浦風

浦風の艦歴

 年 月 日：艦歴

 14.04.11：起工、仮称艦名：第27號艦
 14.11.06：命名：達第190号：驅逐艦「浦風」（ウラカゼ）
 14.11.06：類別等級制定：内令第799号：種別：驅逐艦、類別：驅逐艦、等級：一等、艦型：陽炎型
 14.11.06：本籍仮定：内令第800号：呉鎮守府
 15.01.23：信号符字點付：達第15号：JUKA
 15.04.10：進水
 15.09.16：艤装員長：海軍中佐　白石　長義
 15.--.--：艤装員事務所を株式會社藤永田造船所内に設置し事務を開始（15.09.27：海軍公報掲載）
 15.--.--：艤装員事務所を撤去
 15.12.15：竣工
 15.12.15：本籍：内令第954号：呉鎮守府、役務：練習驅逐艦、
 　　　　　　練習のことに関しては海軍砲術學校長、海軍水雷學校長、海軍航海學校長、
 　　　　　　海軍通信學校長、海軍工機學校長及横須賀海軍航空隊司令の指揮を受けしめらる

 15.12.15：驅逐隊編制：内令第955号：第十七驅逐隊
 15.12.15：艦隊編成：聯合艦隊第二艦隊第二水雷戦隊第十七驅逐隊
 15.12.15：驅逐艦長：海軍中佐　白石　長義
 16.01.31：一時司令驅逐艦、同日「磯風」に復帰
 16.05.25：一時司令驅逐艦
 16.05.28：司令驅逐艦を「谷風」に復帰
 16.09.01：戦時編成：聯合艦隊第二艦隊第二水雷戦隊第十七驅逐隊
 16.12.01：信号符字変更：達第369号：JJQD
 17.04.10：戦時編成：聯合艦隊第一航空艦隊第十戦隊第十七驅逐隊
 17.07.14：戦時編制：聯合艦隊第三艦隊第十戦隊第十七驅逐隊
 17.09.08：驅逐艦長：海軍中佐　岩上　次一

 18.06.20：類別等級改正：内令第1226号：種別：驅逐艦、類別：驅逐艦、等級：一等、艦型：不知火型
 18.08.20：驅逐艦長：海軍中佐　吉田　正一
 18.10.16：司令驅逐艦に指定
 18.12.10：司令驅逐艦を「谷風」に変更
 18.12.20：司令驅逐艦に指定
 19.01.27：司令驅逐艦を「濱風」に変更
 19.03.01：戦時編制：聯合艦隊第一機動艦隊第三艦隊第十戦隊第十七驅逐隊
 19.05.15：驅逐艦長：海軍少佐　横田　保輝
 19.11.15：戦時編制：聯合艦隊第ニ艦隊第二水雷戦隊第十七驅逐隊
 19.11.21：驅逐艦長：海軍中佐　横田　保輝（戦死）

 19.11.21；沈没
 20.01.10：類別等級削除：内令第16号
 20.01.10：驅逐隊編制：内令第25号：第十七驅逐隊より除く
 20.01.10：除籍：内令第29号

 喪失場所：N26.09-E121.23 臺灣富貴角北方90km附近 
 喪失原因：米潜水艦Sealion(SS-315)の雷撃

同型艦

 陽炎、不知火、黑潮、親潮、早潮、夏潮、初風、雪風、天津風、時津風、磯風、濱風、谷風、
 野分、嵐、萩風、舞風、秋雲。

兵装

（新造時）
 五十口径三年式十二糎七砲聯装３基、九六式二十五粍二聯装機銃２基、
 一一式軽機銃４挺、三八式小銃55挺、一四式拳銃14丁、
 九二式四聯装発射管四型２基、
 一四式二米測距儀１基、一一式六十六糎測距儀１基、 
 九二式縦動九〇糎探照燈三型１基、
 九四式投射機１基、爆雷装填台三型１基、
 爆雷水圧投下台三型２基、爆雷手動投下台一型４基、九一式爆雷一型36個、
 単艦式大掃海具１組、小掃海具一型改２組。

写真資料

 「海軍第九巻　駆逐艦　海防艦　水雷艇　哨戒艇」誠文図書㈱ S56.09 「海軍」編集委員会 （P.165）
 「写真日本海軍全艦艇史」 ㈱ベストセラーズ H06.12 福井静夫（1783）
 「日本海軍艦艇写真集　駆逐艦」ダイヤモンド社 H17.10 呉市海事歴史科学館（P.97）

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