艦船 種別 類別 等級
艦艇 軍艦 戰艦 巡洋艦 一等/二等 航空母艦 水上機母艦 潜水母艦 敷設艦 練習戰艦 練習巡洋艦 驅逐艦 驅逐艦 一等/二等 潜水艦 潜水艦 一等/二等 砲艦 砲艦 海防艦 海防艦 輸送艦 輸送艦 一等/二等 水雷艇 水雷艇 掃海艇 掃海艇 驅潜艇 驅潜艇 敷設艇 敷設艇 哨戒艇 哨戒艇 特務艦艇 特務艦 工作艦 運送艦 碎氷艦 測量艦 標的艦 練習特務艦 特務艇 敷設特務艇 哨戒特務艇 驅潜特務艇 掃海特務艇 海防艇 潜水艦母艇 電纜敷設艇 魚雷艇 雑役船
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大東亞戦争時、艦船の種類のうち種別は艦船令によって定められ、類別等級は艦船令の別表である艦艇特務艦艇類別標準で定められていました。
艦船令も類別標準も何度か改正があり、特に砲艦、海防艦、敷設艇には注意を要します。
砲艦と海防艦は当初軍艦の類別でしたが、砲艦は昭和19年10月1日、海防艦は昭和17年7月1日にそれぞれ新たな種別として独立しました。
敷設艇は当初特務艇の類別でしたが、昭和19年2月1日にその場所を新設の敷設特務艇に譲り艦艇の中の新たな種別として独立しました。
哨戒艇も当初特務艇の類別でしたが、昭和18年2月15日に艦艇の中の新たな種別として独立しました。
上記の種類は終戦時の状態で作成してあります。
海軍にあって艦船名の前に船の種類をつけるときは、艦船令に基づく種別によるのが原則で、例えば軍艦「高雄」とか特務艦「宗谷」とし、類別等級標準による一等巡洋艦「高雄」とか運送艦「宗谷」とはしませんでした。