月浦丸の船歴
年 月 日:船歴
--.--.--:起工
07.03.--:進水、命名:月浦丸
07.03.--:竣工
07.03.--:新規登録:所有者:月浦漁業組合、
登録純噸数:43、
登録長:25.6
07.04.16:託送発受所名追加:逓信省告示第755号(04.14附):
発受所名:月浦丸託送(月浦漁業組合月浦丸)、呼出符号:JYPB
11.06.01:月浦漁業組合は無限責任月浦漁業協同組合に組織変更
11.--.--:変更登録:所有者:無限責任月浦漁業協同組合
登録純噸数:44
11.10.28:託送発受所名改正:逓信省告示第3011号(11.13附):
発受所名:月浦丸託送(無限責任月浦漁業協同組合月浦丸)、呼出符号:JYPB
13.10.31:中間検査
16.--.--:変更登録:登録長:27.0
17.01.01:出渠
17.04.07:徴傭発令
17.04.18:徴傭
17.04.20:徴傭授受
17.05.01:入籍:内令第779号:特設監視艇、横須賀鎮守府所管
17.05.10:特設監視艇隊編制:内令第821号:第三監視艇隊
17.05.10:戦時編制:聯合艦隊第五艦隊附属第三監視艇隊
17.05.22:官房機密第657番電:兵器供給:九二式七粍七単装機銃A型(三脚架附)、
仮称40瓩発煙筺5個以内、発煙浮筺用筺嚢3個以内、
九五式爆雷(九五式爆雷改二)完備4個以内、落下傘一型爆雷と同数、
仮装投下台を装備
17.05.25:爆雷投下台、九五式爆雷2個、七粍七単装機銃1基、模擬機銃1基装備工事(05.30まで)
17.05.--:軍隊区分:第三哨戒隊第二小隊三番艇(323)
17.06.02:横須賀〜ヘ哨戒線カ配備点哨戒〜
〜06.11 0620 特設砲艦「昭興丸」と会合〜
〜06.21横須賀
17.06.26:監視艇長:海軍兵曹長 田原 京作
17.06.--:軍隊区分:第三哨戒隊第一小隊三番艇
17.06.27:横須賀〜ト哨戒線ロ配備点哨戒〜07.16横須賀
17.07.24:軍隊区分:第三哨戒隊第二小隊三番艇
17.07.25:横須賀〜レ哨戒線ト配備点哨戒〜
〜08.04 0356 特設砲艦「第一雲洋丸」と会合〜
〜08.04 1512 特設砲艦「第一雲洋丸」と会合〜
〜08.06 1558 特設砲艦「第一雲洋丸」と会合〜
〜08.12 1655 特設砲艦「第一雲洋丸」と会合〜
〜08.17横須賀
17.08.24:軍隊区分:第三哨戒隊第四小隊二番艇
17.08.25:横須賀〜レ哨戒線カ配備点哨戒〜
〜08.31 1625 特設砲艦「第一雲洋丸」と会合〜
〜09.08横須賀
17.09.20:入渠、船体修理及び清掃塗粧
17.10.10:軍隊区分:第三哨戒隊第六小隊三番艇
17.10.17:出渠
17.10.22:横須賀〜ア哨戒線チ配備点哨戒に向う〜
〜10.22機関故障の特設監視艇「第三愛宕丸」を曳航〜
〜横須賀
17.11.07:軍隊区分:第三哨戒隊第三小隊三番艇
17.11.09:横須賀〜エ哨戒線フ配備点哨戒〜
〜11.21 0730 特設砲艦「第一雲洋丸」と会合〜
〜11.28横須賀
17.11.25:戦時編制:聯合艦隊第五艦隊第二十二戦隊第三監視艇隊
17.12.11:軍隊区分:機密第三監視艇隊命令第1号:第三哨戒隊第三小隊二番艇
17.12.13:横須賀〜ア哨戒線マ配備点哨戒〜12.30横須賀
18.01.06:哨戒部隊信電令作第2号:第一直哨戒隊乙直指揮官指揮下
18.01.06:軍隊区分:第三哨戒隊第一小隊二番艇(哨区着まで)
18.01.08:横須賀〜ア哨戒線哨戒〜01.22横須賀
18.01.29:軍隊区分:機密第三監視艇隊命令第3号:第三哨戒隊乙直第五小隊二番艇
18.02.01:横須賀〜エ哨戒線ナ配備点哨戒〜
〜02.07 1000 特設砲艦「第一雲洋丸」と会合、交信〜
〜02.11 1240 特設砲艦「第一雲洋丸」と会合、交信〜
〜02.17横須賀
18.02.25:軍隊区分:機密第三監視艇隊命令第4号:第三哨戒隊第三小隊三番艇
18.02.27:横須賀〜ア哨戒線フ配備点哨戒〜
〜03.02 0830 特設砲艦「安州丸」と会合〜
〜03.03 1545 特設砲艦「第一雲洋丸」と会合、交信〜
〜03.04 1445 特設砲艦「第一雲洋丸」と会合、交信〜
〜03.06 1533 特設砲艦「第一雲洋丸」と会合、交信〜
〜03.16 1251 特設砲艦「第一雲洋丸」と遭遇、交信〜
〜03.19横須賀
18.03.23:軍隊区分:機密第三監視艇隊命令第5号:第三哨戒隊第二小隊三番艇
18.03.24:横須賀〜ヌ哨戒線キ配備点哨戒〜
〜03.28 0945 特設砲艦「第一雲洋丸」と会合、交信〜
〜03.28 1530 特設砲艦「第一雲洋丸」と会合、交信〜
〜04.06 1445 特設砲艦「第一雲洋丸」と会合、交信〜
〜04.14横須賀
18.04.23:入渠、船体修理及び清掃塗粧
18.06.01:出渠
18.06.01:横須賀〜ラ哨戒線哨戒〜
〜06.30(N40.53-E143.13)対潜戦闘:爆雷攻撃〜
〜07.07幌筵
18.07.19:軍隊区分:機密第三監視艇隊命令第10号:北口哨戒隊一直一番艇
18.07.19:幌筵〜哨区哨戒〜07.21幌筵
18.07.30:軍隊区分:機密第三監視艇隊命令第11号:北口哨戒隊一直一番艇
18.07.31:幌筵〜哨区哨戒〜08.02幌筵
18.08.04:幌筵〜哨区哨戒〜08.06幌筵
18.08.05:戦時編制:聯合艦隊北東方面艦隊第五艦隊第二十二戦隊第三監視艇隊
18.08.08:幌筵〜哨区哨戒〜08.10幌筵
18.08.08:軍隊区分:機密第三監視艇隊命令第12号:南口哨戒隊一直一番艇
18.08.12:幌筵〜哨区哨戒〜08.14幌筵
18.08.16:幌筵〜哨区哨戒〜08.18幌筵
18.08.20:幌筵〜哨区哨戒〜08.22幌筵
18.08.21:軍隊区分:機密第三監視艇隊命令第14号:予備隊
18.09.02:軍隊区分:機密第三監視艇隊命令第15号:一直一小隊三番艇
18.09.02:片岡湾にて座礁、自力離礁
19.09.03:軍隊区分:第三監視艇隊信令第9号:予備隊
18.09.04:軍隊区分:機密第三監視艇隊命令第16号:予備隊
18.09.12:対空戦闘:七粍七機銃250発発射
18.09.19:軍隊区分:機密第三監視艇隊命令第17号:二小隊三番艇:横須賀回航
18.09.19:幌筵〜09.27横須賀
18.10.07:横浜重工業にて船体修理及び清掃塗粧
19.01.09:出渠
19.01.28:修理完了
19.02.12:軍隊区分:機密第三直哨戒隊命令作第2号:第五小隊
19.02.13:横浜〜ヌ、ル哨区哨戒〜
〜02.22 1530 特設砲艦「第一雲洋丸」と会合〜
〜03.06横浜
19.02.21:戦時編制:聯合艦隊北東方面艦隊第二十二戦隊第三監視艇隊
19.03.14:軍隊区分:機密第三直哨戒隊命令作第3号:第二小隊
19.03.16:横浜〜ル、ヘ、リ哨区哨戒〜
〜03.21 1145 特設砲艦「第一雲洋丸」と会合〜
〜03.23 0600 特設砲艦「第一雲洋丸」と会合〜
〜04.08横浜
19.04.19:軍隊区分:機密第三直哨戒隊命令作第4号:第二小隊
19.04.20:横浜〜へ、ロ、ト哨区哨戒〜
〜05.01 1030 特設砲艦「第一雲洋丸」と会合〜
〜05.03 1318 特設砲艦「第一雲洋丸」と会合〜
〜05.14横浜
19.05.26:横浜〜哨区哨戒〜
〜06.01 0520 特設砲艦「第一雲洋丸」と会合〜
〜06.04 1240 特設砲艦「第一雲洋丸」と会合〜
〜06.13 0910 特設砲艦「第一雲洋丸」と会合〜
〜06.18横浜
19.06.20:上空識別灯取付(06.30まで)
19.06.30:軍隊区分:機密第三直哨戒隊命令作第6号:第八小隊
19.07.02:横浜〜チ、ト、ヌ哨区哨戒〜07.23横浜
19.08.01:戦時編制:聯合艦隊第二十二戦隊第三監視艇隊
19.08.03:軍隊区分:機密第三哨戒隊命令作第7号:第四小隊
19.08.06:横浜〜リ、チ、リ哨区哨戒〜
〜08.12 0756 特設砲艦「第一雲洋丸」と会合〜
〜08.16 1745 特設砲艦「第一雲洋丸」と会合〜
〜08.19 1625 特設砲艦「第一雲洋丸」と会合〜
〜08.26横浜
19.08.29:九六式二十五粍単装機銃1基、十三粍単装機銃1基装備工事(09.07まで)
19.09.--:軍隊区分:第二小隊
19.09.12:横浜〜ニ哨区哨戒〜
〜09.19 1101(N30.---E143.--)敵B-24 1機と交戦、
水線下及び付近外板に被弾7発を受け浸水するも軽微、
甲板上に40数発被弾、無線送信不能、小銃1、機銃弾倉1破壊、
六糎砲46発、二十五粍機銃480発、十三粍機銃620発、七粍七機銃200発発射〜
〜ロ、ハ哨区哨戒〜10.01横浜
19.10.06:横浜〜ホ、ヘ、ホ、ヌ哨区哨戒〜
〜10.24 1434 特設砲艦「第一雲洋丸」と会合〜
〜10.28 1024 特設砲艦「第一雲洋丸」と会合〜
〜10.30 0630 特設砲艦「第一雲洋丸」と会合〜
〜11.08横浜
19.10.16:軍隊区分:機密第一哨戒部隊第三直哨戒隊命令作第9号:第五小隊
19.11.01:監視艇長:海軍少尉 田原 京作
19.11.20:下田船渠にて船体内外部修理
19.11.--:軍隊区分:第一小隊
20.01.26:軍隊区分:機密第三直哨戒隊命令作第1号:第五小隊
20.01.29:横浜〜C、B哨区哨戒〜
〜02.11 0759 特設砲艦「第一雲洋丸」と会合〜
〜02.13 1156 特設砲艦「第一雲洋丸」と会合〜
〜02.20横浜
20.03.09:軍隊区分:機密第三直哨戒隊命令作第2号:第五小隊
20.03.11:横浜〜C、B哨区哨戒〜
〜03.17 1318 対空戦闘:B-29 2機と交戦中〜
〜03.17 1335 沈没
20.03.17:沈没
20.05.10:特設監視艇隊編制:内令第415号:第三監視艇隊より削る
20.05.10:除籍:内令第417号
20.05.10:解傭
喪失場所:N30.00-E137.30
喪失原因:米B-29の攻撃
同型船
なし。
兵装
(17.05.30)
九二式七粍七単装機銃1基、小銃5挺、拳銃2丁、
爆雷投下台、九五式爆雷2個。
(17.12現在)
山内式短六糎砲1門、九二式七粍七単装機銃1基、小銃5挺、拳銃2丁、
爆雷投下台、爆雷4個。
(18.09.07)
山内式短六糎砲1門、九六式二十五粍単装機銃1基、十三粍単装機銃1基、
九二式七粍七単装機銃1基、小銃5挺、拳銃2丁、
爆雷投下台、九五式爆雷改二4個。
写真資料
雑誌「丸スペシャル」潮書房 No.53「日本の小艦艇」(P.62)
雑誌「丸Graphic Quarterly」潮書房 No.20 「写真集 日本の小艦艇(続)」(P.142)
「海軍第十一巻 小艦艇 特務艦艇 雑役船 特設艦船」誠文図書 S56.09 「海軍」編集委員会(P.230)
「写真日本海軍全艦艇史」 潟xストセラーズ H06.12 福井静夫 (3013)
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