初春の艦歴

 年 月 日：艦歴

 06.05.14：起工
 07.08.01：命名：達第106号：「初春」（ハツハル）
 07.08.01：類別等級制定：内令第245号：種別：驅逐艦、類別：驅逐艦、等級：一等、艦型：初春型
 07.08.01：本籍仮定：内令第247号：佐世保鎮守府
 07.08.24：信号符字點付：達第107号：GQUT
 08.02.27：進水
 08.02.27：本籍：内令第56号：佐世保鎮守府
 08.05.01：艤装員長：海軍少佐　田原　吉興
 08.05.11：艤装員事務所を佐世保海軍工廠内に設置し事務を開始
 08.07.01：驅逐艦長：海軍少佐　田原　吉興
 08.09.22：艤装員事務所を撤去
 08.09.30：竣工

 08.09.30：驅逐隊編制：内令第289号：第二十一驅逐隊、所属：－
 08.09.30：役務：内令第291号：第一豫備驅逐艦
 08.10.18：信号符字変更：達第127号：JVIA
 08.11.15：驅逐隊編制：内令第352号：第二十一驅逐隊、所属：－
 08.11.15：役務：内令第354号：警備驅逐艦
 08.11.15：驅逐艦長：海軍中佐　田原　吉興
 08.12.11：警備戦隊編制：内令第403号：佐世保警備戦隊第二十一驅逐隊
 09.04.01：役務：内令第118号：第二豫備驅逐艦
 09.07.10：役務：内令第285号：第一豫備驅逐艦
 09.11.15：警備戦隊編制：内令第481号：佐世保警備戦隊より除く
 09.11.15：驅逐隊編制：内令第477号：第二十一驅逐隊
 09.11.15：艦隊編制：内令第476号：聯合艦隊第一艦隊第一水雷戦隊第二十一驅逐隊
 10.10.31：驅逐艦長：海軍少佐　丸安　金兎
 10.11.15：驅逐隊編制：内令第459号：第二十一驅逐隊
 10.11.15：艦隊編制：内令第458号：聯合艦隊第一艦隊第一水雷戦隊第二十一驅逐隊
 11.12.01：驅逐隊編制：内令第471号：第二十一驅逐隊
 11.12.01：驅逐艦長：海軍少佐　吉田　正義
 12.12.01：驅逐艦長：海軍少佐　新谷　喜一
 13.11.15：役務：内令第936号：第一豫備驅逐艦
 13.11.15：驅逐艦長：海軍少佐　前川　新一郎
 14.10.25：驅逐隊編制：内令第742号：第二十一驅逐隊より除く
 14.10.25：役務：内令第743号：第三豫備驅逐艦
 14.11.15：驅逐艦長：海軍中佐　前川　新一郎
 14.11.20：驅逐艦長：海軍少佐　濱中　脩一
 15.04.24：驅逐艦長：海軍少佐　横山　喜一
 15.09.27：驅逐艦長：海軍少佐　牧野　担
 15.10.15：役務：内令第712号：特別役務驅逐艦
 15.11.15：驅逐隊編制：内令第832号：第二十一驅逐隊
 15.11.15：艦隊編制：聯合艦隊第一艦隊第一水雷戦隊第二十一驅逐隊
 16.09.01：戦時編制：聯合艦隊第一艦隊第一水雷戦隊第二十一驅逐隊
 16.10.15：驅逐艦長：海軍中佐　牧野　担
 16.12.01：信号符字変更：達第369号：JGFD
 17.10.25：司令驅逐艦を「若葉」に変更
 17.11.15：驅逐艦長：海軍少佐　山名　寛雄
 18.04.01：戦時編制：聯合艦隊第五艦隊第一水雷戦隊第二十一驅逐隊
 18.05.20：驅逐艦長：海軍中佐　人見　豊治
 18.08.05：戦時編制：聯合艦隊北東方面艦隊第五艦隊第一水雷戦隊第二十一驅逐隊
 18.09.10：驅逐艦長：海軍少佐　飛田　淸
 19.01.01：戦時編制：聯合艦隊附属第二十一驅逐隊
 19.04.01：驅逐艦長：海軍少佐　長倉　義春
 19.08.05：戦時編制：聯合艦隊北東方面艦隊第五艦隊第一水雷戦隊第二十一驅逐隊
 19.10.01：驅逐艦長：海軍少佐　大熊　安之助
 19.10.24：司令驅逐艦

 19.11.13：沈没
 19.11.15：驅逐隊編制：内令第1271号：第二十一驅逐隊
 19.11.20：戦時編制：聯合艦隊第ニ艦隊第二水雷戦隊第二十一驅逐隊
 20.01.10：類別等級削除：内令第16号
 20.01.10：驅逐隊編制：内令第25号：第二十一驅逐隊より除く
 20.01.10：除籍：内令第29号

 喪失場所：N14.35-E120.50 マニラ湾 
 喪失原因：米第38機動部隊艦載機による空爆

同型艦

 子日、若葉、初霜。

兵装

（新造時）
 五十口径三年式十二糎七砲聯装２基、同単装１基、毘式四十粍単装機銃２基、
 一一式軽機銃２挺、三八式小銃55挺、陸式拳銃14丁、
 九〇式三聯装発射管改二２基、
 九〇式三米測距儀１基、一四式二米測距儀１基、一一式六十六糎測距儀１基、須式九十糎探照燈１基、
 九四式投射機１基、爆雷装填台三型１基、
 爆雷水圧投下台二型２基、爆雷手動投下台一型４基、八八式爆雷一型36個、
 対艦式大掃海具一型１組、小掃海具一型１組。

写真資料

 雑誌「丸Graphic Quarterly」潮書房 No.15「写真集　日本の駆逐艦（続）」（P.4,72-73,75,78,82）
 雑誌「丸スペシャル」潮書房 No.24「駆逐艦　初春型・白露型」（P.6-9）
 雑誌「丸スペシャル」潮書房 No. 98「北方作戦」(P.36)
 雑誌「世界の艦船」海人社 2013年1月号増刊「日本駆逐艦史」（P.103-104）
 雑誌「世界の艦船」海人社 2013年1月号増刊「日本駆逐艦史」（P.190）
 「歴史群像」太平洋戦史シリーズ70　特型駆逐艦　学習研究社（P.3）
 「海軍第九巻　駆逐艦　海防艦　水雷艇　哨戒艇」誠文図書㈱ S56.09 「海軍」編集委員会 （P.136）
 「写真日本海軍全艦艇史」 ㈱ベストセラーズ H06.12 福井静夫（1702-1706,1709,1751）
 「日本海軍艦艇写真集　駆逐艦」ダイヤモンド社 H17.10 呉市海事歴史科学館（P.74-75）

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