公稱第2900號の船歴
年 月 日:船歴
--.--.--:起工
T07.05.26:進水、命名:ドイツ帝国海軍潜水艦「U 125」
T07.09.04:竣工
T07.09.04:艦長:海軍大尉(Kptlt.) Hans Scabell
T07.11.26:降伏
接収場所:ハリッジ(Harwich)
接収原因:第一次世界大戦戦利品
T07.12.14:日本への配分決定
T07.12.19:受領
T07.12.19:第二特務艦隊67番電報:「〇一」と仮称
T07.12.21:部内限り「〇一潜水艇」と仮称、他と混同の虞なき場合には「第一潜水艇」と称することを得
(横鎮司令長官宛て海軍次官発電文)
T08.01.03:(「出雲」が曳航)ハーリッチ〜01.04ポートランド
T08.01.07:艇隊編成:隊内限り特別潜水艇隊と呼称
T08.01.07:艇長:海軍少佐 田尻 敏郎
T08.02.04:試運転
T08.02.08:ポートランド〜試運転〜02.08ポートランド
T08.02.--:艇隊編成:第一回航隊一番隊
T08.02.18:ポートランド〜02.19ブレスト
T08.02.24:ブレスト〜02.26フェロール
T08.03.02:フェロール〜03.06ジブラルタル
T08.03.10:ジブラルタル〜03.16マルタ
T08.03.18:工作船「關東」が受領
T08.03.18:艇長:海軍少佐 木内 達藏
T08.03.29:入渠
T08.04.05:出渠
T08.04.05:潤滑油9,500立搭載
T08.04.15:重油138t搭載
T08.04.05:清水30t搭載
T08.04.--:先発隊と仮称
T08.04.09:マルタ〜04.13ポートサイド
T08.04.13:艦隊区分:先発隊一番隊(二)
T08.04.16:ポートサイド〜04.22アデン
T08.04.22:潤滑油7,200立、清水、糧食搭載
T08.04.24:アデン〜04.28コロンボ
T08.05.05:重油96t補給
T08.05.06:潤滑油3,000立を「〇七潜水艇」に補給
T08.05.06:コロンボ〜05.12ペナン
T08.05.12:清水11t搭載
T08.05.15:ペナン〜05.17シンガポール
T08.05.25:重油、清水搭載
T08.05.28:潤滑油5,040立搭載
T08.05.29:清水搭載
T08.05.31:シンガポール〜06.07馬公
T08.06.09:清水搭載
T08.06.10:糧食搭載
T08.06.--:艦隊区分:〇番隊、日進隊(FN)と仮称
T08.06.11:馬公〜06.17館山
T08.06.18:編制解除
T08.06.18:館山〜06.18横須賀
T08.06.23:入渠
T08.07.24:木内少佐免横須賀鎮守府附兼關東乗組
T08.07.28:横須賀防備隊が受領
T14.06.04:(「高崎」が曳航)呉〜横須賀
T15.02.05:(「春日」が曳航)横須賀〜02.08宮島沖
02.05.19:官房第1679号:旧〇一潜水艦に潜水艦救難用沈錘船としての装備新設の件訓令
1.工事要領
特務艦朝日に設備したる潜水艦救難装置を使用し沈没潜水艦を引揚ぐる目的を以て
旧〇一潜水艦を沈錘船として使用するため同艦に旧〇二潜水艦に準じ潜水艦救難装置を
施すものとす、尚詳細は海軍艦政本部長をして直接呉海軍工廠長に通牒せしむ
2.時期
昭和3年3月末日までに竣工のこと
06.07.09:官房第2296号:特務艦朝日潜水艦救難訓練に関する件訓令
06.07.27:特務艦朝日潜水艦救難訓練(07.30まで)
06.08.19:官房第2644号:呉海軍港務部保管中の旧第〇一潜水艦船殻を臨時雑役船に編入
命名:雑役船「公稱第二九〇〇號」
船種:沈錘船
所属:呉海軍港務部、定数別:臨時附属
記事:潜水艦救難用に使用
06.08.19:呉海軍港務部が受領
--.--.--:軍務一機密第218号
12.06.26:廃船:呉鎮第30号ノ74
同型船
(U-Minenkreuzer:Pr.45)U 117-126。
兵装
15cm SK L/45砲1門、
50cm発射管4門、魚雷12本、100cm機雷沈置装置(機雷敷設管)2門、機雷42個。
写真資料
雑誌「世界の艦船」海人社 1973年6月号「思い出の日本軍艦」(P.20)
雑誌「世界の艦船」海人社 1977年8月号増刊「日本軍艦史2.大正編」(P.83)
雑誌「世界の艦船」海人社 1993年8月号増刊「日本潜水艦史」(P.34)
雑誌「世界の艦船」海人社 2018年4月号「戦利潜水艦「〇一」」(P.134)
「日本海軍艦艇写真集 潜水艦・潜水母艦」ダイヤモンド社 H17.12 呉市海事歴史科学館(P.86)
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