長安丸の船歴
年 月 日:船歴
09.10.23:起工
10.01.16:進水、命名:長安丸
10.04.25:竣工
10.04.20:新規登録:所有者:朝鮮汽船株式會社
10.04.22:船舶検査証書交付
13.05.10:中間検査
14.03.10:定期検査
16.07.24:中間検査
16.08.15:立石汽船株式會社、朝鮮汽船株式會社及晃陽汽船株式會社は合併し西日本汽船株式會社を設立
16.--.--:変更登録:所有者:西日本汽船株式會社
16.08.31:徴傭
16.09.12:入籍:内令第1049号:特設敷設艇、佐世保鎮守府所管
16.10.15:株式會社自念造船鐵工所にて艤装工事完了
16.10.15:内令第1253号:馬公防備隊所属
16.10.15:戦時編制:馬公要港部部隊馬公防備隊
16.11.20:戦時編制:馬公警備府部隊馬公防備隊
16.11.20:軍隊区分:機密馬公警備府命令作第−号:海面防備部隊
16.12.23:1000より艦隊入港迄第二九路対潜掃蕩をなせ
16.12.25:1000より潜水母艦「長鯨」通過迄第二水路対潜掃蕩
16.12.--:馬公及び作戦地
17.01.--:馬公
17.01.15:軍隊区分:機密馬公警備府命令作第7号:海面防備部隊
17.06.23:澎湖列島花嶼付近にて帆船を臨検、米国軍人5名を捕虜とす
17.07.--:馬公
17.07.14:軍隊区分:機密馬公警備府命令作第43号:海面防備部隊
17.07.25:澎湖島西方海面にて第三回教練射撃
17.09.07:第1回聯合訓練実施(09.09まで)
17.09.28:第2回聯合訓練実施(10.01まで)
17.10.21:馬公警備府電令作第74号:(馬公警備府機密第211620番電にて一部訂正):
1.21日0120頃東経120度26分北緯24度26分附近にて、あふりか丸は敵潜の雷撃を受け沈没す
2.海面防備部隊指揮官は極力全艦艇を以て敵潜の撃滅並に遭難船の救難に任ずべし、
右指揮官を馬防機雷長に指定す
17.10.21:馬公〜敵潜掃蕩〜10.23馬公
17.10.23:馬公警備府電令作第76号:
1.0800以後本府電令作第72、74号掃蕩を取止む
2.海面防備部隊船艇は敵潜掃蕩を続行しつつ馬公に帰投すべし
17.12.11:第1回聯合訓練実施(12.13まで)
18.02.24:第6回聯合訓練実施(02.25まで)
18.03.11:馬公警備府電令作第16号:
1.3月11日0735 凸角の155度約15粁に敵潜水艦を探知す
2.海面防備部隊指揮官は全力を以て之を掃蕩攻撃すべし
18.03.15:馬公警備府電令作第17号:
1.馬公警備府電令作第16号掃蕩を取止む
18.03.18:馬公警備府電令作第19号:
1.3月17日2335北緯24度30分東経120度9分天龍川丸は敵潜の雷撃を受く
2.海面防備部隊指揮官は船艇を以て之が掃蕩攻撃に任ずべし
18.03.19:馬公警備府電令作第23号:
馬公警備府電令作第19号第21号掃蕩並に救難作業を取止む
18.04.01:内令第588号:馬公方面特別根據地隊所属
18.04.01:戦時編制:高雄警備府部隊馬公方面特別根據地隊
18.04.01:軍隊区分:機密高雄警備府命令作第6号:馬公方面防備部隊
18.04.26:第10回聯合訓練実施(04.30まで)
18.05.20:第12回聯合訓練実施(05.22まで)
18.06.01:軍隊区分:機密高雄警備府命令作第15号:海面防備部隊(06.08実施)
18.06.03:第13回聯合訓練実施(06.05まで)
18.06.23:第14回聯合訓練実施(06.25まで)
18.06.--:入渠
18.07.08:第15回聯合教練実施(07.10まで)
18.07.18:琉球嶼270度15浬に遭難船らしきものの捜索救難作業〜07.18左営
18.07.19:左営〜
18.07.19:捜索再開するも手掛かりを得られず作業中止
18.07.28:第16回聯合教練実施(07.30まで)
18.08.09:第17回聯合訓練実施(08.11まで)
18.08.19:高雄警備府電令作第222号:対潜掃蕩
18.08.21:高雄警備府電令作第226号:1200までに敵情を得ざれば対潜掃蕩中止
18.08.25:第18回聯合訓練実施(08.27まで)
18.09.04:対潜掃蕩(09.09まで)
18.09.04:高雄警備府電令作第254号:対潜掃蕩
18.09.07:高雄警備府電令作第256号:1200までに敵情を得ざれば対潜掃蕩中止
18.09.10:第19回聯合訓練実施(09.11まで)
18.09.22:軍隊区分:機密高雄警備府命令作第21号:馬公方面防備部隊(10.01実施)
18.09.27:軍隊区分:機密高雄警備府命令作第22号:基隆方面防備部隊(10.01実施)
18.09.27:第20回聯合訓練実施(09.29まで)
18.10.02:高雄警備府電令作第312号:対潜掃蕩(N25.15-E121.46)
18.10.05:高雄警備府電令作第317号:1600までに敵情を得ざれば対潜掃蕩中止
18.10.07:第21回聯合訓練実施(10.09まで)
18.10.10:高雄警備府電令作第336号:対潜掃蕩
18.10.12:高雄警備府電令作第340号:1600までに敵情を得ざれば対潜掃蕩中止
18.10.16:高雄警備府電令作第352号:対潜掃蕩(N25.13-E121.57)
18.10.19:高雄警備府電令作第362号:1200までに敵情を得ざれば対潜掃蕩中止
18.10.26:高雄警備府電令作第375号:対潜掃蕩
18.10.29:高雄警備府電令作第383号:1000までに敵情を得ざれば対潜掃蕩中止
18.11.03:基隆〜船団護衛〜11.06基隆
18.11.09:基隆〜聯合訓練〜
18.11.10:高雄警備府電令作第412号:対潜掃蕩(N25.02-E122.23)
18.11.13:高雄警備府電令作第417号:1200までに敵情を得ざれば対潜掃蕩中止
〜11.13基隆
18.11.24:基隆〜哨区哨戒〜聯合教練〜11.27基隆
18.12.02:高雄警備府電令作第444号:12.03までに福瑶島に派遣、「慶安丸」「松浦丸」を
基隆まで護衛、但し「慶安丸」は適宜分離台湾西岸接航高雄向け
18.12.02:基隆〜12.03福瑶島
18.12.04:(船団護衛)福瑶島〜12.05基隆
18.12.07:基隆〜聯合教練〜12.08基隆
18.12.15:基隆〜
18.12.15:高雄警備府電令作第465号:対潜掃蕩(N25.25-E122.35)
18.12.18:高雄警備府電令作第474号:12.19 黎明までに敵情を得ざれば対潜掃蕩中止
〜12.18基隆
18.12.27:基隆〜船団護衛〜12.28基隆
19.01.04:基隆〜船団護衛〜01.05基隆
19.01.07:基隆〜聯合訓練〜01.08基隆
19.01.11:高雄警備府電令作第14号:対潜掃蕩(富貴角の40度18.5浬)
19.01.11:基隆〜
19.01.12:高雄警備府電令作第19号:01.13黎明までに敵情を得ざれば対潜掃蕩中止
〜01.13基隆
19.01.23:基隆〜
19.01.23:高雄警備府電令作第37号:ヒ37船団「音羽山丸」敵潜発見により対潜掃蕩中(N25.47-E121.25)
19.01.24:高雄警備府電令作第39号:現掃蕩続行、第130船団の警戒後、敵情を得ざれば対潜掃蕩中止
19.01.25:高雄警備府電令作第42号:消息不明の淡水基地零式水上偵察機1機を捜索
〜聯合訓練〜01.28基隆
19.02.01:基隆〜聯合訓練〜02.09基隆
19.02.10:高雄警備府電令作第64号:対潜掃蕩(N24.28-E121.30)
19.02.10:基隆〜対潜掃蕩〜02.14基隆
19.02.21:基隆〜哨区哨戒〜02.23聯合訓練〜02.26対潜掃蕩〜02.27基隆
19.02.24:高雄警備府電令作第83号:極力敵潜制圧に任ずると共に「南邦丸」を警戒監視
19.02.28:基隆〜船団護衛〜03.02基隆
19.03.06:基隆〜聯合訓練〜03.08基隆
19.03.12:基隆〜船団護衛〜03.14基隆
19.03.15:基隆〜船団護衛〜03.17基隆
19.03.17:入渠
19.03.27:基隆〜試運転〜03.28聯合訓練〜03.30基隆
19.04.03:基隆〜船団護衛〜04.08基隆
19.04.09:基隆〜哨区哨戒〜04.11基隆
19.04.12:基隆〜船団護衛〜04.14馬公
19.04.15:軍隊区分:機密高雄警備府命令作第16号:馬公方面防備部隊
19.04.16:馬公〜哨区哨戒〜04.18馬公
19.04.20:馬公〜04.20高雄04.23〜04.23馬公
19.04.27:馬公〜哨区哨戒〜04.28馬公
19.05.01:馬公〜船団護衛〜05.04馬公
19.05.06:馬公〜船団護衛〜05.11馬公
19.05.14:馬公〜05.14高雄
19.05.16:高雄警備府電令作第200号:タマ18船団の護衛協力
19.05.17:(タマ18船団護衛)高雄〜
〜05.19対潜戦闘:爆雷投射3個〜
〜05.20サンフェルナンド05.21〜05.23マニラ
19.06.03:(マタ22船団護衛)マニラ〜06.06高雄
19.10.12:沈没
20.02.10:除籍:内令第122号
20.02.20:解傭
喪失場所:高雄港
喪失原因:米第38機動部隊艦載機による空爆
同型船
金城丸。
兵装
(参考:標準兵装)
短八糎砲1門、
機雷50個。
写真資料
雑誌「海運」日本海運集会所出版部 昭和10年9月号
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