公稱第1153號の船歴

 年 月 日:船歴

14.08.12:官房第4260号:昭和十四年度新造雑役船       命名:雑役船「公稱第一一五三號」       船種:曳船兼交通船(百五十瓲)       所属:佐世保海兵團、定数別:?       製造所:新潟鐵工所   契約納入場所:       竣工予定期日:
14.09.02:起工 15.02.05:進水 15.08.19:竣工
17.04.13:官房第1123号ノ4:       船種:曳船(百五十瓲)       所属:佐世保海軍警備隊、定数別:定数補充
(以下本船と推定) 20.08.15:残存:SCAJAP No. P027 --.--.--:日本船舶明細書 昭和28・29年度       船名:大島丸、船舶番号:62196、       所有者:松島炭鑛株式會社、船籍港:長崎県西彼杵郡大島町、       登録総噸数:110.34、登録純噸数:43.54、       登録長:25.00、登録幅:5.90、登録深:3.20       製造年:1940、船体製造者:新潟鐵工所、機関の種類:三聯成汽器、馬力数:550HP 32.12.31:昭和三十三年日本船名録       船名:大島丸、船舶番号:62196、信号符字:JJQV、       所有者:松島炭鉱株式会社、船籍港:福岡市、       登録総噸数:110、登録純噸数:43、       登録長:25.0、登録幅:5.9、登録深:3.2、       進水年月:昭和15年6月、造船地:新潟 39.--.--:抹消登録

同型船

 公稱第1154號

兵装

 要調査。

写真資料

 「SCAJAP番号標示船写真資料集;6:P〜S」 R07.05 横浜みなと博物館(P11)

備考

  1. 昭和14年8月分の海軍公報(部内限り)は公開されて(現存して?)いない。
  2. 上記の起工日、進水日、竣工日は何れも正岡勝直氏の調査(戦前船舶第129号)によるもので出所は不明。
  3. 「曳船兼交通船」という船種も同氏によるものだが公稱第1154號と同じく「曳船」の可能性が高い。
  4. 同氏の調査では公稱第1154號が昭和15年9月30日に完成。
  5. 「新潟鉄工所七十年史」によると公稱第1154號(150番船)が昭和15年8月19日、公稱第1153號(151番船)が同9月25日に完成。
  6. 同書では146番船と151番船が何れも公称1153号とされ錯誤が認められる。因みに146番船は公稱第1031號。
  7. 同氏の調査が正しければ竣工日からみて150番船が公稱第1153號で151番船が公稱第1154號の可能性もある。
  8. 公稱第1153號が「大島丸」である確証はなく公稱第1154號の可能性も充分あり得る。

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