灘12.10〜12.10呉 17.12.14:呉〜12.14周防灘、伊予灘12.21〜12.21呉 18.01.09:呉〜01.09伊予灘、豊後水道01.13〜01.13呉 18.01.15:入渠 18.01.19:出渠 18.01.19:呉〜01.19周防灘、伊予灘01.25〜01.25呉 18.02.01:呉〜02.01伊予灘02.08〜02.08江田内02.09〜02.09呉 18.02.15:呉〜 〜02.15 早瀬北口コシマ鼻の73度80mにて座礁した「呂號第百六潜水艦」から魚雷、燃料、真水等 の卸方準備及監視〜 〜伊予灘行動〜 〜02.20呉 18.02.25:呉〜 〜02.26 0530 日御埼灯台の北西にて潜水艦による襲撃訓練開始〜 〜02.27 午前 舞鶴港外にて潜水艦による潜航哨戒訓練〜 〜02.27舞鶴 18.03.01:舞鶴〜 〜03.04 0700 「伊號第百七十七潜水艦」「伊號第百七十八潜水艦」他2隻による 第二回教練発射目標艦(発動点:長島上盛山の180度4分)〜 〜03.05呉 18.03.25:除籍:内令第498号
18.03.25:入籍:内令第499号:特設運送船(雑用船)、横須賀鎮守府所管 18.03.25:戦時編制:海軍省配属、特設運送船(甲) 18.03.25:監督官:海軍大佐 居谷 吉春 18.04.08:呉〜04.12佐世保04.18〜長崎 18.04.19:長崎在勤海軍武官機密第191610番電: 佐第八船団 さんとす丸JCIB、雲仙丸JDTR、吉林丸JXUH、上海丸JAYA 護衛艦 海威 4月19日1600田名部発、速力一二節 4月21日0100花鳥山北方にてさんとす丸分離南下、上海着21日0700 さんとす丸高雄着23日1000 正午位置 20日 北緯31度48分 東経125度31分 21日 北緯29度08分 東経122度17分 22日 北緯25度20分 東経119度55分 さんとす丸 船客1216名、積荷 軍需品1210瓲 雲仙丸 船客 396名、 雑貨 396瓲 吉林丸 船客 436名、 雑貨 2450瓲 上海丸 船客 513名、 雑貨 735瓲 18.04.19:(佐第八船団)長崎〜 〜04.21 ---- 花鳥山北方にて船団から分離南下〜 〜04.23高雄 18.04.24:高雄〜楡林〜05.03高雄05.08〜05.15横須賀 18.05.17:横須賀〜05.19呉05.21〜佐世保 18.05.24:(佐第二三船団)佐世保〜05.26上海 18.05.28:(支第二三船団)上海〜05.28花鳥山05.28〜05.30佐世保 18.05.29:上海根機密第290645番電: 1.支第二三船団 C船雲仙丸396名雑貨1200瓲、C船上海丸498名雑貨800瓲以上長崎行、 C船吉林丸900名雑貨1300瓲門司経由神戸行、 B船さんとす丸30名雑貨3000立方米大阪行、相良丸450名佐世保行 2.護衛艦 燕 速力一二節 3.28日1500上海発済州南寄り富江沖30日0400着、長崎着30日0800、六連着30日1700、佐世保着30日1130 4.正午位置 29日北緯32度00分東経124度40分 18.--.--:佐世保〜06.06横須賀 18.06.13:(第3613A船団)横須賀〜06.22トラック 18.--.--:トラック〜07.21クエゼリン〜トラック 18.08.21:(第4821船団)トラック〜 〜08.22 1705(N10.13-E147.22)特設運送船「會昌丸」被雷沈没〜 〜08.29横須賀 18.09.12:横須賀〜神戸 18.09.14:石原造船にて船体修理(09.16まで) 18.09.--:神戸〜09.19門司 18.09.21:門司〜バリクパパン 18.11.03:第二警備部隊電令作第172号:第百二號哨戒艇は5日1000スラバヤ向けバリクパパン発 さんとす丸をセラタン岬南4浬迄護衛すべし 18.11.04:第二警備部隊電令作第173号:第二警備部隊電令作第172号さんとす丸護衛艦を 第四號驅潜艇に、第百二號哨戒艇は5日0800頃北緯01度30分東経120度05分付近に於て あけぼの丸と会合、バリクパパン迄護衛すべし 18.11.05:バリクパパン〜スラバヤ〜12.09佐世保 18.12.11:佐世保〜12.13大阪12.19〜12.24横浜(整備) 18.12.17:船長:海軍嘱託 石本 龜之進 18.12.20:指揮官:海軍大佐 關本 織之輔 19.01.04:石本船長嘱託を解く 19.02.14:横浜〜03.12横須賀03.19〜 19.03.20:(東松3号船団特種輸送)館山〜03.28トラック 19.04.01:(第4401船団)トラック〜04.04サイパン 19.04.07:(第4407船団)サイパン〜04.12横浜 19.04.--:淺野造船所で整備 19.05.13:横浜〜 19.05.14:(東松8号-第四十三師団輸送)館山〜05.19サイパン(揚陸)〜05.26東京 19.05.--:東京〜05.31室蘭 19.05.31:石炭3,500t搭載 19.06.01:室蘭〜神戸 19.06.09:東出鐵工所にて修理工事着手 19.06.11:東出鐵工所にて修理工事完了 19.06.22:室蘭〜門司〜相生 19.--.--:入渠、二十五粍機銃4基、電探装備 19.07.13:(ヒ69船団)門司〜07.31昭南〜ビンタン島(ボーキサイト積載)〜昭南 19.08.04:(ヒ70船団)昭南〜08.15門司(便乗者130名、ボーキサイト) 19.09.15:東出鐵工所にて修理工事完成 19.10.01:(ヒ77船団)門司〜10.01有川湾10.02〜10.12昭南〜香港(1ヶ月停泊)〜 19.11.12:(タマ31B船団)高雄〜11.21マニラ 19.11.23:(マタ34船団)マニラ〜高雄向け航行〜 〜11.25 0115 「第三十八號哨戒艇」が被雷轟沈〜 〜11.25(N20.14-E121.50)被雷
19.11.25:沈没 20.01.10:除籍:内令第35号 20.01.10:解傭
喪失場所:N20.14-E121.50 ルソン海峡サブタン島アハウ岬南西5km付近 喪失原因:米潜水艦Atule(SS-403)の雷撃、五番艙に被雷、船尾より沈下
らぷらた丸、もんてびでお丸。
十五糎砲4門、十三粍二聯装機銃2基、百十糎探照燈1基、九十糎探照燈1基、 三米半測距儀1基。
雑誌「世界の艦船」海人社 1994年9月号「初代"さんとす丸"を解剖する@」山田廸生 雑誌「世界の艦船」海人社 2000年6月号「回想の日本客船その37」 雑誌「世界の艦船」海人社 1996年11月号 (P.134,135) 雑誌「世界の艦船」海人社 別冊「日本の客船(1)」(P.74) 雑誌「世界の艦船」海人社 別冊「日本客船の黄金時代1939〜41」(P.31) 雑誌「船の科学」船舶技術協会 1981年4月号「日本商船隊の懐古 No. 22」山田早苗 「船舶史稿」船舶部会「横浜」第六巻(P.93) 「船舶百年史」有明書房 S32.09 上野喜一郎 (P.110) 「大阪商船株式會社五十年史」 S09.06 大阪商船株式會社(P.328) 「商船が語る太平洋戦争」H14.05 野間恒 「商船三井船隊史」 H21.04 野間恒(P.131) 「商船三井 船舶史 1884-2010」 H22.12 木津重俊 "ONI 208-J (Revised) Japanese Merchant Ships Recognition Manual (1944)" (P.50) "Naval History and Heritage Command" Catalog #:NH 111650
"Lloyd's Register Foundation-Heritage & Education Centre", Unique reference code:- LRF-PUN-008158-008167-0304-P LRF-PUN-008158-008167-0305-P LRF-PUN-008158-008167-0306-P LRF-PUN-008158-008167-0307-P
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