春田丸の船歴
年 月 日:船歴
--.--.--:起工
T14.--.--:進水、命名:Halldor
T14.11.22:竣工
T14.11.--:新規登録:信号符字:LFKR、
所有者:Bruusgaard Kiøsteruds D/S A/S、船籍港:Drammen、
登録総噸数:1,515、登録純噸数:840、
登録長:261.7呎、登録幅:40.1呎、登録深:15.6呎
船長:Jørgen Jørgensen
09.--.--:信号符字改正:LEAD
12.--.--:変更登録:所有者:Bruusgaard Kiøsteruds Skibs- A/S、
管理者:Bruusgaard Kiøsterud & Co.
12.08.--:山下汽船株式會社が傭船
12.08.--:名古屋〜四日市〜半田(JACAR:C05110742900)
15.04.02:バンコク〜04.08シンガポール
15.04.09:シンガポール〜04.10ポートセンテンハム〜04.21シンガポール
15.04.24:シンガポール〜04.28バンコク04.29〜05.04シンガポール
15.05.05:シンガポール〜ポートセッテンハム05.07〜05.13バンコク05.14〜05.19シンガポール
15.05.20:シンガポール〜05.24バンコク05.25〜06.02香港
15.06.16:香港〜06.23バンコク06.24〜06.29シンガポール
15.06.30:シンガポール〜07.02ペナン07.04〜テロックアンソン07.05〜07.10バンコク07.10〜
〜07.15シンガポール
15.07.16:シンガポール〜07.19バンコク07.20〜07.26シンガポール
15.07.27:シンガポール〜07.30ペナン07.31〜08.05バンコク08.06〜シンガポール
15.08.11:シンガポール〜08.12マラッカ08.12〜08.13ポートセッテンハム08.13〜08.14ペナン08.14〜
〜08.18ラングーン08.20〜08.24ペナン08.24〜08.25ポートセッテンハム08.26〜
〜08.27シンガポール
15.08.27:シンガポール〜09.02ラングーン09.04〜09.09ポートセンテンハム09.11〜09.12ペナン09.14〜
〜09.17ラングーン09.19〜09.24ポートセンテンハム09.25〜09.26ペナン09.27〜
〜09.28ポートセンテンハム09.29〜09.30ラングーン10.03〜10.08ポートセンテンハム10.08〜
〜10.09ペナン10.10〜10.14ラングーン10.16〜10.20ポートセンテンハム10.21〜
〜10.23ペナン10.23〜10.27ラングーン10.30〜11.02ペナン11.03〜11.06シンガポール
15.11.07:シンガポール〜11.11ラングーン11.14〜11.18ペナン11.19〜シンガポール
15.11.23:シンガポール〜11.28ラングーン11.30〜12.05マラッカ12.05〜
〜12.06ポートセンテンハム12.06〜12.07ペナン12.08〜12.12ラングーン12.14〜
〜12.19マラッカ12.20〜12.22ペナン12.23〜12.27ラングーン12.29〜01.02ペナン01.02〜
〜01.03ポートセンテンハム01.05〜01.05シンガポール
16.01.07:シンガポール〜01.12ラングーン01.14〜01.18ペナン01.18〜01.20シンガポール
16.01.21:シンガポール〜01.26ラングーン01.28〜02.01ペナン02.01〜02.02ポートセンテンハム02.03〜
〜シンガポール
16.02.05:シンガポール〜02.09バンコク02.10〜シンガポール
16.02.16:シンガポール〜02.20バンコク02.21〜03.01香港03.05〜03.10バンコク03.12〜
〜03.17ポートセンテンハム03.20〜03.21シンガポール
16.03.21:シンガポール〜03.26バンコク03.28〜04.04ホンコン04.07〜04.13バンコク04.16〜香港
16.04.26:香港〜05.04バンコク05.06〜06.16シンガポール
16.05.17:シンガポール〜05.21バンコク05.23〜05.28ポートセンテンハム〜05.29シンガポール
16.06.01:シンガポール〜06.05バンコク06.09〜06.13シンガポール
16.06.--:シンガポール〜テロックアンソン〜06.20シンガポール
16.06.23:シンガポール〜06.27バンコク06.58〜07.04シンガポール
16.07.07:シンガポール〜テロックアンソン07.10〜07.15バンコク07.17〜07.21シンガポール
16.07.23:シンガポール〜07.26バンコク07.26〜08.01シンガポール
16.08.01:シンガポール〜08.04ペナン08.07〜シンガポール08.09〜08.14バンコク08.15〜
〜08.19シンガポール
16.08.24:シンガポール〜バンコク08.30〜09.03シンガポール
16.09.05:シンガポール〜09.06ポートセンテンハム09.09〜09.13バンコク〜09.21シンガポール
16.09.22:シンガポール〜09.26ペナン09.28〜09.30シンガポール
16.09.30:シンガポール〜10.05バンコク10.08〜10.12シンガポール
16.10.14:シンガポール〜10.18バンコク10.19〜10.28香港
16.10.31:香港〜11.06バンコク11.09〜11.18香港
16.11.21:香港〜11.28バンコク11.30〜12.09香港
?16.12.16:被弾
16.12.25:海軍陸上警備隊が押収
16.12.26:香港港務部で接収、拿捕(整理番号:南海341、船舶番号:コ8)
拿捕場所:香港太古船渠
拿捕原因:香港方面特別根據地隊香港港務部による
17.01.22:海軍省軍務局機密第119番電:福江寄港の上、佐世保鎮守府の指示により長崎又は相浦に回航
17.01.30:香港〜
〜02.01 濃霧の為、護送の特設運送船「笠置山丸」と分離〜
〜02.05 驅逐艦「栂」と合同〜福江
17.02.10:(特設砲艦「第五信洋丸」が嚮導)福江〜02.10相浦〜佐世保
17.02.11:佐世保捕獲審検所事件番号358号(昭和20年3月1日までに結審せず)
17.03.06:機密佐世保鎮守府命令第132号:
1.佐世保海軍工廠長は当分の間拿捕船ハルダーの保管並に運航に任ずべし
2.佐世保海軍警備隊司令官及佐世保第一海兵團長は佐世保海軍工廠長の協議に応じ右に関し所要の
人員を派出すべし
17.04.10:海軍省軍務局機密第540番電:特設救難船春田丸、佐世保鎮守府所管に予定
17.04.30:機密佐世保鎮守府命令第207号:
1.佐世保地方海軍運輸部長は5月1日以降拿捕船ハルダー(春田丸)の保管並に運航に任ずべし
2.佐世保警備隊司令官及佐世保第一海兵團長は佐世保地方海軍運輸部長の協議に応じ右に所要の
人員を派出すべし
17.05.09:官房機密第5666号:拿捕船ハルダーを特設救難船として艤装の件訓令:
佐世保海軍工廠をして首題の件左記に依り施行せしむべし
記
1.工事要領
昭和十六年度出師準備計画要領書に準じ艤装するものとす
尚詳細に関し要すれば海軍艦政本部長をして直接佐世保海軍工廠長に通牒せしむ
2.所要兵器
海軍艦政本部長をして直接佐世保海軍軍需部長に通牒せしむ
3.試験
昭和16年8月26日官房機密第7733号訓令に依る試験と同要領に依る
4.完成期
成るべく速に
5.費目
(以下省略)
17.06.20:整備工事完了
17.06.20:入籍:内令第1105号:特設救難船「春田丸」、佐世保鎮守府所管
17.上期 :信号符字點付:JKYR
17.06.25:佐世保〜06.27大阪
17.07.01:戦時編制:聯合艦隊第一南遣艦隊第十一特別根據地隊
17.07.18:大阪〜07.21佐世保
17.07.25:佐世保〜07.30香港
17.08.09:香港〜カムラン湾
17.08.25:戦時編制:海軍省配属第十一特別工作部附属
17.08.27:カムラン湾〜09.01昭南09.05〜09.08バダビヤ
17.09.25:バタビヤ〜10.01西貢10.04〜10.05ファンラン
17.12.03:ファンラン湾〜12.03カムラン湾12.05〜12.05ファンラン湾
17.12.26:ファンラン湾〜12.26カムラン湾12.29〜12.29ファンラン湾
18.01.18:ファンラン湾〜01.18カムラン湾01.20〜01.20ファンラン湾
18.01.21:ファンラン湾〜01.21カムラン湾01.25〜01.25ファンラン湾
18.01.28:ファンラン湾〜01.30聖雀02.01〜02.01西貢03.07〜03.13ジャカルタ
18.03.27:ジャカルタ〜03.31昭南04.02〜04.14三亞04.15〜04.18香港
18.06.06:(第41船団)香港〜06.08高雄
18.06.12:高雄〜06.12馬公06.15〜06.15高雄
18.06.18:高雄〜06.20馬公06.25〜06.25高雄
18.06.27:高雄〜06.29香港
18.09.14:香港〜09.20上海10.20〜10.24香港
18.11.01:香港〜11.06上海
18.12.28:上海〜01.22上海
19.--.--:上海にて"Conte Verde"号引揚げに従事
19.06.01:(現在)指揮官:海軍少尉 日高 萬三郎
19.06.06:"Conte Verde"号排水捲起作業決行、復原37度30分にて捲揚ワイヤ切断により作業中止
19.06.08:石炭搭載
19.06.09:酒保物品搭載
19.06.16:捲起決行、復原43度にて中止
19.06.22:真水搭載
19.06.26:捲起再決行、復原58度にて引起索切断により作業中止
19.07.05:総排水捲起決行の結果、復原67度、これにより引揚作業着手
19.07.23:真水搭載
19.09.06:真水搭載
19.09.26:真水搭載
19.10.05:酒保物品搭載
19.10.07:石炭搭載
19.10.12:真水搭載
19.10.24:貯糧品搭載
19.10.25:真水搭載
19.10.29:石炭搭載
19.10.31:"Conte Verde"号引揚げに従事中
20.01.21:沈没
20.03.01:除籍:内令第195号
喪失場所:N22.20-E114.10 香港港内
喪失原因:米空軍第14航空隊のB-24による空爆、石炭庫に被弾、火災、沈座
同型船
要調査
兵装
要調査
写真資料
"SOLD EAST" H.W. Dick & S.A. Kentwell 1991 Nautical Association of Australia Inc. (P.15)
備考
旧海軍恩給加算年調書には、19.06.04上海発、06.07香港着、06.08香港発の記載があるが、「春田丸戦時日誌」には記載なし。
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