浚渫船(プリストマン式)浚渫船(プリストマン式)について浚渫船とは築港・浚渫工事の際に使用する船で、所定の水深を確保するために海底の土砂を浚うものを指します。プリストマン式(Priestman Type)の場合、クレーンから吊り下げられたグラブバケットで土砂を掴み上げ泥受船に積み込むことで浚渫するもので中小規模の浚渫に適しています。軟かい泥から礫に至るまで土質の適応範囲がかなり広く、浚渫深度も自由がきき、岸壁などの前面浚渫も可能です。しかし、ポンプ式に比較すると底面を平坦に仕上げることが難しい上、潮の流れが速いところでは、グラブが流されて作業に支障をきたすのが欠点でした。プリストマン式浚渫船の中には浚渫機械とその台船を分けて台船の部分のみを雑役船としたもの(浚渫器臺船)もありますが本サイトでは一括して取り扱います。 浚渫船(プリストマン式)の諸元ここをクリックして下さい。 浚渫船(プリストマン式)の船歴下の各船の画像または船名をクリックして下さい。
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