18.02.22:内南洋部隊電令作第112号:第四艦隊機密第22100550番電: 1.初島、立石に対する第四根據地司令官の指揮を解く 2.初島、立石は準備出来次第ラバウルに進出すべし 3.初島、立石ラバウル着以後本職の作戦指揮を解かる 18.02.23:内南洋部隊電令作第115号:第四艦隊機密第581番電: 初島、立石はトラックよりラバウル迄武庫丸を護衛すべし 18.03.10:内南洋部隊電令作第124号: 1.佐鎮七特陸は3月12日トラック発(盤谷丸、西貢丸に乗船)タラワに進出すべし 2.偵察機タラワ着以後、第三特根司令官の指揮下に入るべし 3.第三特根司令官は佐鎮七特陸を以てタラワの防備を強化すべし 4.大波、清波は先任艦長指揮の下に盤谷丸、西貢丸をタラワへ護送すべし 其の後の行動に関しては後令す 18.03.11:内南洋部隊電令作第125号: 内南洋部隊電令作第124号4項を左の通改む 4.第三十一驅逐隊司令は大波、清波、盤谷丸を指揮、佐七特をタラワに護送すべし 其の後の行動に関しては後令す 18.04.12:内南洋部隊電令作第132号:内南洋部隊機密第121203番電: 1.第四根據地隊司令官は左記に依る外、麾下艦艇飛行機見張機関等の全力を挙げ本日より 約10日間聯合艦隊電令作第529号に依るトラック周辺の敵潜水艦の徹底的掃蕩を実施すべし (イ)前進部隊信令第222号に依る前進部隊航空機を併せ指揮し艦隊に対し可及的?迄 直衛実施 (ロ)環礁外の哨戒を極力強化すると共に敵浮遊機雷の捜索処分 (ハ)湾口監視の強化 2.第五根據地隊司令官は内南洋部隊電令作第131号に依る大宮島南方の対潜哨戒を実施すると 共に麾下兵力を挙げて極力聯合艦隊電令作第529号に依るトラック周辺の対潜掃蕩に呼応し サイパン附近の敵潜掃蕩を実施すべし
18.06.22:内南洋部隊信電令作第4号: 横須賀鎮守府第二特別陸戦隊ナウル増強部隊の輸送要領左の通定む 1.輸送区分 第一次輸送(指揮官、艦名、人員の順) (第十四戦隊司令官、那珂、400名)五十鈴便乗の儘、濱風70名、谷風70名 第二次輸送 第一次輸送隊出発1日後出港 (第四水雷戦隊司令官、同前、長良、350名)、雪風70名 第三次輸送 (同前、有明驅逐艦長、第三十二根據地隊行転勤者69名、第二十八號驅潜艇(無し)、 秋葉山丸50名 2.搭載物件 軍艦、驅逐艦は随身兵器及び弾薬糧食余積の許す限り、秋葉山丸右以外の物件 3.行動 第一次輸送 搭載終了後指揮官所定に依り成可速に出港 第二次輸送 第一次輸送隊出発1日後出港 第三次輸送 秋葉山丸搭載終了後指揮官所定 4.浜風はナウルの陸揚後、第二次輸送に編入警戒に任ずべし 5.第四根據地隊司令官及び第六十七警備隊司令は極力出入港時及び陸揚中の警戒に任ずべし 18.06.22:内南洋部隊信電令作第5号:第四艦隊機密第221445番電: 内南洋部隊信電令作第4号中第三次輸送の指揮官を第二十七驅逐隊司令に、有明を時雨に改む 18.07.05:内南洋部隊信電令作第7号:第四艦隊機密第042200番電: 最近敵飛行機の偵察並にフィジー、サモア方面輸送船の集結状況に鑑み敵の全面的反攻気勢焦燥 なるものあり、合衆国独立記念日(7月4日)を期し敵はマーシャル、ギルバート方面に策動の 算大なり、警戒を厳にせよ
18.06.19:内南洋部隊信令第18号: 本日1800敵機タラワ、ヤルートに来襲せる情況に鑑み特に見張警戒を厳にせよ
*****