南東方面部隊電令作

 18.02.23：南東方面部隊電令作第４号：南東方面艦隊機密第231142番電：
 　　　　　　初島、立石ラバウル着以後、外南洋部隊指揮官の作戦指揮下に入る

 18.11.07：南東方面部隊電令作第127号：南東方面部隊機密第072315番電：
 　　　　　１．第四戦隊、第五戦隊、第七戦隊、第八戦隊（筑摩）、第十戦隊（阿賀野、第十七驅逐隊（
 　　　　　　　浦風、磯風）、若月、初月）、島風、玉波、第二十七驅逐隊、日章丸を南東方面部隊より除く
 　　　　　２．第十六驅逐隊（天津風）機動部隊基地物件輸送終了後１ＳＹＢに編入の件を取消す
 　　　　　　　風雲を２ＳＹＢに編入す

 18.11.19：南東方面部隊電令作第145号：南東方面部隊機密第191926番電：
 　　　　　１．特設捕獲網艇永隆丸を南東方面部隊附属とす
 　　　　　２．永隆丸は速に準備を完了ラバウル方面向け人員、物件を搭載の上ラバウルに進出すべし

 18.12.08：南東方面部隊電令作第161号：南東方面艦隊機密第081840番電：
 　　　　　　第三十一驅逐隊を襲撃部隊より除く

 18.12.21：南東方面部隊電令作第164号：南東方面艦隊機密第211931番電：
 　　　　　　曙、漣はトラックに於いてラバウル行兵器弾薬等成るべく多数搭載の上、速にラバウルに進出
 　　　　　　すべし

 19.01.14：南東方面部隊電令作第171号：機密第141901番電：
 　　　　　　聯合艦隊機密第141546番電に依りトラックに回航すべし

 19.02.25：南東方面部隊電令作第181号：機密第25116番電：
 　　　　　　天霧、卯月、夕凪、測天は諸工事終了後作戦地進出の途次ＧＥＢ司令長官の定むるところにより
 　　　　　　護衛に従事すべし

南東方面部隊電令

 18.11.12：南東方面部隊電令第16号：南東方面部隊機密第121844番電：
 　　　　　　皐月は文山丸を安全なる海面迄護衛したる後直に引返し（要すれば佐伯にて燃料補給）所在先任指揮官
 　　　　　　の指揮を承け興西丸救難作業に従事すべし

 18.12.07：南東方面部隊電令第23号：南東方面艦隊機密第070935番電：
 　　　　　　Ｒ方面防備部隊指揮官は驅潜艇一隻をして準備出来次第出港、第十一驅逐隊司令の指揮を受け
 　　　　　　特二〇號（天霧曳航準備中）の護衛に任ぜしむべし
 　　　　　　特二〇號0600の推定位置南緯１度15分東経148度50分、  

 18.12.10：南東方面部隊電令第25号：南東方面艦隊機密第101906番電：
 　　　　　　夕張はトラックに於いて応急修理実施後内地に回航、入渠修理整備に従事すべし

 18.12.12：南東方面部隊電令第26号：南東方面艦隊機密第121612番電：
 　　　　　　天霧は便宜カビエン出港トラックに於いて検査準備実施の上、呉に回航修理整備に従事すべし

 18.12.14：南東方面部隊電令第28号：南東方面艦隊機密第140635番電：
 　　　　　　皐月は予定通パラオ出港、17日正午までに國洋丸（卯月護衛）に合同、第三十驅駆逐隊司令の
 　　　　　　指揮を受け同船をラバウル迄護衛すべし

 18.12.17：南東方面部隊電令第29号：南東方面艦隊機密第171929番電：
 　　　　　１．水無月は適宜カビエン発ステフェン海峡南口附近より國洋丸（卯月、皐月護衛）に任ずべし
 　　　　　　　國洋丸18日0630頃ステフェン海峡南口附近をラバウルに向け航行中
 　　　　　２．水無月、國洋丸に合同後、第二十二驅逐艦司令は船団部隊を指揮すべし

 18.12.19：南東方面部隊電令第30号：南東方面艦隊機密第191400番電：
 　　　　　　天霧は聯合艦隊信電令作第41、42号に依り行動の後、南東方面部隊電令第26号の修理整備に
 　　　　　　従事すべし

 19.01.11：南東方面部隊電令第４号：機密第111011番電：
 　　　　　１．國洋丸はトラック回航を取止めラバウルに回航すべし
 　　　　　２．護衛驅逐艦来着迄（14日1200合同予定）は現行動を続行し爾後護衛驅逐艦を併せ指揮しラバウル
 　　　　　　　に回航すべし

 19.01.27：南東方面部隊電令第47号：機密第271958番電：
 　　　　　　夕月はラバウル進出の途次31日早朝横須賀発予定のりおでじゃねろ丸（横須賀トラック間）の
 　　　　　　護衛に任ずべし

 19.02.18：南東方面部隊電令第53号：機密第181031番電：
 　　　　　　松風、秋風は情況に依りサイパン又はパラオに回航待機せよ

 19.02.21：南東方面部隊電令第--号：機密第210945番電：
 　　　　　　松風は適宜横須賀に回航、被害修理各部整備に従事すべし

南東方面部隊信電令作

 18.02.10：南東方面部隊信電令作第597号：
 　　　　　１．第七戦隊（鈴谷欠）及び第十戦隊司令部、第十七驅逐隊、舞風、江風、黑潮、巻波を
 　　　　　　　南東部隊より除く
 　　　　　２．浦波（12日頃トラック着後）、初雪、敷波を外南洋部隊に編入

 18.05.16：南東方面部隊信電令作第58号：
 　　　　　　13日附第四驅逐隊（萩風）を南東方面部隊より除く

 18.06.30：南東方面部隊信電令作第83号：
 　　　　　　７月１日附濱風を外南洋部隊に編入す

 18.12.15：南東方面部隊信電令作第195号：南東方面艦隊機密第150535番電：
 　　　　　　南東方面部隊邀撃作戦発動

 18.12.15：南東方面部隊信電令作第196号：南東方面艦隊機密第150713番電：
 　　　　　　卯月、皐月、太刀風は南東方面部隊信電令作第195号に拘らず現任務を続行せよ

 18.12.16：南東方面部隊信電令作第197号：南東方面艦隊機密第161748番電：
 　　　　　　16日朝タロキナ飛行場に戦闘機約70地上に在るを認めたり、今後敵が同基地を使用し黎明薄暮雨の
 　　　　　　相間等奇襲銃爆撃を行うべきは前例に徴するも其の算尠からず、警戒を厳にせよ

 18.12.24：南東方面部隊信電令作第201号：南東方面艦隊機密第241839番電：
 　　　　　　漣、曙を襲撃部隊に伊三六潜をＮＴＳＢに編入す

 19.01.03：南東方面部隊信電令作第209号：機密第030825番電：
 　　　　　　第二十二驅逐隊（水無月欠）は速にラバウル出港カビエンに回航、戊第二号輸送部隊のカビエン
 　　　　　　出入港時及び揚搭時対潜警戒に任ずべし
 　　　　　　戊第二号輸送部隊は４日0400カビエン入港の予定

 19.01.15：南東方面部隊信電令作第212号：機密第150711番電：
 　　　　　１．第四驅逐隊を襲撃部隊に編入す
 　　　　　２．伊四一潜、伊一八〇潜をＮＴＳＢに編入す

 19.01.19：南東方面部隊信電令第213号：機密第191206番電：
 　　　　　　左に依りアドミラルティー諸島守備陸軍部隊のアドミラルティー諸島輸送を実施す
 　　　　　　ＲＮ方面防備部隊指揮官は同部隊のカビエンに於ける乗艦（積載）及びアドミラルティー諸島に
 　　　　　　於ける揚搭を６ＡＢ指揮官は輸送部隊の上空警戒をＲ方面防備部隊指揮官は水偵隊を以て
 　　　　　　輸送部隊の対潜警戒を実施すべし
 　　　　　１．輸送日時：１月24日カビエン出撃及びアドミラルティー諸島揚搭時刻は襲撃部隊指揮官所定
 　　　　　２．輸送兵力：襲撃部隊（第四驅逐隊驅逐艦三隻）
 　　　　　３．輸送人員物件約800名-40屯
 　　　　　４．輸送区間カビエン所在の陸軍をアドミラルティー諸島に輸送す
 　　　　　５．本輸送関係のカビエン及びアドミラルティー諸島所在の陸軍部隊（舟艇）はＲＮ方面防備部隊
 　　　　　　　指揮官の区処を受け乗艦及び揚搭に協力す
 　　　　　６．第四驅逐隊は第六九防空隊をラバウルよりカビエン（24日早朝着）に輸送揚塔の予定

 19.01.23：南東方面部隊信電令作第214号：機密第231850番電：
 　　　　　１．襲撃部隊指揮官はアドミラルティー諸島輸送終了後、第四驅逐隊の驅逐艦二隻をして
 　　　　　　　カビエンよりトラック迄國洋丸の護衛に任ぜしむべし
 　　　　　　　國洋丸は25日日没頃ステフェン海峡通過トラックに向う予定
 　　　　　２．右の驅逐艦は前項任務終了後、トラックに滞留しある人員及び物件のラバウル輸送に従事すべし

 19.01.31：南東方面部隊信電令作第216号：機密第311512番電：
 　　　　　１．Ｔ44見張所（在ＯＰＵ）よりの報に依ればＯＰＵマラバツー附近に敵約500上陸せるものの如し
 　　　　　　　尚同湾内には魚雷艇６、大発８在り、航空部隊は極力右敵を攻撃中
 　　　　　２．Ｒ方面防備部隊指揮官は海洋機動部隊の大部をし２月２日0000頃ＯＰＵに上陸せしめ同島所在
 　　　　　　　海陸軍部隊と強力、敵撃滅に任ぜしむべし

南東方面部隊信電令

 18.02.27：南東方面部隊信電令第８号：南東方面部隊機密第271245番電：
 　　　　　　第九戦隊、磯波及び夕暮を南東方面部隊より除く

 18.12.02：南東方面部隊信電令作第51号：
 　　　　　　秋風は鴻の特二〇號曳航及び護衛に協力せよ
 　　　　　　特二〇號の推定位置北緯１度15分東経146度35分、特二〇號は康寧丸之を曳航中１日2030曳索切断の
 　　　　　　ため曳航不能となる

 18.12.02：南東方面部隊信電令作第52号：南東方面部隊機密第020957番電：
 　　　　　　卯月はパラオ着後五日間整備に従事したる後、國洋丸を護衛ラバウルに帰投すべし

 18.12.03：南東方面部隊信電令作第53号：南東方面部隊機密第030645番電：
 　　　　　１．夕張艦長は夕張、文月、水無月、長波を指揮し４日午後又は５日午前ラバウル発長波の
 　　　　　　　トラック曳航護衛を行うべし
 　　　　　２．天霧は６日0800頃迄前項の護衛に協力したる後ラバウルに帰投すべし
 　　　　　３．夕張、文月、水無月はトラックに於いて船体兵器機関の整備を行いたる後、可成速にラバウルに
 　　　　　　　帰投すべし
 　　　　　　　トラックに於ける文月、水無月の整備期間を三日とす

 18.12.03：南東方面部隊信電令第54号：南東方面部隊機密第031700番電：
 　　　　　　南東方面部隊信電令作第53号に依る夕張、文月、水無月、長波の出港時刻を３日2300、天霧の
 　　　　　　護衛協力を５日0600迄に改む

 18.12.06：南東方面部隊信電令作第56号：南東方面艦隊機密第060512番電：
 　　　　　１．第十一驅逐隊（天霧）は準備出来次第出港、特二〇號（秋風、鴻護衛、夕凪合同中）の護衛
 　　　　　　　（曳航）に任ずべし、特二〇號の位置南緯１度12分東経148度46分漂流中
 　　　　　２．第十一驅逐隊（天霧）合同後、第十一驅逐隊司令は特二〇號護衛（曳航）艦を指揮すべし

 18.12.07：南東方面部隊信電令第57号：南東方面艦隊機密第071518番電：
 　　　　　　ＲＮ方面防備部隊指揮官は驅逐艦秋風の応急修理を実施すべし
 　　　　　　八海丸特務艦長、第八工作部長及び第十八設営隊長は右修理に関し協力すべし

 18.12.12：南東方面部隊信電令第59号：南東方面艦隊機密第120648番電：
 　　　　　　天霧、秋風はラバウル経由内地回航に支障なき程度に兵器（小銃等）弾薬被服糧食需品酒保物品等
 　　　　　　をカビエン（第十四根據地隊）に陸揚すべし

 18.12.02：南東方面部隊信令第60号：
 　　　　　　襲撃部隊指揮官は驅逐艦二隻（内一隻は４日1200迄）をして３日早朝パラオに向けラバウル発予定
 　　　　　　のあけぼの丸をパラオ迄護衛せしむべし

 18.12.13：南東方面部隊信電令第61号：南東方面艦隊機密第131200番電：
 　　　　　　Ｒ方面防備部隊指揮官は第八港務部長をして長浦をカビエンに派遣せしめステフェン水道南口に
 　　　　　　座礁中の夕凪救難作業に従事せしむべし

 18.12.13：南東方面部隊信電令作第62号：南東方面艦隊機密第131535番電：
 　　　　　　第十四根據地隊司令官はカビエン所在、南東方面部隊艦艇を指揮し夕凪の救難作業に任ずべし

 18.12.15：南東方面部隊信電令第66号：南東方面艦隊機密第150320番電：
 　　　　　　0200マーカス岬の128度６浬を敵驅逐艦４、輸送船５北東に向かいつつあり（九五八空偵察機報）
 　　　　　　本早朝敵の降雨州並に上陸に対し警戒を厳にせよ

 18.12.19：南東方面部隊信電令第68号：南東方面艦隊機密第190641番電：
 　　　　　　秋風はラバウルにて応急修理の上、トラックに回航、損傷箇所の復旧に従事すべし

 18.12.29：南東方面部隊信電令第71号：南東方面艦隊機密第290642番電：
 　　　　　　襲撃部隊指揮官は夕凪をして成るべく速にラバウル発清澄丸をトラック迄護衛の後、佐世保に回航
 　　　　　　整備修理に従事せしむべし

 19.01.29：南東方面部隊信電令第82号：機密第291612番電：
 　　　　　　太刀風を襲撃部隊に編入す

 19.01.30：南東方面部隊信電令第83号：機密第301412番電：
 　　　　　　襲撃部隊指揮官は太刀風をして２月１日ラバウル発トラック行予定の壽山丸（追風護衛）護衛に
 　　　　　　任ぜしむべし

 19.02.01：南東方面部隊信電令第84号：機密第011612番電：
 　　　　　　襲撃部隊指揮官は太刀風をして２日早朝ラバウル発ラバウル、トラック間緊急物件の輸送並に
 　　　　　　護衛に任（協力）せしむべし

 19.02.02：南東方面部隊信電令第86号：機密第022022番電：
 　　　　　　山雲は準備出来次第ラバウル発主として第二十六航空戦隊基地員（約200名）をトラック輸送に
 　　　　　　従事すべし、爾後の行動は追って令す

 19.02.04：南東方面部隊信電令第87号：機密第041146番電：
 　　　　　　秋風は準備出来次第ラバウル発左の任務に従事し16日迄にラバウルに帰投すべし
 　　　　　１．第二十六航空戦隊基地員（140名）及び海軍報道班員（７名）トラック輸送
 　　　　　２．ラバウルよりカビエン迄第十八眞盛丸護衛
 　　　　　３．トラックに於て船体兵器機関の整備
 　　　　　４．トラック、ラバウル間の輸送護衛

 19.02.07：南東方面部隊信電令第90号：機密第071410番電： 
 　　　　　　第四驅逐隊（野分、舞風）は準備出来次第、ラバウル、トラック間五星丸船団の護衛及び人員
 　　　　　　（各艦約50名）の輸送に従事すべし

南東方面部隊信令

 18.12.03：南東方面艦隊信令第100号：
 　　　　　　第三水雷戦隊司令官は特令する迄将旗を一時陸上に移揚げすべし

 19.01.21：南東方面部隊信令第６号：
 　　　　　　襲撃部隊指揮官は今月闇期間ガブブ作戦輸送を実施すべし
 　　　　　　輸送物件大要
 　　　　　　海軍５名80屯、陸軍100名240屯、大小発８隻

 19.01.28：南東方面艦隊信令第11号：
 　　　　　１．襲撃部隊指揮官は文月、松風をしてトラックに回航、損傷箇所の復旧並に船体兵器機関の整備に
 　　　　　　　任ぜしむべし
 　　　　　２．文月、松風はトラック回航の途次輸送及び護衛に任ぜしむべし

 19.01.30：南東方面部隊信令第12号：
 　　　　　　襲撃部隊は１日左のアドミラルティー諸島輸送を実施すべし
 　　　　　　輸送人員陸軍600名、物件約10屯、大発２、小発及び折畳舟成る可く多数

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