第二十號輸送艦の艦歴

 年 月 日:艦歴

20.01.04:起工  20.01.08:命名:達第5号:第二十號輸送艦 20.01.08:類別等級制定:内令第13号:種別:輸送艦、類別:輸送艦、等級:一等、艦型: 第一號型 20.02.24:進水 20.02.24:本籍:内令第165号:呉鎮守府 20.03.01:艤装員長:海軍大尉 三輪 勇之進 20.04.23:竣工
20.04.23:戦時編制:聯合艦隊第三十一輸送隊 20.04.23:内令第349号:第三十一輸送隊所属 20.04.23:輸送艦長:海軍大尉 三輪 勇之進 20.04.26:呉鎮守府信電令第8号:      1.第二十號輸送艦長は第二特攻戦隊司令官の指揮を受け回天一型8基宛を夫々油津方面及須崎に        輸送すべし      2.第二特攻戦隊司令官は右輸送は主として夜間行動する如く計画実施せしむべし 20.04.26:呉防備戦隊電令作第8号:      1.第二十號輸送艦は特攻兵器搭載明27日1300豊後水道を出撃油津進出の予定      〜02.27油津 20.04.28:0300 揚塔終了 20.04.28:油津〜大津島〜04.29呉 20.05.03:搭載回天8基中1基は浸水の為返還、7基は第三十三突撃隊に28日揚陸格納      〜05.04光 20.05.06:基地物件及び回天8基搭載 20.05.06:光〜須崎 20.05.15:軍隊区分:呉鎮守府電令第12号:呉鎮守府長官の指揮を解く 20.05.20:大津島における搭載終了 20.05.--:大津島〜05.22光 20.05.22:回天8(4)基及基地物件搭載完了 20.05.22:光〜05.25横須賀 20.05.29:横須賀〜八丈島〜横須賀 20.06.--:横須賀〜八丈島〜06.15横須賀 20.--.--:輸送艦長:海軍少佐 三輪 勇之進  20.07.06:軍隊区分:GB電令作第108号:呉鎮守府部隊 20.07.14:1020 重油搭載120t      1410 揚塔作業開始      1610 揚塔作業終了 20.07.15:1047 海龍4基搭載開始      1338 海龍4基搭載終了 20.07.16:1022 鳶ヶ鼻よりY五番浮標繋留換 20.07.16:横須賀〜07.16清水07.17〜07.17由良07.18〜07.18上蒲刈島沖07.19〜07.19呉 20.07.21:呉鎮信令第507号:回天8基搭載施設工事実施 20.07.21:0930 揚塔作業開始      1150 揚塔作業終了 20.07.23:清水搭載30t 20.07.24:0930 対空戦闘      1740 海龍4基卸す 20.07.26:0840 重油搭載40t 20.07.28:対空戦闘:高角砲、二十五粍機銃発射 20.07.29:1620 弾薬搭載開始      1850 弾薬搭載終了 20.07.30:1010 輸送物件搭載開始      2010 輸送物件搭載終了      重油搭載250t、清水搭載35t 20.07.31:0830 輸送物件搭載開始      1140 輸送物件搭載終了 20.08.05:呉〜      〜08.05大津島沖で触雷〜08.06呉
20.08.15:残存 20.08.26:内令第749号:第一豫備輸送艦 20.09.15:戦時編制:舞鶴鎮守府部隊 20.10.06:浦賀〜10.15トラック10.18〜10.20グアム10.20〜10.26浦賀 20.10.27:石川島にて修理(10.11まで) 20.11.14:浦賀〜11.20グアム11.20〜11.23トラック11.23〜11.29浦賀 20.12.01:除籍
20.12.01:入籍:内令第6号:特別輸送艦、呉地方復員局所管 20.12.01:艦長:第二復員官 三輪 勇之進 20.12.01:石川島にて修理(12.15まで) 20.12.20:内令第12号:「輸第二十號」と呼称 20.12.20:浦賀〜12.26グアム12.26〜12.28ヤップ12.28〜12.29パラオ12.30〜01.02グアム01.02〜      〜01.08基隆01.13〜01.17浦賀 21.01.20:石川島にて修理(02.10まで) 21.02.13:浦賀〜02.18グアム02.18〜02.21サイパン02.21〜02.26沖縄02.26〜02.28浦賀 21.03.06:神戸にて修理(04.10まで) 21.04.01:類別等級削除:軍令第1号(自然消滅) 21.04.01:艦長:第二復員事務官 三輪 勇之進 21.04.17:大阪〜04.26ラバウル04.27〜05.01グアム05.02〜05.06浦賀 21.05.06:浦賀にて修理(05.19まで) 21.06.08:浦賀〜06.12上海06.12〜06.14鹿児島 21.06.15:艦長:復員事務官 三輪 勇之進 21.06.18:鹿児島〜06.21上海06.24〜06.28鹿児島 21.07.14:鹿児島〜07.17葫蘆島07.27〜07.30博多 21.08.09:博多〜08.12葫蘆島08.14〜08.17博多 21.08.28:玉野にて修理(09.10まで) 21.09.25:澎湖列島吉貝嶼にて座礁放棄
21.11.01:除籍:復二第371号

同型艦

 第一號第二號第三號第四號第五號第六號第七號第八號第九號第十號第十一號第十二號第十三號第十四號第十五號第十六號第十七號第十八號第十九號第二十一號第二十二號

兵装

(計画時)
 四十口径八九式十二糎七聯装高角砲1基、九六式二十五粍三聯装機銃3基、同二聯装1基、
 同単装4基、九三式探信儀1基、九三式水中聴音機1基、爆雷18個、
 須式七十五糎探照燈1基。

(新造時)
 四十口径八九式十二糎七聯装高角砲1基、九六式二十五粍三聯装機銃3基、同二聯装1基、
 同単装15基、九三式十三粍単装機銃5基、九三式探信儀1基、九三式水中聴音機1基、爆雷、
 須式七十五糎探照燈1基。

写真資料

 雑誌「丸スペシャル」潮書房 No.50「掃海艇・輸送艦」(P.49)
 「終戦と帝国艦艇」光人社 H23.01 福井静夫(94)

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