得撫丸の船歴

 年 月 日:船歴

T14.08.14:起工 T15.01.30:進水、命名:得撫丸 T15.03.15:竣工
T15.04.--:新規登録:登録純噸数:75 06.11.18:変更登録:登録純噸数:66 07.12.07:〜12.23東北及び北海道沿海横断観測 10.02.17:〜02.22東北海区横断観測 10.02.25:〜03.01北海道南部沿海横断観測 11.02.28:定期検査 12.02.04:〜02.24東北海区横断観測 12.12.23:中間検査 15.03.30:定期検査 16.12.24:中間検査 18.04.15:官房艦機密第1794号:訓令:       農林省北洋出漁船(本船)用として九二式単装機銃1基を 第五艦隊司令部に貸与
18.05.07:機密大湊警備府命令作第41号:特殊漁船:千島防備部隊所属       作業期間千島列島線及びカムチャッカ近海における対潜対空警戒 18.10.29:機密大湊警備府命令作第137号:特殊漁船の指定解除(09.05付)
18.10.03:機密佐世保鎮守府命令第367号:       佐世保海軍艦船部長は左に依り海軍省徴用船舶の授受を行うべし      (抜粋)        船名:得撫丸、船舶番号:31670、総噸数:224、       授受期日:授受主任をして通知せしむ、       記事:特設驅潜艇として艤装整備の上南方派遣の予定 18.10.19:借用発令 18.11.12:官房機密第5702号:借用及徴傭船を特設驅潜艇として艤装の件訓令       横須賀、呉及佐世保海軍工廠をして首題の件左記に依り施行せしむべし        記      1.船名        別紙の通        但し爾後変更の場合は海軍省兵備局長をして直接関係鎮守府参謀長宛通知せしむ      2.工事要領        特設驅潜艇としての任務に適する如く船体機関を整備するの外左の標準に依り兵器を装備する        ものとす        但し兵器準備著しく遅るるものは配属地の海軍工作部に委託することを得        尚詳細に関し要すれば海軍艦政本部長をして直接横須賀、呉及佐世保海軍工廠長に通牒せしむ       (イ)砲煩兵器          総噸数 五〇〇噸以上のもの           短五糎砲         1基( 20発)           九三式十三粍単装機銃六型 1基(300発)          同   一〇〇噸以上のもの           九三式十三粍単装機銃六型 1基(300発)          同   一〇〇噸未満のもの           九二式七粍七単装機銃   1基(700発)       (ロ)音響兵器          仮称軽便探信儀       差当り五隻に付一組の標準に依り          仮称簡易水中聴音機   } 適当なる船に装備するものとす        (ハ)爆雷兵器          九五式爆雷完備       12個 但し船型に応じ適宜増減することを得          投下軌道(三箇載)     2條       (二)光学兵器          八糎双眼望遠鏡       適当なる船30隻に各1組          七倍稜鏡双眼鏡       3個       (ホ)電気兵器          信号燈         } 所要数          照明燈      3.所要兵器        横須賀、呉及佐世保海軍軍需部在庫兵器を供給し其の船名、品名、数量等詳細を        海軍艦政本部長に通知するものとす      4.試験        重心試験並に適宜船体機関及装備兵器の作動確認試験を実施するの外砲一門に付一発        機銃一挺に付十発の発射試験を施行するものとす      5.完成期        入港後成るべく速に      6.費目       (省略)     (別紙抜粋)       整備担当佐世保       船名:得撫丸、噸数:二二四
18.11.30:借用授受 19.02.01:入籍:内令第282号:特設驅潜艇、横須賀鎮守府所管 19.02.01:内令第284号:第三十特別根據地隊所属 19.02.01:戦時編制:聯合艦隊第四艦隊第三十特別根據地隊 19.03.01:内令第392号:第三十根據地隊所属 19.03.01:戦時編制:聯合艦隊中部太平洋方面艦隊第三十根據地隊 19.05.19:(「睦洋丸」護衛)ヤップ〜      〜05.19 1416(N09.43-E134.14)淺香丸船団に加入〜      〜05.20 1750 「第六十二號驅潜特務艇」が船団より離脱〜       〜05.21 0925(N13.44-E140.46)一般徴傭船睦洋丸」被雷、船団は先航〜      〜反転〜       〜05.23 0012 天龍川丸船団に合同〜      〜05.23 0530 哨戒機が上空を警戒〜       〜05.23サイパン 19.07.18:戦時編制:聯合艦隊南西方面艦隊第三南遣艦隊第三十根據地隊 19.08.01:(「廣順丸」船団護衛)ダバオ〜08.05パラオ 19.09.--:キャビテ工作部にて船体及び機関、無線兵器修理 19.10.01:(現在)驅潜艇長:海軍兵曹長 藤村 鎮義 19.10.23:キャビテ〜10.23マニラ10.24〜10.24キャビテ 19.10.24:無線機修理 19.10.25:キャビテ〜10.25マニラ 19.10.26:第三十一特根信令第1号:       速やかに出港、マニラ湾口距岸約60浬圏内対潜掃蕩    「第二日南丸」船団27日1600頃コレヒドール島到着の際は前路掃蕩を実施 19.10.26:マニラ〜(「第二日南丸」船団護衛)〜10.28マニラ 19.10.28:第三十一特根信令第7号:       速やかにコロン湾に回航伊良湖監視員を収容の上、同地在泊の「共同丸」を護衛しマニラに帰投 19.10.28:マニラ〜10.29アンビル島沖10.30〜10.31コロン湾ルソング島 19.10.31:コンソリデーテット1機来襲、交戦中至近弾により機械室右舷破損、 機械室浸水航行不能
19.10.31:沈没 22.05.03:除籍:復二第327号 --.--.--:返却
喪失場所:N11.58-E120.01 コロン湾内 喪失原因:空爆

同型船

 なし。

兵装

 九三式十三粍単装機銃2基、爆雷11個 。

写真資料

 「写真集懐かしの千島」国書刊行会 S56 写真集懐かしの千島編纂委員会編
 「日本地理大系−北海道・樺太編」改造社 S05
 「漁船機關」第14巻第159号 漁船機關士協會

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