平安丸の船歴

 年 月 日:船歴

04.06.19:起工 05.04.16:進水、命名:平安丸 05.11.24:竣工、登録総噸数:11,616、登録純噸数:6,788
05.12.18:香港〜横浜12.27〜01.06シアトル 06.12.16:登録総噸数:11,614、登録純噸数:6,833に変更 10.--.--:神戸〜シアトル 16.08.04:シアトル〜横浜
16.10.03:徴傭 16.10.15:入籍:内令第1524号:特設潜水母艦、横須賀鎮守府所管
16.10.15:三菱重工業株式會社神戸造船所にて艤装工事開始 16.10.15:艦長:海軍大佐 原田 文一 16.12.06:艦載艇搭載の件指令 16.12.20:戦時編制:聯合艦隊第六艦隊第一潜水戦隊 16.12.30:艤装工事完了 16.12.31:呉〜01.08クエゼリン 17.01.--:軍隊区分:先遣部隊第一潜水部隊 17.02.01:対空戦闘:十五糎砲13発 17.02.09:クエゼリン〜02.17呉 17.03.16:呉〜03.18横須賀 17.03.16:呉〜03.18横須賀 17.04.--:横須賀在泊中 17.05.--:横須賀在泊中 17.06.--:横須賀在泊中 17.07.--:横須賀在泊中 17.08.07:官房機密第418番電:横須賀海軍軍需部は第六艦隊所属潜水艦補給用として      安式転輪球2個及び九六式六分儀改一10個を搭載 17.08.15:補給用魚雷80本、弾薬600発其の他搭載 17.08.18:横須賀〜08.24トラック 17.09.--:トラック在泊中 17.10.--:トラック在泊中 17.10.03:聯合艦隊信令第224号:       左に依り潜水艦及特型格納筒聯合訓練を実施す      イ.指導官  第六艦隊司令長官      ロ.実施要領 指導官所定 17.10.04:第六艦隊信令第22号:       聯合艦隊信令第224号に依り特型格納筒聯合訓練に関し左の通定む      1.担任潜水艦 伊24潜      2.宿泊並に基地物件搭載艦 平安丸      3.訓練項目        イ.通信訓練        ロ.夜間会合訓練      4.其の他細目追て定む 17.10.06:0735 水上機母艦千代田」からトラック残留の特型格納筒4基並に関係員が移乗 17.11.10:艦長:海軍大佐 關本 織之助 17.11.--:トラック在泊中 17.12.25:トラック〜12.28ラバウル 18.01.01:対空戦闘:十三粍機銃計360発発射 18.01.03:対空戦闘:十三粍機銃計540発発射 18.--.--:トラック〜05.04横須賀 18.05.15:軍隊区分:第五艦隊指揮下 18.05.27:横須賀〜06.02幌筵 18.07.--:幌筵在泊中 18.08.01:軍隊区分:ケ号作戦終了により原隊復帰 18.08.05:幌筵〜      〜08.05 153度附近にて驅逐艦「初霜」が護衛を終了〜      〜08.14横須賀 18.08.15:軍隊区分:聯合艦隊電令作第665号(08.14附):原隊に復帰 18.09.05:聯合艦隊電令作第699号:      1.9月15日附左に依る丁二號輸送部隊を編成、聯合艦隊附属に編入す       (イ)指揮官 第一潜水戦隊司令官       (ロ)兵力 平安丸、秋津洲、護國丸、C澄丸(現在任務終了次第)、響、巻波、山雲      2.丁二號輸送部隊は成る可く速に上海に回航、南東方面転進の第十七師団一部の輸送に任ずべし        揚陸地に関しては別令す 18.09.16:横須賀〜09.20上海(呉淞鉄道桟橋) 18.09.24:上海〜09.24大山沖09.25〜10.02トラック 18.10.01:聯合艦隊電令作第729号:      1.丁二號輸送部隊の揚陸地をラバウルとす      2.丁二號輸送部隊はラバウルに於ける揚陸終了次第トラックに回航すべし      3.丁二號輸送部隊トラック着時を以て其の編制を解き第一潜水戦隊司令部、平安丸、巻波を        夫々原隊に復帰し、内南洋方面部隊(海上護衛)に編入す 18.10.02:トラック〜10.05ラバウル 18.10.05:陸軍部隊揚陸、兵器資材揚陸 18.10.06:ラバウル〜      〜10.07 対空戦闘:〜      〜10.08 対空戦闘:〜      〜10.09トラック 18.10.09:軍隊区分:聯合艦隊電令作第729号(10.01附):原隊に復帰 18.10.14:(第4014甲船団)トラック〜10.21横須賀 18.10.23:十五糎砲4門撤去、十二糎高角砲2門、二十五粍二聯装機銃2基新設、      十三粍二聯装機銃2基位置変更、仮称三式水中聴音器装備工事開始 18.10.28:仮称電波探知機2基、十二糎高角双眼望遠鏡1基装備工事開始 18.11.01:艦長:海軍大佐 玉城 利治 18.11.01:輸送物品搭載作業、飲料水150t積載 18.11.02:輸送物品搭載作業、飲料水150t積載 18.11.04:玉城大佐着任 18.11.04:仮称三式水中聴音器装備工事完了 18.11.04:輸送物品搭載作業 18.11.05:関本大佐退艦 18.11.05:輸送物品搭載作業 18.11.06:輸送物品搭載作業、飲料水300t積載、十二糎高角双眼望遠鏡1基装備工事完了 18.11.06:仮称電波探知機2基装備工事完了 18.11.07:十五糎砲4門撤去、十二糎高角砲2門、二十五粍二聯装機銃2基新設、      十三粍二聯装機銃2基位置変更工事完了 18.11.07:横須賀〜公試〜11.07横須賀 18.11.08:輸送物品搭載作業 18.11.09:輸送物品搭載作業 18.11.10:輸送物品搭載作業 18.11.10:「伊號第四十潜水艦」へ葡萄糖注射液外4件供給 18.11.11:輸送物品搭載作業 18.11.12:輸送物品搭載作業 18.11.13:輸送物品搭載作業 18.11.14:飲料水150t積載 18.11.14:(第3115船団)横須賀〜11.14館山11.15〜 18.11.19:九五式爆雷改二1発威嚇投下〜11.23トラック北水道 18.11.24:巡洋艦「熊野」にゴム浮舟を移載〜11.24トラック 18.11.25:託送物移載 18.11.27:託送物移載 18.11.28:託送物移載、飲料水100t積載 18.11.29:託送物移載 18.11.30:託送物移載 18.12.01:弾薬移載作業 18.12.02:魚雷移載作業 18.12.03:弾薬搭載作業 18.12.04:「呂號第三十六潜水艦」右舷へ横付、魚雷補給 18.12.05:第一潜水戦隊母艦任務 18.12.06:「呂號第三十六潜水艦」横付離す、糧食搭載、 18.12.07:「伊號第百七十一潜水艦」へ弾薬移載、      「伊號第三十六潜水艦」へ魚雷移載 18.12.08:「伊號第三十六潜水艦」左舷へ横付、燃料補給、      「呂號第三十六潜水艦」へ糧食補給、      「伊號第百七十五潜水艦」へ魚雷移載 18.12.09:「伊號第三十六潜水艦」横付離す、      「伊號第百七十五潜水艦」へ蒸留水補給 18.12.10:「伊號第三十二潜水艦」へ魚雷移載 18.12.12:「伊號第三十七潜水艦」へ魚雷移載、      「伊號第三十六潜水艦」へ魚雷移載 18.12.13:「伊號第三十二潜水艦」へ魚雷移載、      「伊號第百六十九潜水艦」へ魚雷移載 18.12.15:「呂號第三十七潜水艦」へ貯糧品補給 18.12.16:「伊號第三十五*潜水艦」へ魚雷移載 18.12.17:「伊號第百七十一潜水艦」へ魚雷移載 18.12.19:「呂號第三十四*潜水艦」へ重油補給 18.12.20:「伊號第百七十四潜水艦」へ魚雷移載、      「伊號第三十六潜水艦」へ蒸留水補給 18.12.21:「呂號第四十二潜水艦」へ燃料補給、      「伊號第三十六潜水艦」へ生糧品補給 18.12.22:「呂號第四十二潜水艦」へ生糧品補給、      「伊號第百七十一潜水艦」へ魚雷移載 18.12.23:「伊號第百七十五潜水艦」へ魚雷移載 18.12.25:「伊號第百七十一潜水艦」へ魚雷移載 18.12.27:転錨、戦艦「大和」左舷に横付け重油搭載 18.12.28:戦艦「大和」横付離す 18.12.29:「伊號第百七十一潜水艦」へ貯糧品補給、      「伊號第百六十九潜水艦」へ魚雷移載 18.12.30:「伊號第百七十五潜水艦」へ魚雷移載 18.12.31:「伊號第百七十五潜水艦」へ蒸留水補給、      「呂號第三十七潜水艦」へ貯糧品補給 19.01.03:特設運送船豐光丸」より母艦用及び補給用生糧品補給 19.01.06:「伊號第百六十九潜水艦」へ魚雷移載、      練習巡洋艦「香取」より潜望鏡移載 19.01.07:「伊號第四十一」及び「伊號第百七十一潜水艦」より魚雷移載 19.01.08:練習巡洋艦「香取」より母艦用及び補給用貯糧品補給 19.01.09:「伊號第百六十九潜水艦」右舷、「伊號第三十六潜水艦」左舷へ横付補給 19.01.10:両潜水艦横付離す、      「伊號第百七十五潜水艦」へ貯糧品移載 19.01.12:「呂號第四十四潜水艦」へ貯糧品移載 19.01.13:運送艦伊良湖」より母艦用及び補給用貯糧品及び生糧品補給 19.01.14:「呂號第四十一潜水艦」左舷へ横付、貯糧品搭載 19.01.15:第十一潜水戦隊所属(聯合艦隊第六艦隊) 19.01.16:運送艦「伊良湖」より母艦用及び補給用生糧品補給 19.01.17:「呂號第三十九潜水艦」へ貯糧品搭載 19.01.18:「伊號第百八十潜水艦」左舷へ横付、補給 19.01.19:「呂號第三十六潜水艦」へ魚雷移載、      「伊號第百八十潜水艦」へ魚雷移載、      練習巡洋艦「香取」より潜望鏡移載 19.01.20:出港〜母艦浮標に係留 19.01.23:「伊號第百八十五潜水艦」左舷へ横付、貯糧品搭載 19.01.24:「伊號第百六十九潜水艦」へ魚雷及び貯糧品搭載 19.01.25:「伊號第百六十九潜水艦」へ貯糧品搭載、      「呂號第三十六潜水艦」へ貯糧品搭載 19.01.28:「呂號第四十二潜水艦」へ魚雷移載 19.01.31:「呂號第四十潜水艦」へ魚雷移載、      「呂號第三十六潜水艦」へ魚雷移載 19.02.17:対空戦闘:十二糎高角砲77発、二十五粍機銃1,365発、十三粍機銃1,800発、三八式小銃400発発射      対空戦闘:十二糎高角砲19発、二十五粍機銃225発、十三粍機銃500発、三八式小銃45発発射      対空戦闘:十二糎高角砲9発、二十五粍機銃70発、十三粍機銃117発、三八式小銃45発発射      対空戦闘:十二糎高角砲6発、二十五粍機銃40発、十三粍機銃5発発射      対空戦闘:十二糎高角砲29発、二十五粍機銃340発、十三粍機銃540発、三八式小銃300発発射      左舷船尾に直撃弾1、至近弾数発を受け推進器破損、六番船倉浸水、排水、応急工作      対空戦闘:十二糎高角砲19発、二十五粍機銃395発、十三粍機銃720発、三八式小銃540発発射 19.02.18:対空戦闘:二十五粍機銃30発、十三粍機銃70発発射      左舷中部に直撃弾2を受け中下甲板機械室一部破壊、大火災、総員退去      左舷中部に艦載機による雷撃を受ける
19.02.18:沈没 19.03.31:除籍:内令第508号 19.03.31:解傭
喪失場所:N07.23-E151.52トラック夏島北部高地265度1.85km付近 喪失原因:米第58機動部隊艦載機による空爆、左舷中央部に2発被弾

同型船

 氷川丸日枝丸

兵装

 十五糎砲4門、十三粍二聯装機銃2基、百十糎探照燈1基、九十糎探照燈1基、
 三米半測距儀1基。

(18.11.07)
 十二糎高角砲2門、二十五粍二聯装機銃2基、十三粍二聯装機銃2基、
 仮称電波探知機2基、仮称三式水中聴音器。

写真資料

 雑誌「海と空」臨時増刊「日本船舶画報」S12.06 海と空社 (P.19)
 雑誌「海運」日本海運集会所出版部 昭和6年1月号
 雑誌「世界の艦船」海人社 1997年6月号「回想の日本客船その1」
 雑誌「世界の艦船」海人社 別冊「日本の客船(1)」(P.43)
 雑誌「世界の艦船」海人社 別冊「日本客船の黄金時代1939〜41」(P.17)
 雑誌「世界の艦船」海人社 別冊「日本郵船船舶100年史」(P.231)
 雑誌「世界の艦船」海人社 1999年8月号(P.50)
 雑誌「世界の艦船」海人社 2021年2月号(P.51)
 雑誌「丸Graphic Quarterly」潮書房 No.17「写真集 日本の小艦艇」(P.64)
 雑誌「船の科学」船舶技術協会 1980年1月号「日本商船隊の懐古 No.7」山田早苗
 「海軍第十一巻 小艦艇 特務艦艇 雑役船 特設艦船」誠文図書 S56.09 「海軍」編集委員会(P.220) 
 「写真日本海軍全艦艇史」 潟xストセラーズ H06.12 福井静夫 (2941)
 「知られざる戦没船の記録(上)」柘植書房 H07.08 戦没船を記録する会(P.132)
 「日本郵船株式會社五十年史」 S10.12 日本郵船株式會社(P.374)
 「グランブルーの静寂」 日本郵船歴史博物館 2018年1月
 "ONI 208-J Japanese Merchant Ships Recognition Manual" (P.68)
 "City of Vancouver Archives", Reference code: AM1506-S3-2-: CVA 447-2285
 "毎日フォトバンク"(00098611)
 "郵政博物館"(https://www.postalmuseum.jp/collection/genre/detail-161930.html)

備考

*「軍艦平安丸戦時日誌」(JACAR:C08030664900)の通り記載してありますが、伊號第三十五潜水艦も呂號第三十四潜水艦も、この時期すでに戦没しており、他艦の誤りです。どの艦か特定できる方は是非ご教示ください。

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