十勝丸の船歴
年 月 日:船歴
15.06.06:起工
15.10.21:進水、命名:十勝丸
16.03.10:竣工
16.--.--:新規登録:所有者:日本水産株式會社、
登録純噸数:305
16.03.10:船舶検査証書交付
17.06.05:船舶検査証書交付
17.--.--:変更登録:登録純噸数:303
18.03.31:水産統制令に基づき日本水産株式會社の権利業務一切を日本海洋漁業統制株式會社が承継
18.2Q :変更登録:所有者:日本海洋漁業統制株式會社
18.11.01:徴傭
18.11.01:船長:海軍嘱託 中村 晴夫(部内限り判任官待遇)
18.12.01:入籍:内令第2565号:特設驅潜艇、舞鶴鎮守府所管
18.12.01:内令第2579号:第三南遣艦隊所属
18.12.01:戦時編制:聯合艦隊南西方面艦隊第三南遣艦隊
19.02.22:(タマ05船団護衛)高雄~02.26マニラ
19.03.--:(現在)軍隊区分:哨戒部隊
19.03.09:菲島部隊電令作第150号:H船団の護衛区分:H二一、木曾丸、十勝丸、八代丸
19.03.12:(H21船団護衛)マニラ~03.14セブ03.18~03.22ダバオ
19.03.25:菲島南部隊電令作第61号:
1.H22船団北緯5度38分東経125度57分被雷撃、新京丸、辨加拉丸沈没
2.第一號東光丸、第十一號驅潜特務艇、八代丸、十勝丸は直ちに出撃敵潜水艦を撃滅
19.03.28:ダバオ~03.30ホロ04.01~04.01ボンガオ
19.04.03:ボンガオ~04.04タラカン04.08~04.09ボンガオ
19.04.12:ボンガオ~04.14ボンガオ
19.04.15:ボンガオ~04.16ボンガオ
19.04.18:ボンガオ~04.22ボンガオ
19.04.23:ボンガオ~04.24ザンボアンガ04.27~04.28ボンガオ
19.05.--:軍隊区分:菲島南第一部隊哨戒部隊
19.05.01:(現在)驅潜艇長:海軍兵曹長 高橋 利佐夫
19.05.13:ボンガオ~05.13ホロ05.14~05.16ボンガオ
19.05.23:ボンガオ~05.24ザンボアンガ05.26~ホロ~バトバト~05.28ボンガオ
19.05.30:ボンガオ~05.30ホロ
19.07.--:ダバオ~07.22ベオ
19.07.25:(Z258船団護衛)ダバオ~
~07.25 1452 哨戒機が右140度陸岸近くに爆弾投下、
「第四十九號驅潜艇」「第五十八號驅潜艇」が攻撃に向う~
~07.25 1600 「第百二十七號特設輸送艦」、一般徴傭船「柳河丸」、特設驅潜艇「第二鶚丸」、
特設捕獲網艇「第一號東光丸」が船団より分離サランガニ湾に向う~
~07.27 0055(N05.20-E121.43)米潜水艦"Dace"(SS-247)の雷撃を受け
特設運送船「第二共榮丸」が損傷後沈没~
~07.27ザンボアンガ
19.08.06:ザンボアンガ~
~08.07 1328(N06.05-E124.23)一般徴傭船「山珠丸」が敵潜の雷撃を受け沈没~
~08.08 0830(N06.05-E124.23)「第三十號掃海艇」が現場着~
~08.08 ----(N06.05-E124.23)特設驅潜艇「第十二京丸」遭難現場着~
19.08.08:菲南部隊電令作第123号:敵情を得ざれば第三號驅潜艇、第三十號掃海艇、第十三京丸、
十勝丸は速やかにダバオに帰投
~ダバオ
19.08.20:菲南部隊電令作第127号:第三十號掃海艇、第十二京丸、第十五號驅潜特務艇、
十勝丸は21日ダバオ発立石丸、第二菱丸をザンボアンガ迄護衛すべし
19.08.22:(Z222船団護衛)マララグ~
~08.22 0851(N06.08-E125.44)陸軍徴傭船「立石丸」が敵潜水艦の雷撃2本を受けるが回避~
~08.22 1800 「第三十號掃海艇」は掃蕩を打切り船団と合同~
~08.22グラン
19.08.23:(Z222船団護衛)グラン~
~08.23 0304 敵大型機の触接を受ける~
~08.23 0430 特設驅潜艇「第十二京丸」が対空戦闘~
~08.24ザンボアンガ
19.12.04:(マシ04船団護衛)マニラ~
~12.05 0030 「第百四號哨戒艇」が船団に合同、護衛開始~
~12.13昭南
20.01.06:(サシ39船団護衛)聖雀~01.09昭南
20.02.20:内令第161号:第一南遣艦隊所属
20.02.20:戦時編制:聯合艦隊第十方面艦隊第一南遣艦隊
20.05.04:沈没
20.12.31:解傭
22.05.03:除籍:復二第327号
喪失場所:仏印カモウ岬付近
喪失原因:米陸軍第13航空隊のB-24による空爆
同型船
最上丸。
兵装
保式短五糎砲1門、十三粍単装機銃1基、爆雷12個、爆雷投下軌道(3個載)2組、
簡易式水中聴音機1基、軽便探信儀1基。
写真資料
「漁船」第弐拾八號 漁船協会
「海軍雑誌 海と空」 昭和16年05月号 海と空社
「日立造船百年史」 S60.03 日立造船株式会社
"ONI 208-J Supplement No.2 (March 1945) Far-Eastern Small Craft" (P.128)
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