瑞興丸の船歴
年 月 日:船歴
13.11.29:起工、発注者:大阪商船株式會社(08.12変更)
14.05.04:進水、命名:瑞興丸
14.11.30:竣工
14.11.--:新規登録:所有者:東亞海運株式會社
14.11.30:登録検査、船級:TK N.S.*、船級番号:891
14.11.30:船舶検査証書交付
15.12.--:中間検査
16.08.25:徴傭
16.09.05:入籍:内令第1025号:特設砲艦、横須賀鎮守府所管
16.09.05:内令第1026号:機雷敷設に従事する特設砲艦に指定
16.09.05:砲艦長:海軍大佐 吉見 勇助(-16.12.22)
16.09.13:浅野船渠内で事務を開始
16.09.15:吉見大佐着任
16.10.04:中間検査
16.10.15:戦時編制:大湊要港部部隊
16.11.20:戦時編制:大湊警備府部隊
16.11.27:信令第14号:本日中に出動、機雷敷設訓練を実施
16.12.01:軍隊区分:機密大湊警備府命令作第6号:千島防備部隊
16.12.01:機密大湊警備府命令作第9号:12.04大湊出港
16.12.04:大湊〜松輪
16.12.14:大湊警備府機密第307番電:特設砲艦「第二號新興丸」救助任務
16.12.14:松輪碇泊中、暴風の為、両舷の錨を喪失し機械室より浸水、水深8m地点に擱座
16.12.14:千防機密第22番電:海防艦「石垣」を救難に派遣
16.12.14:夕刻までに乗員の大部は陸上に避難、保安要員13名のみ艦内残留
16.12.14:大湊警備府機密第325番電:小樽の日本サルベージ救難船「美保丸」派遣手配済み
16.12.17:大湊警備府機密第342番電:
1.救難用資材を左の通輸送す
會幸丸に搭載せるもの瑞興丸乗員用糧食約ニヶ月分
興東丸に搭載せるもの瑞興丸乗員用被服寝具、工事用材料、燃料、錨及錨鎖及同附属品
2.興東丸行動予定(以下省略)
16.12.22:保安要員引揚中カッター転覆事故、死者13名
16.12.29:砲機重要部分品の取外し完了、弾薬108発と共に特設運送船「會幸丸」に揚収
16.12.29:大湊警備府機密第387番電:救難船は航行困難なため技師を「會幸丸」に便乗させ調査、
荒天の寒気のため救難作業の見込みなく春までは作業を断念
16.12.30:帰投のため乗員は「會幸丸」に乗船
16.12.30:大湊警備府機密第395番電:「石垣」の「瑞興丸」救難任務解除
17.01.10:戦時編制:予備艦船
17.01.17:大湊防備隊内において事務を開始
17.03.28:残務整理員事務所を撤去
18.03.01:官房艦機密第960号:大湊海軍軍需部に保管中の兵器を同軍需部に還納
18.07.01:廃棄
18.07.01:除籍:内令第1321号
18.07.01:解傭
喪失場所:N48.05-E153.43 松輪島天蓋山の72度1.4km付近
喪失原因:座礁
同型船
盛京丸、安州丸、定州丸、洛東丸、大同丸、新京丸、龍興丸、慶興丸、咸興丸、新興丸、
山鳩丸、日海丸。
兵装
砲3門、機銃2基。
写真資料
大工船軍極秘17第8号の4
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