小笠原部隊電令作

 18.09.24:小笠原部隊電令作第37号:
      1.大鷹0700 北緯28度00分東経146度10分に於いて魚雷命中航行不能
      2.航空部隊は可相航空機兵力を以て連続索敵攻撃並警戒に任ずべし
      3.第三十三號掃海艇は準備出来次第、直ちに出撃、之が対潜掃蕩に協力すべし

 19.03.01:小笠原部隊電令作第62号:小笠原部隊機密第011135番電:
      1.千代田、第六驅逐隊(電、響)千代田機密第291520番電に依り南下す
      2.航空部隊は前項部隊上空並に前路警戒を特に厳にすべし

 19.03.01:小笠原部隊電令作第63号:小笠原部隊機密第011925番電:
      1.第三二二五船団御嶽山丸、2日1000硫黄島経由サイパンに向け出撃す
      2.第五十號驅潜艇、第六玉丸は之が護衛に任じたる後、帰投の途次
        第五特別根據地隊司令官の指示を受け適宜北航船団の護衛に任ずべし

 19.05.09:小笠原部隊電令作第101号:
      1.第四五一〇乙船団(商船6隻、護衛艦4隻)10日0430横須賀に向け出撃の予定
      2.第五十二號驅潜艇は之が護衛に協力したる後、横須賀工廠と連絡の上所要の修理に従事すべし
      3.航空部隊は右船団部隊の上空並に前方の警戒を特に厳にすべし

 19.05.11:小笠原部隊電令作第102号:
      1.0400北緯29度41分東経141度35分の地点に於て熊野山丸*1雷撃を受け沈没す
      2.航空部隊は速に発進、右敵潜の制圧攻撃に任ずべし
      3.第五十二號驅潜艇は制圧を止め速に船団に合同すべし
        *1 青龍丸の誤り

 19.06.13:小笠原部隊電令作第121号:
       美保丸船団は明14日0100出撃、東京湾方面に避退待機すべし

 19.06.14:小笠原部隊電令作第122号:
      1.第三六〇六船団を改編
        護衛隊:能美、隠岐、天草、第七昭和丸、第八昭和丸
        船団:美保丸、甘井子丸、豐川丸、淡路丸
        本船団を美保丸船団と呼称す
      2.船団部隊指揮官を古賀大佐に指定す、乗艦は指揮官所定
          3.船団部隊指揮官は出撃までの日時を利用、教育訓練を励行すべし
      4.船団部隊出撃日時は特令

 19.06.28:小笠原部隊信電令作第127号:機密第281510番電:
      1.航空部隊は伊號輸送部隊の前路並に上空警戒を(横鎮機密第271945番電関連)厳にせよ
      2.航空部隊指揮官は警戒要領を定め関係の向に報告せよ

 19.06.30:小笠原部隊信電令作第81号:機密第301125番電:
      1.第百三號特設輸送艦は準備出来次第出撃、直に作戦輸送に任じたる後単独帰投すべし
      2.旗風は硫黄島近海迄之が護衛に任ずべし

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