第五信洋丸の船歴

 年 月 日:船歴

11.09.--:起工 12.02.11:進水、命名:第五信洋丸 12.04.--:竣工
12.04.--:新規登録 12.04.10:登録検査、船級:TK N.S.* (Greater Coasting Service)、船級番号:574 12.04.10:船舶検査証書交付 13.05.--:中間検査 14.05.29:中間検査 15.06.--:中間検査 16.04.--:向島にて第一次第一種定期検査 16.09.05:株式會社林兼商店鐵工造船所にて艤装工事開始
16.09.05:徴傭 16.09.20:入籍:内令第1093号:特設砲艦、佐世保鎮守府所管 16.09.20:砲艦長:海軍豫備大尉 三田 一也 16.10.15:戦時編制:佐世保鎮守府部隊佐世保防備戦隊 16.10.15:砲艦長:海軍豫備少佐 三田 一也 16.10.17:艤装工事完了 16.12.05:機密佐世保防備戦隊命令作第12号:崎戸部隊の母艦任務 16.12.05:軍隊区分:機密佐世保防備戦隊命令作第12号:崎戸部隊第二哨戒部隊(6)  16.12.08:佐世保〜港外警戒〜12.14佐世保 16.12.10:軍隊区分:機密佐世保防備戦隊命令作第21号:崎戸部隊第二哨戒部隊(6) 16.12.17:佐世保〜港外警戒〜12.25佐世保 16.12.24:軍隊区分:機密佐世保防備戦隊命令作第26号:崎戸部隊第二哨戒部隊(7) 16.12.27:佐世保〜01.04佐世保 17.01.01:軍隊区分:機密佐世保防備戦隊命令作第28号:崎戸部隊第二哨戒部隊(7) 17.01.06:入渠 17.01.14:出渠 17.01.15:軍隊区分:機密佐世保鎮守府命令作第14号:海面防備部隊佐世保附近防備部隊 17.01.15:軍隊区分:機密佐鎮海面防備部隊命令作第31号:崎戸部隊第二哨戒部隊 17.01.16:佐世保〜01.17富江01.25〜01.25佐世保 17.01.28:佐世保〜01.28福江 17.02.02:(「Helios」「Ngow Hock」「Capella」を引致)福江〜02.02相浦 17.02.03:相浦〜02.03佐世保 17.02.05:軍隊区分:機密佐鎮海面防備部隊命令作第32号:崎戸部隊第二哨戒部隊 17.02.--:軍隊区分:第二部隊(2)第一小隊(1) 17.02.05:佐世保〜02.06福江 17.02.08:福江〜02.08福江 17.02.09:福江〜02.09福江 17.02.10:(「Argus」「Halldor」を嚮導)福江〜12.10相浦 17.02.11:相浦〜02.11佐世保 17.02.14:佐海防電令作第30号:対潜掃蕩 17.02.15:佐世保〜02.16富江 17.02.16:佐世保鎮守府信電令作第32号:       佐世保防備戦隊司令官は浮島丸、華山丸、唐山丸、第五信洋丸、北京丸を以て別に指示する       所に依り東海の対潜掃蕩を実施すべし       本掃蕩には第五十六師団直接護衛隊及佐世保海軍航空隊と連繋を密にすべし 17.02.16:佐防戦電令第34号:輸送船団前路警戒のため約5日間行動の準備を整え02.17 0800富江湾集合 17.02.17:富江〜      〜02.17 1853 女島の266度65浬にて中央部機関室に被雷、航行不能〜      〜02.18 0620 爆雷投射、砲撃、爆雷炸裂の衝撃で浸水増大〜
17.02.18:沈没 17.03.01:除籍:内令第375号 17.03.10:解傭
喪失場所:N32.14-E127.14 五島列島福江南西150km付近 喪失原因:米潜水艦Triton(SS-201)の雷撃

同型船

 なし。

兵装

 四十口径三年式八糎高角砲2門、三年式機銃1基、爆雷投射機、九五式爆雷6個。

写真資料

 雑誌「海運」日本海運集会所出版部 昭和12年4月号
 雑誌「世界の艦船」海人社 2020年10月号「思い出の日本貨物船その290」
 「船舶史稿」船舶部会「横浜」第二十六巻(P.154)
 小樽市博物館所蔵(75-7)

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