浚渫船

浚渫船について

浚渫船とは築港・浚渫工事の際に使用する船で、所定の水深を確保するために海底の土砂を浚うものを指します。明治42年11月25日「海軍各廰附属雑役船舟の種類及定数」が定められる以前には泥浚船と呼ばれていました。海軍雑役船にはバケット式ヂッパー式プリストマン式及びポンプ式の四種類の浚渫船があり、ここではポンプ式(あるいはサンドポンプ式)のものを取り上げます。ポンプ式(喞筒式:(Sand) Pump Type)の場合、浚渫した土砂を排砂管を通じて排送するもので、土砂の排送距離が比較的近い場合の大量浚渫、埋め立てに最も適しています。土質の適応範囲は軟かい泥から硬い土までです。

浚渫船の諸元

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浚渫船の船歴

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(浮橋丸)

(公稱第1642號)

(公稱第1645號)

公稱第3994號

公稱第3995號

公稱第3996號

公稱第3997號

 

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図面出典:

  1. 浮島丸:「大阪築港誌」大阪市築港事務所

 

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