17.01.06:北方部隊電令作第5号: 敵機動部隊(空母一、巡洋艦二)其の後の消息不明なり 当艦隊は全力を挙げて敵の企図することあるべき東京空襲に備えんとす 敵の予想出現日時「1月10日」前後各隊(艦)は左に依り行動すべし 1.第二十二戦隊及び君川丸を以て哨戒部隊を編成す 指揮官:第二十二戦隊司令官 2.哨区:GHI哨戒線 3.君川丸は速に飛行機を収容の上1月9日中にH哨戒線に就け 4.第二十二戦隊は補給終了次第出港、速に哨区に就くものとす 5.哨戒部隊指揮官は君川丸の担任哨区を機宜変更することを得 6.七根は為し得る限り右哨戒部隊に策応すべし 17.02.01:北方部隊電令作第14号: 1.シアロン敵航空母艦を含む機動部隊はマーシャル方面に出現せり 2.北方部隊は敵の企図しあるべき策動に対し哨戒線に進出す 3.第二十二戦隊は準備出来次第出撃、「ル」哨戒戦の哨戒に任ずべし 17.02.08:北方部隊電令作第18号:北方部隊機密第712番電: 1.7日1823乃至1933大和田の概ね53度方向に敵水上艦艇4乃至5隻の電話を聴取せり 敵機動部隊北太平洋に行動の算あり 2.第一哨戒隊は準備出来次第?出撃「ル」哨戒線に就け 17.03.04:北方部隊電令作第34号:北方部隊機密第906番電: 1.南鳥島に敵艦上機来襲せり (以下不明) 17.03.12:北方部隊電令作第41号:北方部隊機密第976番電: 1.第二十一戦隊は13日1200地点「ラノス00」に達し敵情を得ざれば14日0000地点「ワニン00」に 至り爾後敵情報告に応じ機宜行動 2.明13日以降の航空部隊の飛行哨戒に関して左の通定む (イ)哨戒線前端到達時刻1000 (ロ)哨戒範囲12日に同じ (ハ)其の他指揮官所定 17.06.05:北方部隊電令作第89号:北方部隊機密第801番電: 第二機動部隊以外のAL作戦は予定通実施、N日は変更せず 17.06.06:北方部隊電令作第93号:第五艦隊機密第1番電: 1.日産丸をAOB攻略部隊より除く 2.日産丸は速にホルツ湾の315度80浬附近に進出AQ攻略部隊指揮官所定に依り同隊の補給に 任ずべし 17.06.06:北方部隊電令作第94号:北方部隊機密第811番電: 1.水上機部隊に対するAQ攻略部隊の指揮を解く 2.水上機部隊はキスカ攻略に策応、速にキスカ方面に進出、爾後主として第二十一及び第二十二 両哨区の索敵を実施すべし 17.06.06:北方部隊電令作第97号:北方部隊機密第812番電: 1.まがね丸をAQ攻略部隊より除き附属部隊に編入す 2.まがね丸は幌筵片岡湾に回航同地に於て石岩を搭載の上第十又は第八錨地附近に於て待機すべし 17.06.08:北方部隊電令作第98号:北方部隊機密第818番電: 聯合艦隊機密第332番電に依る新編入部隊は左に依り速に当隊に合同すべし 1.第三戦隊(第二小隊欠)、第八戦隊、第十戦隊の驅逐艦一隻、旭東丸は第三戦隊司令官、瑞鳳、 第四驅逐隊、東邦丸、瑞鳳艦長之を率い地点テトヘ00に進出すべし 2.~川丸は便宜前項部隊と行動を共にすべし 3.第二潜水戦隊はアダック南方海面に進出すべし 17.06.10:北方部隊電令作第101号:北方部隊機密第924番電: 1.AQ攻略部隊の編制を解く 2.第一水雷戦隊(第六驅逐隊第一小隊及び第五艦隊機密第937番電に依る驅逐艦を除く)は 主隊に合同すべし 主隊1200の位置「テタム31」針路90度速力12節11日0000針路0度0600「テヒホ00」に達する予定 3.北海支隊はAQの防備に備うべし 北海支隊長は要すれば衣笠丸大発若干をチチヤゴフに残置せしむることを得 4.衣笠丸はオホーツク海経由陸奥海湾に帰投すべし 5.淺香丸はチチヤゴフに於ける浮標設置作業終了せば横須賀に回航すべし 淺香丸6月15日以後哨戒部隊に復帰せしめらる 17.06.10:北方部隊電令作第103号:北方部隊機密第832番電: 第一水雷戦隊司令官は所要の兵力を以て成る可く速にAmchitka I.(主としてConstantine Hr. 附近)を掃蕩すると共に同島の軍事的利用価値(特に陸上航空基地)の調査を実施すべし 要すれば淺香丸を使用することを得、君川丸も一部兵力を以て右作戦に協力すべし 17.07.06:北方部隊電令作第128号:北方部隊機密第158番電: 日本丸、帝洋丸及び曉は7月7日0600「ヒミア00」に於て主隊に合同すべし 右以後 (イ)日本丸は主隊及び汐風の補給を実施すべし (ロ)帝洋丸(電を附す)は速に「テハヘ00」附近に進出、阿武隈水上機部隊及び輸送部隊の 補給に任ずべし (ハ)曉は速に人員物件を鳴神島に輸送後水上機部隊に合同、同指揮官の指揮を受くべし (~川丸警戒艦) (ニ)電を輸送部隊に編入す、電はあるぜんちな丸の内地帰還に際し之が警戒に任ずべし 17.07.06:北方部隊電令作第130号:幌通機密第138番電: 支援部隊及び第二機動部隊は特令なければ7月7日0600待敵配備を撤し左に依り行動すべし 1.第一支援隊(第八戦隊を除き金剛を加う)横須賀に回航 2.第二支援隊(金剛、第一水雷戦隊を除き第八戦隊を加う)第一空襲部隊、第二空襲部隊は 柱島泊地に回航 3.阿武隈は現任務を続行すべし 4.第二十一戦隊、初霜は木曽艦長之を指揮し現配備位置附近を機宜行動待機すべし 17.07.06:北方部隊電令作第131号:北方部隊機密第182番電: 1.水上機部隊は7月7日アガッツ附近敵潜掃蕩並に子日生存者の捜索実施の上左に依り行動せよ (イ)~川丸(観測機欠)はオホーツク海日本海経由柱島泊地に回航すべし (ロ)千代田は内地帰投の際~川丸鳴神島派遣観測機隊を収容内地迄輸送すべし (ハ)君川丸(帆風を附す)は幌筵に回航、帆風の燃料補給実施の上横須賀に回航すべし 2.富士山丸は8日1800頃迄「テメヘ00」附近にありて鳴神島方面所属小艦艇の補給に任じたる後 オホーツク海経由大湊に回航すべし 3.北方部隊電令作第128号中一部左の通改む (イ)帝洋丸の進出地点「テハヘ00」を「テハミ00」に (ロ)曉の~川丸警戒任務を取止む、鳴神島以後の行動は後令す 17.07.09:北方部隊電令作第136号:北方部隊機密第142番電: 1.7月10日軍隊区分の一部を左の通改む(部隊指揮官、兵力、主要任務の順) 護衛隊、第一水雷戦隊司令官、第一水雷戦隊(驅逐隊二欠)帝洋丸、艦船護衛警戒及鳴神島附近 敵潜掃蕩 2.護衛隊指揮官 (イ)千代田、あるぜんちな丸及び帝洋丸に驅逐艦各一隻を附して横須賀迄護衛せしむべし 17.07.10:北方部隊電令作第136号:北方部隊機密第164番電: 1.那智、汐風は7月11日0000配備を撤し横須賀に回航す 2.第二十一戦隊特令なければ7月13日0000配備を撤し横須賀に回航すべし 17.07.10:北方部隊電令作第137号:幌通機密第350番電: 1.浮島及石埼をAO防備部隊に編入す 2.浮島及石埼は速にAOBに進出AOB防備部隊指揮官所定に依りAOBに防潜網を敷設すべし 右敷設終了せば内地に帰投すべし 17.07.13:北方部隊電令作第138号:北方部隊機密第211番電: アリューシャン防備部隊は速に鳴神島の防備を完成之が確保に任ずると共に好機を捉え基地航空 兵力を以て敵艦艇並にダッチハーバー以西各要地の攻撃を実施すべし、尚基地航空兵力を以てする 飛行索敵は特令する場合の外指揮官所定に依り主として鳴神島の警戒を目途として実施するものと し状況に応じ其の一部兵力をチチヤゴフ基地に分駐せしむることを得 17.07.16:北方部隊電令作第139号: 陽炎は鳴神島在泊中警戒に関しアリューシャン諸島防備部隊指揮官の指揮を受くべし 17.07.18:北方部隊電令作第141号:北方部隊機密第229番電: 護衛隊指揮官は (1)曉をして現任務を取止め横須賀に回航せしむべし (2)雷をして球磨川丸より搭載中の天幕其の他急を要するものを移載鳴神島迄輸送の上横須賀に 回航せしむべし 17.07.25:北方部隊電令作第143号:北方部隊機密第607番電: 雷は霞を舞鶴に曳航すべし 陽炎は右を温禰古丹海峡迄護衛の上横須賀に回航すべし 17.08.08:北方部隊電令作第150号: 1.7日ソロモン諸島方面に空母戦艦を含む有力なる部隊来襲、ツラギに上陸す 2.確実なる情報に依れば敵は更に北方我占領地の奇襲奪回を策しつつあるものの如し 3.AQ防備部隊は邀撃配備に就け 4.陸奥海湾在泊部隊は出動準備を完成し待機すべし 17.08.08:北方部隊電令作第151号:北方部隊機密第531番電: 1.鳴神島に敵来襲す 2.第一水雷戦隊(整備未済艦欠)、第二十一戦隊第二小隊、君川丸、帆風は速に第十錨地に進出 主隊に合同せよ 3.帝洋丸、汐風は速に第十錨地に進出せよ 17.08.11:北方部隊電令作第153号:北方部隊機密第597番電: 1.12日1130尻屋崎の112度480浬に敵水上偵察機不時着しあり 2.哨戒部隊は警戒を厳にせよ 3.主隊護衛隊1130第十錨地出撃、13日0600「ツチヲ55」に達する予定 17.08.15:北方部隊電令作第154号:北方部隊機密第1534099番電: 1.不時着水偵の附近に行動せる疑ある敵機動部隊は避退せる算大なり 2.主隊及び護衛隊(一部欠)は陸奥海湾に回航待機 17.08.24:北方部隊電令作第183号:北方部隊機密第24174209番電: 1.富士山丸は缶用重油満載の上速にラバウルに進出、外南洋部隊指揮官の指揮を承けしむべし 2.護衛隊指揮官は驅逐艦一隻を大湊よりトラック附近迄富士山丸を護衛せしむべし 本行動中右驅逐艦長は富士山丸監督官の指揮を承くべし 17.08.28:北方部隊電令作第160号:北方部隊機密第28153287番電: AO防備部隊指揮官は航空機及び潜水艦の全力を挙げナザン湾所在の敵兵力を攻撃撃滅すべし 17.08.29:北方部隊電令作第162号:北方部隊機密第29120114番電: 1.主隊及び護衛隊(初春欠)は本職之を率い「8月29日2000」大湊出撃「9月3日0000」 「フアア00」附近に進出AO防備部隊の支援に任ず 2.帝洋丸は準備出来次第大湊出撃、オホーツク海経由片岡湾に進出待機すべし 17.08.29:北方部隊電令作第163号:北方部隊機密第29150113番電: 初春は9月1日1200富士山丸の護衛を打切り大湊に回航、補給の上待機すべし 17.09.03:北方部隊信電令作第167号:北方部隊機密第03193735番電: 1.アリューシャン諸島方面に敵巡洋艦出現の報あり 2.主隊、護衛隊は直に第十錨地出撃、5日0000「テアエ00」を経て熱田島南西海面に進出す 3.第二十一驅逐隊は4日1000地点「ツママ00」にて合同すべし 17.10.02:北方部隊電令作第176号:第五艦隊機密第02083878番電: 1.10月1日附軍隊区分を一部左の通改む 帆風を水上機部隊より除き朧を護衛隊に編入 2.朧は速に修理並に防寒施設完成の上陸奥海湾に回航すべし 17.10.13:北方部隊電令作第180号:北方部隊機密第13100217番電: 第一水雷戦隊司令官は阿武隈を率い10月15日便宜大湊発幌筵方面に進出、北方方面作戦中の 驅逐艦の支援に任ずべし 本行動中作戦に関し第五驅潜隊(第十三、十四號驅潜艇欠)第十榮丸及び快鳳丸を指揮すべし 17.10.18:北方部隊電令作第183号:北方部隊機密第180513番電: 1.第一水雷戦隊司令官は適宜の兵力を使用、初春を収容掩護すべし 2.初霜は準備出来次第、大湊発阿武隈に合同すべし 17.10.18:北方部隊電令作第184号:北方部隊機密第181608番電: 1.第十三號驅潜艇は横須賀回航を一時延期し第一水雷戦隊司令官の指揮下に入り幌筵方面の 対潜警戒に従事すべし 2.(不明) 17.10.21:北方部隊電令作第186号:北方部隊機密第211147番電: 北方部隊電令作第184号中第一水雷戦隊司令官の指揮下に入るべき驅潜艇を第十四號驅潜艇に 横須賀に回航すべきものを第十三號驅潜艇に改む 17.10.26:北方部隊電令作第187号:北方部隊機密第261510番電: AO防備部隊指揮官はZ日左に依り挺身輸送部隊の熱田島揚陸作戦に協力すべし 1.水偵を以て1100熱田島敵情偵察(特にホルツ湾の海象及び気象)速報 2.呂號第六十五潜水艦をして左を速報せしむ (イ)日没時頃ホルツ湾及びチチヤゴフの敵情偵察(特にホルツ湾は出来得る限り湾内進入偵察) (ロ)1600頃の敵情及び風向風力特にホルツ湾内のうねりの程度方向 3.呂號第六十五潜水艦は1800迄に熱田島セミチ島連結線以南に避退せしむ 17.10.26:北方部隊電令作第188号:北方部隊機密第262123番電: Z日を10月29日と予定す 17.11.11:北方部隊電令作第189号:北方部隊機密第11084664番電: 1.木曽、第二十一驅逐隊(初春欠)及び薄雲は木曽艦長之を率い成るべく速に小樽に回航 阿武隈に合同すべし 2.第五驅潜隊(第十四號驅潜艇欠)は11月13日以後便宜幌筵島発横須賀に回航 修理に従事すべし 17.11.23:北方部隊電令作第192号:第五艦隊機密第8934番電: 挺身輸送部隊指揮官は今次の任務終了後、阿武隈、木曽及び第二十一驅逐隊(初春、初霜欠) を以て独立三歩兵第三〇二大隊(歩兵第四中隊、機銃中隊、歩兵砲中隊欠)を幌筵より鳴神島に 輸送すべし 実施要領は第二十一驅逐隊の際のものを準用するものとす、細目指揮官所定とす 17.11.27:北方部隊電令作第194号:第五艦隊機密第728番電: Aleutian Is方面天候並に敵飛行機活動状況に鑑み同方面輸送船団(K船団を除く)の柏原発を 特令ある迄延期す 17.12.02:北方部隊電令作第195号:北方部隊機密第739番電: 1.セミチ島攻略は一時之を延期す 右関係部隊(資材共)は幌筵陸上に於いて待機すべし 2.AO方面行輸送船団(除くK船団)の編成を解く 3.多摩艦長は陸軍輸送司令部及び千防指揮官と協議改め鳴神島及び熱田島行船団及び護衛艦を 予定遂次報告すべし 輸送要領は左記の外多摩艦長所定とす (イ)中型船舶以上は一船団一隻とし小型船舶は二隻とす (ロ)鳴神島行船団は水上戦闘機の同地進出(12月12日頃)後到着する如くなるべく速に開始 熱田島行船団は天候不良時期を見越し進出せしむるものとし出来得れば前者と同時入泊 する如く管制するものとす (ハ)輸送順序は概ね左の通とする外極力北海守備隊の要求に応ずる如くとす (1)兵器弾薬糧秣 (2)野戦築城材料、飛行場設定材料 (3)建築材料及び一般資材燃料 (4)鳴神島行人員は機宜各船団に分乗 17.12.04:北方部隊電令作第196号:北方部隊機密第04151218番電: 挺身輸送部隊(多摩、初霜及び薄雲欠)は幌筵経由大湊に回航すべし 17.12.05:北方部隊電令作第197号:北方部隊機密第051152番電: 初霜は準備出来次第大湊に回航、君川丸に合同せよ 17.12.05:北方部隊電令作第198号:北方部隊機密第05120800番電: 君川丸及び初霜は便宜横須賀に回航、第四五二空用水戦八機搭載の上12月15日同地発之を 熱田島に輸送すべし 初霜は右行動中君川丸艦長の指揮を受け之が護衛に任ずべし 本任務終了後右両艦は大湊に帰投すべし 17.12.05:北方部隊電令作第---号:北方部隊機密第740番電: 薄雲をして準備出来次第熱田島に副食物(貯糧品、生糧品)成るべく多数急送せしむべし 輸送要領熱田島入泊及び出港時機を夜間とする外多摩艦長所定とす 18.01.03:北方部隊電令作第202号:北方部隊機密第030942番電: 第二十一驅逐隊(初霜、初春欠)は1月8日佐世保発幌筵に回航木曽艦長の指揮を受べし 18.01.08:北方部隊電令作第205号:北方部隊機密第081649番電: 北海守備隊熱田島部隊より報告に依れば本日1230戦艦一隻、巡洋艦二隻、驅逐艦三隻北海湾沖 22粁に出現1330北上せり 伊三十五潜水艦は速に之の敵を索め攻撃すべし 18.01.12:北方部隊電令作第208号: 木曽及び若葉は木曽艦長之を指揮し1月16日以後第七乃至第九船団搭載予定人員の大部を 鳴神島に輸送すべし、実施細目は木曽艦長所定とす 18.01.13:北方部隊電令作第209号:北方部隊機密第131510番電: 淺香丸を一時哨戒部隊より挺身輸送部隊に編入す 浅香丸は大発搭載其の他輸送準備完成の上速に大湊に回航すべし 18.01.14:北方部隊電令作第154号:北方部隊機密第141015番電: 第一水雷戦隊(驅逐隊欠)は1月16日佐世保発幌筵(要すれば大湊経由)に進出すべし 同地進出時以後第一水雷戦隊司令官所在北方部隊を指揮AO方面海陸軍輸送に任ずべし 18.01.14:北方部隊電令作第218号: 挺身輸送部隊指揮官は陸軍側と協議当隊機密第221237番電に依る輸送を実施すべし 同計画の一部を左の通改む、尚状況により変更差支なし 十二船団に木曽を加う、木曽、若葉にて陸兵約300名転進す 十三船団より興安丸を除く 18.01.17:北方部隊電令作第211号:北方部隊機密第171825番電: 淺香丸は大湊に於て鳴神島行資材搭載の上速に柏原湾に進出、爾後挺身輸送部隊指揮官の指揮を 受け輸送に従事すべし 18.01.24:北方部隊電令作第21-号:北方部隊機密第240905番電: 伊三四は速にアムチトカ島コンスタンチン湾外敵艦艇油槽船を撃滅せよ 18.01.24:北方部隊電令作第215号:北方部隊機密第240910番電: AO防備部隊航空隊は全力を揚げコンスタンチン湾内の敵油槽船を連続攻撃せよ 18.01.24:北方部隊電令作第216号:北方部隊機密第240915番電: 敵巡洋艦らしきもの4隻アムチカ島コンスタンチン湾に在り 伊號第三十五潜水艦は速に反転之の敵を攻撃せよ 18.01.24:北方部隊電令作第217号: 那智及び若葉は本日2000幌筵発1月22日朝熱田島西方海面に於て那智搭載機を鳴神島に空輸 したる後幌筵に帰港す 18.01.24:北方部隊電令作第217号:北方部隊機密第241805番電: 那智及び若葉は1月24日2000幌筵海峡發1月26日朝熱田島西方海面に於いて那智搭載機を 鳴神島に空輸したる後幌筵海峡し帰投 那智搭載機は同地着以後第四五二空司令の指揮を受くべし 18.01.28:北方部隊電令作第221号: 君川丸艦長は薄雲、崎戸丸を率い熱田島に向け出撃すべし 崎戸丸1700荷役終了の予定 18.01.28:北方部隊電令作第219号:北方部隊機密第280907番電: 初霜は修理完了次第幌筵海峡に進出挺身輸送部隊に合同せよ 18.01.28:北方部隊電令作第220号:北方部隊機密第280910番電: 潜水部隊は指揮官所定に依りコンスタンチン湾を封鎖来航する敵輸送船の撃滅に任ずべし 18.01.29:北方部隊電令作第223号:北方部隊機密第291508番電: 1.君川丸は現任務終了後速に大湊回航、君川丸水偵四機、那智水偵一機、観測機二機を収容 鳴神島輸送準備を整うべし 2.薄雲は現任務終了後速に呉に回航在泊15日の予定を以て入渠修理を実施すべし 18.01.29:北方部隊電令作第224号:北方部隊機密第291603番電: 挺身輸送部隊指揮官は北千島方面所在北方部隊を指揮し同方面の輸送並に作戦に任ずべし 18.02.01:北方部隊電令作第226号:第五艦隊機密第010356番電: 1月30日附摩耶を主隊に第六驅逐隊(響欠)を挺身輸送部隊に編入す 摩耶、第六驅逐隊(響欠)の行動は別令す 18.02.05:北方部隊電令作第229号:北方部隊機密第051836番電: 粟田丸を一時哨戒部隊より除き挺身輸送部隊に編入す 18.02.05:北方部隊電令作第230号:北方部隊機密第051842番電: 粟田丸は横須賀及び芝浦に於いて当隊編入予定の第三二防空隊及び第三〇設営隊(基幹員)の 人員資材搭載の上速に柏原に進出、爾後挺身輸送部隊指揮官の指揮を承け輸送に従事すべし 18.02.06:北方部隊電令作第231号:北方部隊機密第060950番電: 1.君川丸は準備出来次第大湊出撃柏原経由搭載機を急送熱田島に輸送すべし 2.挺身輸送部隊指揮官は君川丸柏原出撃以後護衛艦を附すべし 18.02.10:北方部隊電令作第234号: 1.2月10日附第三十二防空隊をAO防備部隊に編入 2.第三十二防空隊の大部は粟田丸及び藤影丸にて鳴~島に進出すべし 3.爾余の人員は大湊に陸行明石山丸にて幌筵に進出待機すべし 18.02.10:北方部隊電令作第235号:第五艦隊機密第101025番電: 第六驅逐隊司令は粟田丸出港の際東京湾外約100浬附近迄同艦艦長の指揮を受け護衛に任ずべし 18.02.11:北方部隊電令作第235号:第五艦隊機密第111452番電: 1.君川丸は現任務終了後横須賀回航、航本機密第101123番電に依る水戦六機水偵三機を熱田島 に急送すべし 2.電は右輸送中君川丸艦長の指揮を承け之が護衛に任ずべし 18.02.12:北方部隊電令作第238号:北方部隊機密第120843番電: 淺香丸を哨戒部隊に復帰す 淺香丸は速に入渠修理を完了すべし 18.02.13:北方部隊電令作第239号:北方部隊機密第131543番電: 電は現任務終了後幌筵海峡に回航挺身輸送部隊指揮官の指揮を受け輸送船団の護衛に任ずべし 北方部隊電令作第235号第2項を取消す 18.02.16:北方部隊電令作第241号:第五艦隊機密第161446番電: あかがね丸の熱田出入港期日を2月19日に延期すべし 18.02.16:北方部隊電令作第242号:五艦隊機密第161603番電: 伊三十五はAAN回航の途次QAの北方及西方を掃航同方面行動中の敵を攻撃すべし 18.02.18:北方部隊電令作第246号:北方部隊機密第776番電: 藤影丸は予定通横須賀発柏原に直行、爾後挺身輸送部隊指揮官の指揮を受け鳴神島に進出すべし 但し石炭補填を要する場合は室蘭経由当地に於て石炭搭載完了次第柏原に回航せよ 18.02.19:北方部隊電令作第247号:北方部隊機密第191005番電: あかがね丸は更に入港を21日に延期後令を待て 18.02.21:北方部隊電令作第249号:北方部隊機密第210835番電: 本21日の飛行索敵にて敵発見の報なければ為し得る限り各船団共22日未明入港を期し突入せよ 18.02.21:北方部隊電令作第251号:北方部隊機密第211330番電: 1.摩耶、雷は(摩耶艦長指揮)22日午前中に大湊に入港する如く行動すべし 2.薄雲は準備出来次第出港、大湊に回航補給の上爾後那智の護衛に任ずべし 那智は準備出来次第出港、津軽海峡に於て薄雲と合同(那智艦長指揮)急速幌筵海峡に 進出すべし 18.02.22:北方部隊電令作第252号:北方部隊機密第220000番電: 1.21日1220敵の一部隊(大巡一、驅二)は北海湾の290度80浬を速力12節にて北上 尚他の一部隊の行動は不明なり 2.22日の敵情に依りては機宜迂回航路を採り柏原に帰投せよ 18.03.02:北方部隊電令作第257号:五艦隊機密第021528番電: 1.北方部隊の大部を以て護衛3月X日(「ヌキソ」の予定)QAに対し君川丸、崎戸丸に依り 緊急輸送を行う此の間好機なり北洋艦隊(仮称)を捕獲撃滅せんとす 2.軍隊区分行動等所要の向のみ別電す 18.03.06:北方部隊電令作第261号:第五艦隊機密第061018番電: X日を9日に延期す 18.03.14:北方部隊電令作第24号:第五艦隊機密第141038番電:(戦闘概報?) 1.北方部隊電令作第257号に依るア號作戦第一次集団輸送作戦は概ね順調に経過3月13日を以て 一応終了せり 主要輸送物件:水偵3機、水戦6機の外電波探信儀、飛行場設定材料、糧食、燃料等約700瓩 本行動中10日1758薄雲北海湾外7浬にて潜航中の敵潜水艦を認めたる外敵を見ず(爆雷攻撃 せしも効果不確実) 2.第二次集団輸送作戦は淺香丸、崎戸丸を以てし概ね第一次と同一要領に依り3月22日頃開始 の予定 本電大警より北方軍司令官宛通報され度 18.03.21:北方部隊電令作第268号:第五艦隊機密第211943番電: 粟田丸を哨戒部隊に復帰 18.03.23:北方部隊電令作第269号:第五艦隊機密第230329番電: 陸軍輸送船三興丸X+1日北海湾に於いて昼間揚搭作業を実施、五十一根司令官は当日早朝 水上戦闘機3を熱田に派遣0500以後同船の上空警戒を実施すべし 18.03.24:北方部隊電令作第272号:第五艦隊機密第240326番電: 1.北方部隊の大部を以て護衛、3月X日(25日の予定)淺香丸、崎戸丸、三興丸を熱田島 ホルツ湾に進入短時間揚搭(三興丸はX+1日迄)を行い更にX+1日再度同要領にて 輸送を実施、爾後潜水艦に依り熱田島集積の物資を鳴神島に転送 2.五十一根司令官は熱田島に安並参謀(淺香丸にてX日熱田着)を派遣、第二次緊急輸送の 運輸(潜水艦輸送)の管制に当らしむべし(本人委細承知) 18.03.30:北方部隊電令作第275号:第五艦隊機密第301228番電: 1.4月初頭機を見て熱田島に対し驅逐艦に依る応急輸送(糧食)を行う 護衛部隊指揮官は第六驅逐隊(響欠)をして右輸送を実施すべし 2.4月中幌筵集積の物件を潜水艦に依り主として熱田島(主食糧、副弾薬)に反覆輸送すると 共に鳴神島に対して緊急物件(主弾薬)輸送を実施す 多摩艦長は幌筵海峡に於ける潜水艦輸送の運輸管制並に所在陸軍関係当局との折衝に任ずべし 輸送潜水艦の行動搭載物件に関しては別に令す 18.04.03:北方部隊電令作第276号:第五艦隊機密第030631番電: 白雲は準備出来次第呉発横須賀に回航すべし 18.04.08:北方部隊電令作第279号:第五艦隊機密第081526番電: 1.敵機動部隊らしきもの4月4日頃ハワイ諸島を出撃西進中なる疑い濃厚なり 2.哨戒部隊は哨戒線の増強を計り敵の進撃に備うべし 3.自余の北方部隊は現配備に於いて待機警戒を厳にすべし 18.04.12:北方部隊電令作第281号:第五艦隊機密第121305番電: 1.第一水雷戦隊(驅逐艦欠)は幌筵海峡発舞鶴に回航し阿武隈の整備に従事すべし 2.第六驅逐隊(電欠)は便宜幌筵海峡発横須賀に帰投すべし 3.薄雲は第一水雷戦隊司令官所定に依り幌筵海峡発大湊に回航整備訓練に従事すべし 18.04.12:北方部隊電令作第283号:第五艦隊機密第120935番電: 驅逐艦の応急輸送を取止む 18.04.21:北方部隊電令作第289号:第五艦隊機密第210754番電: 北方部隊電令作第276号に依る欺瞞牽制通信を取止む 18.04.26:北方部隊電令作第294号:第五艦隊機密第262228番電: 那智、初霜は速に出動準備をなせ 18.04.26:北方部隊電令作第295号:第五艦隊機密第262234番電: 哨戒部隊は哨戒線の配備を増強し哨戒線を東経155度線迄進出せよ 18.04.27:北方部隊電令作第297号:北方部隊機密第270415番電: 26日1655敵巡洋艦らしきもの一隻占守島方面砲撃の報に接したるも其の後情報なし 摩耶、白雲、若葉を率い速に幌筵海峡に進出せんとす、尚東方よりする敵機動部隊の攻撃に 備へ東方哨戒部隊哨戒線を強化進出せしめ且那智出撃準備中 AQ防備部隊は警戒を厳にし敵の奇襲上陸に備へ敵出現せば極力攻撃すべし 18.05.12:北方部隊電令作第308号:第五艦隊機密第121449番電: 護衛部隊指揮官は君川丸飛行機を以て明日速に熱田島旭湾方面の敵輸送船団を攻撃せしむべし (洋上揚収)本職摩耶、白雲を率い幌筵を出撃13日1200北緯50度東経164度東に達し 爾後護衛部隊を率い極力敵を撃滅する如く行動 18.05.12:北方部隊電令作第30-号:第五艦隊機密第121425番電: 那智は14日1800北緯50度東経164度に達する如く行動せよ 途中初霜を幌筵に派遣、燃料補給の上主隊に合同する如く行動せしむべし 18.05.15:北方部隊電令作第312号:第五艦隊機密第151943番電: 北方部隊軍隊区分(部隊名、指揮官、兵力)左の通改む 掲記なきものは従前の通とす 1.主隊 直率 第二十一戦隊、摩耶 2.支援部隊 第五戦隊司令官、第五戦隊 3.水雷戦隊 第一水雷戦隊司令官、第一水雷戦隊(初春欠)、第二駆逐隊(長波、五月雨) 響 4.潜水部隊 第一潜水戦隊司令官、全潜水艦 5.航空部隊 第二十四航空戦隊司令官、飛行機一、飛行艇隊(八〇一空飛行長) 八〇一空飛行艇六 6.附属部隊に駆潜隊(新編入の駆潜艇四隻)及び第六十輸送船隊は父島根據地隊に編入の予定 日本丸、總洋丸の外徴傭船舶隊を加う(5月15日)別令するものの外各隊艦幌筵方面着 を以て本軍隊区分に入るものとす 18.05.30:北方部隊信電令作第323号:第五艦隊機密第301209番電: 哨戒部隊は左に依り千島東方海面の洋上哨戒を実施すべし 1.哨戒要領北緯50度より北緯48度東経163度より東経167度に至る海面に於て指揮官所定に依り 南北線(基準哨戒線165度線)上20浬間隔に二隻対艇の監視艇を配す 2.哨戒部隊の「ケ」號作戦協力要領は潜水部隊指揮官との協議に依るものとす 18.06.11:北方部隊信電令作第325号:第五艦隊機密第111503番電: 響、第十五號驅潜艇は直に出撃、加熊別湾外の敵潜を撃滅せよ 18.07.07:北方部隊電令作第333号:第五艦隊機密第061735番電: 7月7日0000より北方部隊作戦通信配備を機密北方部隊命令作第9号所定とす 但し潜水艦通信電波を「七七三五」(1058)に改む、其の他現用通 18.07.15:北方部隊電令作第334号:第五艦隊機密第151325番電: 水雷部隊補給隊、粟田丸は幌筵海峡に帰投すべし 再挙行動に関連、右行動中霧を利用、極力燃料節減(秘匿)に努むべし 18.07.15:北方部隊電令作第335号:第五艦隊機密第151918番電: 潜水部隊指揮官は左に依り潜水艦作戦を実施すべし 1.アリューシャン東部に於ける交通破壊、後方撹乱を行いつつ西部アリューシャンに移動( 潜水艦三隻) 2.アムチトカ要地の偵察奇襲(潜水艦一隻乃至二隻) 3.鳴神島の防衛協力(潜水艦一隻) 4.自余の潜水艦は潜水部隊指揮官の所定に依り次期作戦に備え待機せしむべし 18.07.16:北方部隊電令作第336号:第五艦隊機密第16353番電: 1.哨戒部隊は其の大部(監視兵力の約三分の二)を以て成るべく速に東方洋上哨戒(第五哨戒 配備)を強化すべし 自余の監視兵力は幌筵方面にありて引続き北方洋上哨戒を実施せしむべし 2.東方洋上哨戒部隊は東京湾方面を主基地とし幌筵方面(情況に依り釧路)を副基地として 使用するものとす 3.哨戒部隊指揮官は哨戒部隊の移動並に哨戒実施計画を定め報告(通報)すべし 18.08.13:北方部隊電令作第338号:第五艦隊機密第131334番電: 北東方面部隊電令作第5号関連 北方部隊軍隊区分中 1.第九防空隊を千島防備部隊に加う(8月10日附) 2.基地水上機部隊より四五二空を除く 君川丸派遣飛行機隊指揮官を基地水上機部隊指揮官に指定す 18.08.14:北方部隊電令作第340号:第五艦隊機密第141701番電: 軍令部機密第120939番電関連 艦艇を以てする北東方面艦隊担任海面に於ける海上護衛要領左の通り定む 1.海上交通保護に関して当分の間「大東亞戦争中大湊警備府海上交通保護計画」を襲用 千島根據地隊兵力を以て之を実施す 艦隊所属艦艇は特令に依り右に協力す 2.大湊北海道方面と千島間の一貫護衛は差当り小樽及NGC(幌筵海峡)を始点とし千島根據地隊 兵力(情況に依り艦隊所属艦艇協力)大湊警備府部隊は右に協力す 3.一貫護衛に関しては船団に対し海上護衛を行うを例とするも単独航行船舶に対しては特別とる ものの外直接護衛を行はず 18.08.14:北方部隊電令作第341号:第五艦隊機密第141625番電: 千島防備部隊指揮官は北海道(大湊)千島間の一貫護衛、主として第一驅逐隊(護衛隊指揮官 一驅司令)をして実施せしむべし 18.08.19:北方部隊電令作第343号:第五艦隊機密第190810番電: 1.第一水雷戦隊司令官は第九驅逐隊(白雲欠)をして20日以後成る可く速に大湊部隊に協力 神威岬及び宗谷海峡付近の対潜掃蕩に任ぜしめたる後8月末日迄には幌筵海峡に進出せしむべし 対潜掃蕩の細目に関しては第九驅逐隊司令をして直接大警と協議せしむべし 第一水雷戦隊(驅逐隊欠)は北方部隊電令作第338号所定の通多摩の任務を継承すべし 2.木曽は引続き陸奥海湾に在りて訓練に従事すべし 3.多摩は任務引継終了後大湊に回航すべし 4.若葉は現任務終了後輸送船を護衛大湊に回航すべし 18.09.01:北方部隊電令作第344号:北方部隊機密第010740番電: 1.第二十一戦隊(多摩欠)は大湊、第一水雷戦隊(第二十一驅逐隊、霞、白雲欠)は幌筵海峡に 待機せよ 2.多摩は大湊にて待機せよ 3.自余の各部隊(艦)は現任務を続行すべし 18.09.01:北方部隊電令作第345号:5F機密第011351番電: 1.本日未明来敵は南鳥島を攻撃中敵機動部隊本土東方若は北方より来襲する算あり 2.第三監視艇隊は成るべく速に出撃東経159度上北緯51度より同49度間を哨戒すべし 18.09.06:北方部隊電令作第348号:北方部隊機密第061012番電: 北東方面艦隊電令作第15号関連 北東部隊軍隊区分中第六十一防空隊を千島防備部隊に加う(9月5日附) 18.09.14:北方部隊電令作第350号:北方部隊機密第141215番電: 1.第二基地航空部隊は9月16日より一週間アッツ島方面攻撃及び敵哨戒機邀撃作戦を実施す 北方部隊は右作戦に協力せんとす 2.第一水雷戦隊司令官は第九驅逐隊の二艦をして作戦当日地点(北緯50度東経159度)(北緯51度 東経159度)(北緯51度東経160度)(北緯50度東経160度)内海域に概ね50浬間隔を以て東西に 移動警戒しつつ飛行警戒及び気象通報(0400)に任ぜしむべし 3.伊五潜は成るべく速に北緯52度東経162度附近に進出、爾後アッツ西方海面を機宜行動アッツ島 方面空襲前日及び当日の気象通報(1800、0000頃及び為し得れば1200頃)及び飛行哨戒を行う べし 18.09.19:北方部隊電令作第352号:北方部隊機密第191841番電: 第九驅逐隊第一小隊は配備を撤し幌筵に帰投せよ 18.09.21:北方部隊電令作第353号:北方部隊機密第211809番電: 北東方面艦隊電令作第18号関連 1.北方部隊軍隊区分中9月20日附第四十二防空隊を千島防備部隊に加う 2.第四十二防空隊は9月末横須賀発予定の淺香丸にて幌筵海峡に進出すべし 18.09.22:北方部隊電令作第354号:第五艦隊機密第220839番電: 朝雲は1000に至るも敵潜水艦の情況を得ざれば掃蕩を止め幌筵海峡に帰投し北口に待機せよ 18.09.22:北方部隊電令作第355号:第五艦隊機密第221130番電: ~風、薄雲は現任務を本日夕刻にて打切り幌筵海峡に帰投すべし 18.09.29:北方部隊電令作第356号:第五艦隊機密第291445番電: 1.荒畑崎防備衛所よりの報告に依れば敵潜水艦侵入の疑いあり 2.薄雲は準備出来次第出撃之を掃蕩せよ 3.朝雲は幌筵海峡に帰投せば今夜南口にありて対潜警戒(機宜出撃掃蕩)従事すべし 18.09.29:北方部隊電令作第357号:北方部隊機密第291727番電: 1.敵機動部隊北千島方面来襲の算あり 2.明30日0300以後第二警戒配備となし特に対空警戒を厳にせよ 18.10.01:北方部隊電令作第358号:第五艦隊機密第010624番電: 第二十一驅逐隊(初霜、初春)は第二航空戦隊司令官(復航千歳艦長)の指揮を受け其の護衛に 従事すべし 18.10.07:北方部隊電令作第359号:第五艦隊機密第070801番電: 第九驅逐隊第一小隊は機密21AB命令作第13号の要領に依り同部隊のY作戦及びT作戦に協力すべし 18.10.08:北方部隊電令作第360号:北方部隊機密第080645番電: 北東方面部隊電令作第24号関連 北方部隊兵力部署中10月7日附第四十一航空基地隊松輪、天寧及加熊別各派遣隊を 千島防備部隊(なし得れば第五十一警備隊)に加う 18.10.08:北方部隊電令作第361号:北方部隊機密第080705番電: 北方部隊電令作第359号を取止む 18.10.08:北方部隊電令作第362号:北方部隊機密第082016番電: 北方部隊電令作第359号を再興す 18.11.04:北方部隊電令作第365号:北方部隊機密第040851番電: 第二十一驅逐隊(初春、初霜)は聯合艦隊電令作第785号に応ずる如く行動し爾後当隊機密 第031223番電に依り行動せよ 18.11.08:北方部隊電令作第366号:北方部隊機密第081208番電: 君川丸に対する若葉の護衛を取止む 若葉は成るべく速に呉に回航、第二十一驅逐隊に合同すべし 18.11.11:北方部隊電令作第366号:北方部隊機密第111607番電: 11月10日附北方部隊兵力部署中千島防備部隊より第九防空隊第四十二防空隊及第六十一防空隊を除く 18.11.23:北方部隊電令作第368号:北方部隊機密第231207番電: 11月22日附北方部隊兵力部署中千島防備部隊に第五十一警備隊武蔵及擂鉢各派遣隊並に 第四十一航空基地隊片岡武蔵及擂鉢各派遣隊を加う 18.11.24:北方部隊電令作第369号:北方部隊機密第242027番電: 第九驅逐隊(白雲、薄雲欠)は北東方面部隊電令作第35号に応ずる如く行動すべし 18.12.02:北方部隊電令作第370号:北方部隊機密第060911番電: 最近アリューシャン方面敵飛行機集中の徴もあり 12月8日前後千島方面敵の奇襲に対し特に警戒を厳にすべし
19.01.04:北方部隊電令作第1号:北方部隊機密第040928番電: 快鳳丸は準備出来次第天寧に回航し陸軍船三興丸救難作業の警戒に任ずべし 19.01.08:北方部隊電令作第5号:北方部隊機密第080742番電: 俊鶻丸は漁撈を中止し対潜掃蕩に参加阿頼度島東方に於て適宜脅威投射を実施すべし 実施しつつ幌筵海峡に帰投し揚搭後海峡北口の対潜警戒に任ずべし 19.01.12:北方部隊電令作第6号:北方部隊機密第120836番電: 第九驅逐隊機密第111101番電関連 霞は修理整備完成次第内海西部に回航、末日迄訓練の上2月3日迄に大湊に回航すべし 19.01.13:北方部隊電令作第3号:北方部隊機密第130748番電: 北方部隊兵力部署中(1月13日附)快鳳丸俊鶻丸及第二號天洋丸を千島防備部隊の任務に気象観測を 加う 19.01.31:北方部隊電令作第11号:第五艦隊機密第310856番電: 関係前電取消す 1.那智、薄雲は工事完成後内海西部にて訓練の上2月10日中に陸奥海湾に回航すべし 那智一類作業は右に間に合わざる場合取止むることを得 2.大湊回航に際し那智艦長は護衛に関し薄雲を区処すべし 3.第九驅逐隊(霞)は準備出来次第出撃、陸奥海湾に回航すべし
19.02.02:北方部隊電令作第3号:北方部隊機密第022316番電: 貴機密第021527番電関連 白雲は横須賀にて補給の上雲鷹の護衛に任ずべし 19.02.04:北方部隊電令作第4号:第五艦隊機密第042342番電: 敵の北千島方面に対する偵察線は威力偵察の段階に迄入れるものと認めらるる処一層警戒を厳にし 敵企図の偵知に努むると共に過早に応戦して徒に我防備態勢を暴露することなき様留意すべし 19.02.13:北方部隊電令作第7号:北方部隊機密第131534番電: 1.大海機密第121734番電及大海機密第121234番電の情勢に鑑み千島方面両度の敵来襲に対し 警戒を厳にすべし 2.敵機来襲に際し敵は我が注意の一方に牽制し幌筵海峡又は其の他の泊地に機雷の敷設を行うこと あるべきに依り之に対し厳重監視警戒を行うべし 19.02.16:北方部隊電令作第8号:北方部隊機密第161301番電: 1.最近の通信情報に鑑み今月下旬敵の来攻に対し厳重警戒の要ある武藏擂鉢松輪地区予想敵上陸点( 取敢ず我急速敷設困難なる地域を選定)に対し水際機雷敷設すべし長期間耐水性に関し疑念あるに 付若干水際を避け且敷設線確保(荒天時の波浪を考慮)並に偽装に留意すべし 2.2月下旬短二十糎砲現地に進出(今井崎に蔭ノ澗に松輪4,天寧2装備位置其の他諸般の準備を 進め置くべし 19.02.17:北方部隊電令作第9号:第五艦隊機密第171258番電: 千島方面根據地隊司令官は快鳳丸、俊鶻丸をして成るべく速に大湊に帰投せしむべし 19.02.26:北方部隊電令作第10号:北方部隊機密第27番電: 2月25日附北方部隊兵力部署に左を追加 1.水雷部隊に第二十一驅逐隊(初春、若葉)を加う 2.潜水部隊(直属) 兵力:第二十二潜水隊 主要任務: (1)アリューシャン方面要地偵察監視交通破壊 (2)敵艦隊攻撃敵反攻阻止 19.02.29:北方部隊電令作第11号:北方部隊機密第291002番電: 千根司令官は機宜第九驅逐隊(薄雲欠)を区処し対潜掃蕩を実施すべし 19.03.01:北方部隊電令作第12号:北方部隊機密第010702番電: 第二十一驅逐隊(若葉、初春)は準備出来次第大湊発野風と交代ニ船団の護衛任務を継承すべし 19.02.29:北方部隊電令作第13号:第五艦隊機密第291002番電: 千根司令官は機宜第九驅逐隊(薄雲欠)を区処し対潜掃蕩を実施すべし 19.03.10:北方部隊電令作第15号:北方部隊機密第185番電: 第二十一驅逐隊は大湊に於いて急速燃料を補給(各艦400t計800t)の上北方部隊電令作第14号の 任務を続行すべし 19.03.17:北方部隊電令作第16号:北方部隊機密第753番電: 第九驅逐隊司令は~風、波風を合せ指揮、特令する迄白雲被雷撃地点附近の対潜掃蕩に任ずべし 19.03.17:北方部隊電令作第17号:北方部隊機密第141番電: 1.第一水雷戦隊司令官は第一水雷戦隊(第七驅逐隊欠)、第二十一驅逐隊(若葉、初春)、~風、 波風、國後を指揮し3月17日以降約十日間の予定を以て北海道南東方海面の敵潜掃蕩に任ずべし 2.第二十一驅逐隊司令は利山丸を適宜単冠湾等に回航せしめたる後成るべく速に第一水雷戦隊と 合同すべし 19.04.01:北方部隊電令作第18号:北方部隊機密第210番電: 1.東一号演習輸送終了迄之が護衛並に北東方面に於ける海上交通保護は本職之を指揮す 2.使用兵力 第七驅逐隊 第一驅逐隊(~風、野風、波風) 第二十一驅逐隊(若葉、初春) 第十八驅逐隊 國後 石垣 八丈 快鳳丸 俊鶻丸 3.第一水雷戦隊司令官は北方部隊電令第29号に依る任務を続行すべし 19.04.02:北方部隊電令作第19号:北方部隊機密第021001番電: 適宜の艦艇を(ヘ)乙船団新羅丸及び北進丸の護衛に残し敵潜掃蕩を止め大湊に帰投すべし 19.04.28:北方部隊電令作第21号:北方部隊機密第282029番電: 第百七十七號潜水艦及波風は北東方面部隊電令作第66号に応ずる如く行動すべし 19.05.27:北方部隊電令作第26号:北方部隊機密第271629番電: (本令6月1日0000発動) 水雷部隊指揮官は駆逐隊一隊をして千島防備部隊指揮官の指揮を受け北東方面部隊電令作第85号に 依る護衛作戦に従事せしむべし (註)千島航路護衛に関する件 19.05.31:北方部隊電令作第27号:北方部隊機密第310641番電: 5月30日附國後に対する本職の指揮を解く 19.06.01:北方部隊電令作第28号:北方部隊機密第010751番電: 水雷部隊指揮官は北方部隊電令作第26号に依るものの外当分の間驅逐艦二乃至三隻をして 護衛作戦に関し千防指揮官の指揮を受けしむ 19.06.17:北方部隊電令作第31号:北方部隊機密第172158番電: 1.水雷部隊(第二十一驅逐隊、霞欠)は成るべく速に小樽基地を撤収、大湊に帰投すべし 2.霞は護衛を打切り大湊に急行せよ 3.第二十一驅逐隊は現任務終了後大湊に於いて補給後令を待て 19.06.19:北方部隊電令作第33号:北方部隊機密第190928番電: 霞及び第二十一驅逐隊は電令作第31号に依り行動の上成るべく速に横須賀に集結せよ 19.07.03:北方部隊電令作第34号:北方部隊機密第031117番電: 7月1日附北方部隊兵力部署左の通改む 1.潜水部隊に伊號第百七十七潜水艦を追加 2.附属部隊に日帝丸、白埼を加う
17.07.08:北方部隊電令第25号: 1.テセヤ00附近に敵潜伏生す 2.富士山丸、初霜の会合地点を便宜西方に移動せよ 3.帝洋丸の待機地点を「テヘミ00」に改む進出の際適宜伏生海面を避航せよ 17.07.11:北方部隊電令第26号:北方部隊機密第172番電: 北方行動中の艦船、特設艦船の迷彩は射撃指揮所檣楼測距儀(又は右に準ずる高さ)附近の外 当分の間之を実施せざることに定む 17.08.12:北方部隊電令第37号:北方部隊機密第984番電: 北方部隊機密第453番電第一、二、三項を左の通改む 1.電は速に鳴神島に回航不知火を加熊別湾(状況に依り片岡湾)迄曳航 2.神津丸は右以後不知火を舞鶴に曳航す 17.08.26:北方部隊電令作第59号:第五艦隊機密第294番電: 1.AO防備部隊指揮官は射水丸及び野島丸を使用北海支隊の鳴神島移転に協力すべし 2.北海支隊の移転は成るべく速に之を実施するものとし細目に関しては関係両者直接協議すべし 3.北海支隊熱田島発以後之をAO防備部隊に編入す、隊名、指揮官、兵力現状通とし主要任務を 鳴神島防備とす 18.08.22:北方部隊電令第83号:五F機密第220600番電: 左に依り「カムチヤツカ」日魯漁業引揚輸送を護衛す 1.護衛担任海面(大湊警備府と協定) 東経145度以東北方部隊同以西大湊警備府 但し「オホツク」「ウリベヤ」方面輸送船は大湊警備府担任とす 2.護衛要領 左の外千島防備部隊指揮官所定に依る (イ)8月22日以降海防艦二乃至三を以て輪番9月10日頃迄「カムチヤツカ」西海岸領海外に 於て機宜対潜掃蕩を行い碇泊荷役中の引揚船を護衛 (ロ)引揚船に対し右護衛船は東経153度線附近迄成得る限り直接護衛を行い同線以西は間接護衛に 任ずるものとす (ハ)君川丸派遣水偵隊は「カムチヤツカ」西岸領海外に於て対潜警戒(基地よりの進出標準距離 150浬)を為し得る限り励行直接護衛に任じ四五二空水偵隊は右に協力のことに取計はれ度 (ニ)航路の指定一乃至九番船は積荷後東経153度線迄基準針路概ね270度とし爾後T46に向うもの とし十乃至十四番船は積荷後幌筵海峡に集合船団護衛に加入 3.通信 引揚船は無線封止を厳守し非常の場合は500KCにて送信す使用暗号書北洋警備通信暗号書 4.輸送船の行動予定は別電す 18.08.24:北方部隊電令第85号:第五艦隊機密第242103番電: 第九驅逐隊司令は薄雲をして第一驅逐隊機密第241430番電に依る尾上丸又は高島丸を護衛せしめ 朝雲を率い成るべく速に幌筵海峡に進出すべし 18.09.01:北方部隊電令作第89号:第五艦隊機密第010945番電: 霞は準備出来次第出撃、大湊に進出すべし 18.09.18:北方部隊電令第93号:第五艦隊機密第181245番電: 白雲は工事完成次第大湊に回航(補給輸送物件搭載)成るべく速に幌筵海峡に進出(北千島一貫 護衛協力)すべし 18.09.20:北方部隊電令第95号:第五艦隊機密第201658番電: 1.第一水雷戦隊(阿武隈、薄雲)は兵要調査(輸送協力)の為9月24日片岡湾発根室に回航 10月2日迄に幌筵海峡に帰投すべし 2.霞は9月21日片岡湾発照川丸を護衛(奥尻海峡通航迄)し小樽に回航(輸送人員揚陸)10月1日 迄に幌筵海峡に帰投すべし 18.09.22:北方部隊電令第97号:第五艦隊機密第220015番電: 第一驅逐隊司令は薄雲、~風を以て四五二空機密第211811番電に応ずる如く行動すべし 18.09.23:北方部隊電令第98号:第五艦隊機密第230743番電: 朝雲は淺香丸幌筵海峡出撃時同艦を北緯49度東経154度線迄護衛の上幌筵海峡に帰投すべし 18.09.23:北方部隊電令第100号:第五艦隊機密第232045番電: 1.朝雲は24日早朝出撃、0900頃武蔵湾(野田浦)に至り北東方面艦隊司令長官の巡視(擂鉢湾) 任務に従事し幌筵に帰投すべし 2.朝雲の淺香丸直接護衛任務を解く 18.10.02:北方部隊電令第103号:第五艦隊機密第050710番電: 0900に至るも敵情を得ざれば便宜幌筵海峡に帰投すべし 18.10.11:北方部隊電令第105号:第五艦隊機密第111145番電: 北方部隊信電令第135号関連 白雲の任務を解く、白雲は便宜幌筵海峡に帰投せよ 18.10.12:北方部隊電令第106号:北方部隊機密第12028番電: 若葉は整備工事完成次第大湊に回航護衛(後令)に従事、幌筵に進出すべし 18.10.30:北方部隊電令第111号:北方部隊機密第301939番電: 朝雲は適宜片岡湾発横須賀に回航すべし 回航の途次成し得る限り船団護衛に任ずべし 18.11.04:北方部隊電令第114号:北方部隊機密第031223番電: 第二十一驅逐隊(若葉欠)は聯合艦隊機密第301321番電に応ずる如く行動すべし 若葉の行動は後令す 18.11.04:北方部隊電令第115号:北方部隊機密第041806番電: 若葉は大湊迄君川丸を護衛し横須賀に回航すべし 18.11.28:北方部隊電令作第123号?:北方部隊機密第281147番電: 千島方面根據地隊司令官は第二號天洋丸及び快鳳丸俊鶻丸をして輸送の傍ら生糧品獲得(漁撈)に 任ぜしむべし 18.12.02:北方部隊電令第127号:北方部隊機密第021312番電: 千根司令官は左の各基地(航空隊等を含む)に糧食補給連絡主任を置き糧食補給の一元的計画並に 統制に任ぜしめると共に毎月頭書在員数貯糧品(主食副食別)生糧品、酒保物品現在高を本職、 北東方面艦隊司令部、大湊軍需部、大湊經理部に報告通報せしむべし 基地名(糧食補給連絡主任) 片岡(千根主計長) 武藏、擂鉢、加熊別、松輪、天寧(第五十一警備隊各派遣隊主計長) 18.12.09:北方部隊電令第128号:北方部隊機密第092105番電: 各隊艦は官房教機密第326号に依る講習員を派遣すべし 18.12.11:北方部隊電令第129号:北方部隊機密第111017番電: 第九驅逐隊(霞)は現任務終了後第四艦隊機密第110025番電の輸送に任じ20日迄に舞鶴に回航 電波探信儀其の他装備諸工事に従事すべし 18.12.26:北方部隊電令第133号:北方部隊機密第90番電: 1.多摩、阿武隈、白雲、帝洋丸の大湊出港を12月29日に改む 2.白雲より多摩へ旗艦変更を12月28日に改む
19.01.12:北方部隊電令第6号:北方部隊機密第120836番電: 第九驅逐隊機密第111101番電関連 霞は修理整備完成次第内海西部に回航、1月末日迄訓練の上2月3日迄に大湊に回航すべし 19.02.18:北方部隊電令第12号:北方部隊機密第182057番電: 八丈は釧路にて陸軍基地員を収容船団を得撫又は択捉海峡通過迄直接護衛したる後松輪に直行 右基地員を揚陸後速に大湊に帰投すべし 19.02.25:北方部隊電令第15号:北方部隊機密第198番電: 1.第一水雷戦隊司令官は薄雲をしてハ船団(良洋丸、富國丸、松仁丸)の護衛に任ぜしむべし ハ船団は27日大湊発3月2日松輪着の予定尚武藏行明石山丸同行す 2.八丈は薄雲と共にハ船団を護衛し松輪以後明石山丸の護衛に任ずべし 3.野風はニ船団(新知湾行の昭南丸、利山丸)の護衛に任ずべし 19.02.25:北方部隊電令第16号:北方部隊機密第251937番電: 現任務終了次第速に大湊に回航すべし 行動予定報告すべし 19.02.25:北方部隊電令第17号:北方部隊機密第251941番電: 第二十一驅逐隊及び第二十二潜水隊は出撃準備完成次第大湊に回航すべし 19.03.01:北方部隊電令第20号:北方部隊機密第011322番電: 不知火は現任務終了次第呉に於いて急速整備の上大湊に回航すべし 19.03.21:北方部隊電令作第26号:北方部隊機密第210859番電: 千島防備部隊指揮官は春島丸北千島海面海底電線敷設に従事中同船を指揮すべし 19.03.23:北方部隊電令第28号:北方部隊機密第231224番電: 第七驅逐隊は整備完了次第大湊に回航すべし 19.03.23:北方部隊電令第29号:北方部隊機密第968番電: 第一水雷戦隊司令官は北方部隊電令第17号に依る敵潜掃蕩に任じつつ指揮下の艦艇をしてヘ乙船団 及び新羅丸、北進丸の護衛に任ぜしむべし 19.04.05:北方部隊電令第32号:北方部隊機密第050902番電: 不知火は準備出来次第釧路に回航白陽丸を護衛ヌ船団と合同、第二十一驅逐隊司令の指揮を受け 同船団護衛に任ずべし 19.04.07:北方部隊電令第33号:北方部隊機密第57番電: 第二十一驅逐隊司令は若葉、石垣、不知火(白陽丸を護衛途中より会合)を指揮し北千島行 ヌ船団(高島丸、めるぼるん丸、白陽丸)の護衛に任ずべし 19.04.09:北方部隊電令第34号:北方部隊機密第205番電: 1.(不明) 2.快鳳丸、俊鶻丸、~風に対する補給終了せば大湊に回航すべし 19.04.13:北方部隊電令第36号:北方部隊機密第920番電: 第七驅逐隊司令は第七驅逐隊、國後を指揮しル船団(天領丸、太平丸、利山丸以上北千島行、 まどらす丸松輪行)の護衛に任ずべし 19.04.23:北方部隊電令第38号:北方部隊機密第662番電: 1.(不明) 2.~風驅逐艦長は薄雲驅逐艦長の区処を承け日帝丸を護衛すべし 19.04.25:北方部隊電令第40号:北方部隊機密第659番電: 第二十一驅逐隊(若葉、初春)は4月26日大湊発ワ船団予定通日振丸、伏見丸の護衛に任ずべし (日振丸得撫行、伏見丸天寧を経て得撫行) 19.04.25:北方部隊電令第42号:北方部隊機密第304番電: 電令第40号中第二十一驅逐隊(若葉、初春)とあるを第二十一驅逐隊(初春)、野風に改む 19.04.28:北方部隊電令第43号:北方部隊機密第306番電: 第十八驅逐隊(不知火、霞)は4月29日大湊発千島行船団(白陽丸、長和丸)の護衛に任ずべし 19.04.30:北方部隊電令第44号:北方部隊機密第301726番電: 若葉驅逐艦長は石垣を指揮し松輪行カ船団(紅海丸、八郎潟丸、龍~丸)の護衛に任ずべし 19.05.01:北方部隊電令第45号:北方部隊機密第011148番電: 八丈海防艦長は八丈、國後を指揮し5月2日大湊発北千島行「ヨ」船団(公安丸、 サマラン丸、梅川丸、北進丸)の護衛に任ずべし 19.05.07:北方部隊電令第51号:北方部隊機密第143番電: 第七驅逐隊司令は第七驅逐隊及び野風を率い北千島行レ船団(天領丸、サマラン丸、北洋丸、 信濃丸)の護衛に任ずべし 19.05.07:北方部隊電令第52号:北方部隊機密第117番電: 薄雲は北千島行タ船団(めるぼるん丸)の護衛に任ずべし 19.05.10:北方部隊電令第54号:北方部隊機密第101324番電: 1.第二十一驅逐隊司令は初春を率い11日大湊発小樽に回航、天寧経由得撫行ソ船団(太平丸) 一隻の護衛に任ずべし (以下不明) 19.05.11:北方部隊電令第55号:北方部隊機密第111709番電: 1.12日1200以後野風に対する第七驅逐隊司令の指揮を解く (以下不明) 19.05.15:北方部隊電令第57号:北方部隊機密第152143番電: 1.第七驅逐隊はレ船団を幌筵海峡に入泊せしめたる後速に厚岸にて補給の上根室に回航すべし 2.若葉は紅海丸の護衛を止め要すれば小樽にて補給の上速に大湊に帰投せよ 3.行動予定を報告すべし 19.05.15:北方部隊電令第58号:北方部隊機密第152249番電: 1.霞は護衛を止め速に大湊に帰投すべし 2.不知火は護衛を止め速に厚岸にて補給の上根室に回航すべし 3.薄雲及び野風は船団を便宜最寄港に避退せしめたる上速に根室に回航すべし 4.初春は船団を釧路に避退せしめたる上厚岸にて補給の上根室に回航すべし 19.05.16:北方部隊電令第61号:北方部隊機密第161345番電: 霞は大湊着後速に出撃準備を完成し根室に回航すべし 19.05.16:北方部隊電令第62号:北方部隊機密第161359番電: 1.(不明) 2.若葉、~風及び波風は帝洋丸指揮官の区処を受け同船の護衛に任ずべし 19.05.16:北方部隊電令第64号:北方部隊機密第162009番電: 1.第七驅逐隊は反転レ船団の護衛を続行すべし 2.不知火は根室回航を取止め間接護衛に任じつつ大湊に帰投すべし 3.初春は根室回航を取止めソ船団護衛任務を続行すべし 19.05.16:北方部隊電令第66号:北方部隊機密第162050番電: 薄雲は小樽に回航し前任務タ船団護衛に従事すべし 19.06.09:北方部隊電令第76号:北方部隊機密第091958番電: 第七驅逐隊は11日午後発小樽に進出、護衛任務に従事すべし 19.07.13:北方部隊電令第82号:北方部隊機密第132337番電: 白埼は小樽に寄港し第一水雷戦隊司令官の指揮を受け北千島行船団(八郎潟丸、光安丸)の直接 護衛に協力すべし 19.07.14:北方部隊電令第83号:北方部隊機密第140908番電: 第二組飛行機隊は十六日1500以後発阿武隈予定航路(同艦より通報)附近を対潜警戒に任じつつ 小樽に進出 第一組は17日黎明発同艦予定航路上を逆に対潜警戒に任じつつ大湊に帰投せよ 19.07.24:北方部隊電令第87号:北方部隊機密第242245番電: 1.小樽基地派遣?飛行機隊は28日迄に基地を撤収、大湊に帰投すべし 2.阿武隈は人員並に基地物件の輸送に任ずべし 19.07.24:北方部隊電令第88号:北方部隊機密第242254番電: 1.第一水雷戦隊司令官は阿武隈を率い29日中に大湊に帰投すべし 2.第十八驅逐隊及び第七驅逐隊は現任務終了次第大湊に回航すべし 第十八驅逐隊は帝洋丸を護衛内海西部に回航せしむる予定
17.05.22:北方部隊信電令作第19号:北方部隊機密第75番電: 機密北方部隊命令作第24号中第二十一驅逐隊を第六驅逐隊に改む 17.06.05:北方部隊信電令作第89号:北方部隊機密第801番電: 第二機動部隊以外のAL作戦は予定の通実施、N日は変更せず 17.06.06:北方部隊信電令作第90号:北方部隊機密第803番電: 1.AQ攻略破壊を一時延期す 2.各攻略部隊は ? 西行しつつ命を待て 3.潜水部隊はG散開線にて対敵散開せよ 4.主隊はAQ攻略部隊に合同する如く行動す 18.03.06:北方部隊信電令作第1号:北方部隊機密第061201番電: 八丈、國後は便宜幌筵海峡発八丈はX+1日0900國後はX+2日0900迄にD点(53度10分北、 168度50分東)に達し護衛部隊に合同するが如く行動せよ艦長は行動予定報告すべし 18.06.03:北方部隊信電令作第56号: 1.驅潜艇配備(任務)を左の通定む(略) 2.(不明) 19.04.01:北方部隊電令作第57号:北方部隊機密第011307番電: 北方部隊兵力部署中左の通り定む 1.兵力中幌通及第百十一防空隊を削除す 2.千防部隊の兵力に占守通信隊を加へ其の主要任務に通信諜報を加うを奇襲すべし 3.薄雲は明未明出撃第一驅逐隊司令の区処を受け対潜掃蕩に従事すべし
19.04.11:北方部隊信電令作第2号:北方部隊機密第110855番電: 伊號第一七七潜水艦は4月12日大湊出撃約一ヶ月半の予定を以てアダック(含む)以西列島線 以北アリューシャン方面に於ける交通破壊戦を主とし兼ねて敵状偵知に従事すべし 19.06.02:北方部隊信電令作第3号:北方部隊機密第020956番電: 水雷部隊指揮官は準備出来次第小樽に進出、北東方面部隊電令作第94号に依る任務に従事すべし 19.07.03:北方部隊信電令作第36号:北方部隊機密第031652番電: 北方部隊兵力部署中主隊兵力に木曽、多摩を加う
17.07.14:北方部隊信電令第24号:北方部隊機密第226番電: 1.第一水雷戦隊司令官は明石山丸、横須賀入港の際驅逐艦一隻をして犬吠埼沖附近より之を 護衛すべし 2.明石山丸は行動予定の報告(通報)すべし 17.07.30:北方部隊信電令第25号:北方部隊機密第207番電: 護衛隊指揮官は驅逐艦一隻を鳴神島に派遣不知火を舞鶴迄曳航せしむべし 別に驅逐艦一隻を以て鳴神島より温禰古丹海峡迄之が護衛に任ぜしむべし 17.09.07:北方部隊信電令第31号: 初春は片岡湾に於て補給の上9月9日1200「ツモモ00」に於て主隊に合同する如く行動せよ 第二十一驅逐隊司令は本電を適当なる時機に初春へ電報として発電せよ 17.09.02:北方部隊信電令第32号:第五艦隊機密第316番電: 護衛隊指揮官は第二十一驅逐隊(初春欠)を補給終了次第鳴神島方面に派遣し北海支隊鳴神島 到着時迄に同隊輸送船の警戒並に護衛に関しAO防備部隊指揮官の指揮を承けしむべし 17.09.03:北方部隊信電令第33号:北方部隊機密第03171402番電: 初春は大湊に於て補給の上速に加熊別に進出すべし 17.09.11:北方部隊信電令第35号: 護衛隊指揮官は初春を薄雲復帰以後分派、片岡湾経由AO方面に派遣し 北方部隊信電令第32号の任務に従事せしむべし 第二十一驅逐隊(初霜、初春欠)は長田丸熱田島着後片岡湾経由大湊に回航すべし 17.09.25:北方部隊信電令第36号: 護衛隊指揮官は若葉をして準備出来次第小樽に回航北部郡参謀長一行の鳴神島往復輸送に 任ぜしむべし 17.10.05:北方部隊信電令作第37号:北方部隊機密第051028番電: 護衛隊指揮官は10月8日1200迄に驅逐艦二(内一隻を朧とす)を横須賀に派遣し軍務機密 第041634番電に依る弾薬及び別令する物件(鑿岩機及び硬土掘鑿機各数個の予定)を鳴神島に 輸送せしむべし 17.10.13:北方部隊信電令第38号:北方部隊機密第131540番電: 1.君川丸は準備出来次第、大湊発横須賀に回航の上第五航空隊用水上戦闘機五、水偵三を搭載 片岡経由之が鳴神島輸送に任じたる後大湊に帰投すべし 本期間中飛行隊は大湊空に於て訓練に従事せしむべし 2.護衛隊指揮官は薄雲を派遣、君川丸行動中同艦長ぼ指揮を承けしむべし 17.10.20:北方部隊信電令第39号:北方部隊機密第201322番電: 1.第二十一戦隊第二小隊は先任艦長之を率い便宜大湊発10月24日午前幌筵海峡着、爾後 第一水雷戦隊司令官の指揮を受けしむべし 2.那智は10月21日午後大湊発10月25日黎明幌筵海峡着の予定(錨地兜山の93度1800米) 18.04.26:北方部隊信電令第15号:第五艦隊機密第261328番電: 4月28日附木曽を第一水雷戦隊に一時編入し第一水雷戦隊司令官旗艦に指定す 18.04.26:北方部隊信電令第16号:第五艦隊機密第262339番電: 摩耶、若葉、白雲は速力12節即時待機となせ 18.05.03:北方部隊信電令第21号:第五艦隊機密第031350番電: 第九驅逐隊司令は薄雲を率い準備次第大湊発幌筵海峡に進出すべし 18.05.18:北方部隊信電令第29号:第五艦隊機密第180737番電: 1.第一水雷戦隊司令官は驅逐艦一隻をして信令第212号に依る対潜警戒並にソ連商船の動静 監視に任ぜしむべし 2.~風は幌筵に帰投すべし 18.05.20:北方部隊信電令第33号: 通信諜報を総合するに18日2114敵航空母艦北緯51度東経59度(誤差大)に存在せんこと概ね 確実なり、各艦対空警戒を厳となせ 18.05.21:北方部隊信電令第34号:第五艦隊機密第210801番電: X日を1日延期22日とす 18.05.21:第五艦隊信電令第37号: 木曽を5月20日附第二十一戦隊に復帰す 18.05.22:第五艦隊信電令第39号: X日を何分の令ある迄延期す 18.05.25:北方部隊信電令第44号: 1.第二軍隊区分とし長波を前衛部隊に響きを主隊に編入す 2.前衛部隊は成可く速に出動、天象を利し熱田湾方面に進出、敵を奇襲しなし得れば好機 驅逐艦に依る緊急輸送連絡員の収容を行うべし 3.主隊は幌筵方面に於て待機敵情に応じ出撃之を支援し自余の部隊に関しては別令す 4.X日を5月25日としY日を27日と予定す 18.05.29:北方部隊信電令第47号:第五艦隊機密第282027番電: 幌筵泊地哨戒艦(特設漁船隊内火艇を含む)間の味方識別及び敵発見信号を左の通定め 29日より之を実施す 1.味方識別間?????短時連送) 2.敵発見時昼間手旗信号及び赤旗掲揚、夜間赤色信号弾及び発見信セ連装 18.06.02:北方部隊信電令第55号:第五艦隊機密第021622番電: 長波は2日便宜幌筵海峡発舞鶴に回航、船体修理に任じ右完成次第幌筵海峡に進出すべし 18.06.11:北方部隊信電令第67号:第五艦隊機密第110720番電: 1.第五戦隊は6月12日便宜幌筵海峡発佐世保に回航せよ 2.第二十一驅逐隊は第五戦隊司令官の区処を受け宗谷海峡迄同隊の警戒に任じたる後帰投せよ 18.06.13:北方部隊信電令第71号:第五艦隊機密第131740番電: 1.第十驅逐隊を水雷部隊に編入 2.呂號第一〇四號、第一〇五號潜水艦を潜水部隊に編入す 18.06.15:北方部隊信電令第72号: 1.驅潜艇配備を左の通改む 第十四號驅潜艇 「S」点 第三十五驅潜艇 武蔵湾 第十五號驅潜艇 片岡湾 第三十六號驅潜艇 加熊別湾 2.本配備の変更時刻15日1000とす 但し武蔵湾警戒艦の交代は現地に於て行うものとす 18.06.17:北方部隊信電令第74号:第五艦隊機密第1709550番電: 1.主隊、日進、響、薄雲及び那智警戒驅逐艦二隻(第一水雷戦隊司令官所定)は日令第3号所定 に依り明18日0800出撃、但し那智警戒驅逐艦は別に定むる教練作業(日令追加後送す)実施後 分離し19日早朝幌筵に帰投す、尚天候都合により那智及び同警戒驅逐艦の出撃を取止むること あり 2.那智分離し(出撃せざるを含む)自余の艦は多摩艦長之を指揮し陸奥海湾に回航、日令第3号 に準拠、訓練並に補給整備を実施待機すべし、但し薄雲、響は宗谷海峡通過後分離、幌筵に 帰投せしむ 3.第一水雷戦隊司令官は那智、警戒艦二隻を定め艦名を報告(通報)すべし 18.06.18:北方部隊信電令作第75号:第五艦隊機密第180245番電: 北方部隊信電令作第74号に依る那智及び同警戒驅逐艦の出撃を取止む 18.06.19:北方部隊信電令第76号:第五艦隊機密第191055番電: 第一水雷戦隊司令官は驅逐艦二隻を派遣し千根部隊に協力、19日0000本日岬の北方8浬附近に 出現せる敵潜水艦を掃蕩せしむべし 18.06.22:北方部隊信電令第78号:第五艦隊機密第221105番電: 朝雲は明日0300出港、いくしま丸をT34迄(北緯50度00分東経153度25分)迄護衛したる後 更に1800頃北緯49度40分東経153度に到着予定の日帝丸を護衛幌筵海峡に帰投すべし 18.06.22:北方部隊信電令第79号:第五艦隊機密第221830番電: 第一水雷戦隊司令官は聯合艦隊電令作第600号に依り阿武隈搭載機(整備員共)を大湊迄輸送 すべし 18.06.30:北方部隊信電令第83号:第五艦隊機密第712番電: 君川丸飛行機は1855別飛沼の350度23浬に敵らしき浮上潜水艦を発見せり 敵潜に対し警戒を厳にせよ 18.08.02:北方部隊信電令第113号:第五艦隊機密第020829番電: 摩耶、第十駆逐隊、五月雨、長波、響、島風及び日本丸は補給終了後、聯合艦隊電令作 第651号に基づき左に依り行動すべし 1.摩耶、第十駆逐隊、五月雨は摩耶艦長指揮に依り横須賀に回航 2.日本丸、長波、響は日本丸指揮官所定に依り長波、響は日本丸の護衛に任じ長波は舞鶴、 響は内海西部、日本丸は佐世保に回航すべし 3.島風は便宜幌筵発内海西部に回航すべし 18.08.26:北方部隊信電令第108号:北方部隊機密第261505番電: 1.初霜は明27日大湊発帝洋丸を横須賀迄護衛すべし 2.若葉は八海丸、明石山丸を護衛、大湊に回航すべし 18.08.26:北方部隊信電令第109号:第五艦隊機密第261530番電: 帝洋丸は横浜、初霜は横須賀に於て約一月の予定にて入渠修理整備に従事すべし 18.09.02:北方部隊電令第111号:第五艦隊機密第020630番電: 若葉は八海丸を護衛し横須賀に回航の上同地にて待機すべし 18.09.14:北方部隊信電令第117号: 1.敵爆撃機の電話感度あり 2.第二警戒配備となし対空警戒を厳にせよ 18.09.19:北方部隊信電令第119号: 長和丸は本日中に幌筵海峡に曳航せしめらるる予定 1.薄雲は1430出港、対潜制圧に任じ長和丸を護衛すべし 2.君川丸基地指揮官は常時飛行機一機を派遣対潜掃蕩に従事すべし 18.09.20:北方部隊電令作第120号:第五艦隊機密第201903番電: 1.諸情報を綜合するに敵潜水艦二隻、今尚倶楽部崎を中心とし60浬圏内に在ること概ね確実 2.君川丸基地指揮官は一時那智飛行機隊を併せ指揮し明21日黎明索敵之 18.09.21:北方部隊信電令第120号:北方部隊機密第2113301番電: 朝雲は至急出撃、今井崎西方海面の潜水艦を掃蕩撃滅せよ 18.09.23:北方部隊信電令第121号:第五艦隊機密第2309301番電: 1.北方部隊電令第95第1項中より薄雲を除く 2.薄雲は阿武隈出撃時、第一水雷戦隊司令官所定に依り同艦の対潜警戒に任じたる後幌筵海峡に 帰投すべし 18.09.22:北方部隊信電令第122号:北方部隊機密第221243番電: 1.第二警戒配備となし対空警戒を厳にせよ 2.十二節三〇分待機となせ 18.09.25:北方部隊信電令第123号:北方部隊機密第251352番電: 便宜第三配備とし十二節一時間待機となせ 18.09.28:北方部隊信電令第128号:第五艦隊機密第150番電: 1.第三十六共同丸は9月30日以後便宜幌筵海峡発武魯頓湾口を概測の上横須賀に回航すべし 2.薄雲は右行動中10月4日迄第三十六共同丸艦長の指揮を受け護衛並に測量援助に従事の上 幌筵海峡に帰投すべし 18.09.30:北方部隊信電令第129号:北方部隊機密第301209番電: 便宜第三警戒配備となせ 但し当分の間日出没前後は第二警戒配備となし対空警戒を厳にせよ
19.02.24:北方部隊信電令第3号:第五艦隊機密242309番電: 1.第一水雷戦隊司令官は驅逐艦二隻をしてロ船団を護衛せしむべし ロ船団行動予定2月25日大湊発28日夕刻武藏着 2.千島方面根據地隊司令部は第號天洋丸をしてロ船団北千島在泊中警戒に任ぜしむべし 19.03.12:北方部隊信電令第11号:北方部隊機密第209番電: 第一水雷戦隊司令官は第九驅逐隊をして釧路に待機中のヘ乙船団(山菊丸、慶安丸、梅川丸)及び ホ船団(日連丸)の護衛に任ぜしむべし 19.03.12:北方部隊信電令第12号: 第一水雷戦隊司令官は第九驅逐隊の二艦をして北緯42度15分東経142度30分に座礁せる伸洋丸の 救難に任じたる後北方部隊信電令第11号に応ずる如く行動せしむべし 19.04.08:北方部隊信電令第20号:北方部隊機密第081734番電: 第七驅逐隊は大湊警備部隊と協力し4月9、10日両日津軽海峡東口より襟裳に至る海面の敵潜 掃蕩に任ずべし 19.04.08:北方部隊信電令第21号:北方部隊機密第081953番電: 帝洋丸(護衛艦初春)は準備出来次第大湊発呉に回航、補給用重油1200t品種適宜搭載の上 大湊に帰投すべし 19.04.12:北方部隊信電令第24号: 薄雲は日帝丸を護衛し釧路を経て北千島に進出すべし、行動を予定し関係各部に通報すべし 19.04.22:北方部隊信電令第27号: 4月23日1200以降陸奥海湾碇泊中の警戒配備を左の通定む 1.第三配備 2.一軸三十分待機 缶二缶 3.戦闘捨錨準備を完成し置く 4.第二十一戦隊 三テハ 一テハ(但し電波探知器) 19.04.24:北方部隊信電令第28号: 北方部隊邀撃帯作戦戦策に左を追加し第三配備別法と呼称し当分の間之を施行す 左の外戦策第三配備に同じ 1.見張員対空見張員のみを配す 2.哨戒員 (イ)対空兵器の半数に配員し次直員は待機せず (ロ)主砲、発射管配員せず (ハ)爆雷、水中聴音機、探信儀配員せず 附令 4月24日1200以後陸奥海湾警泊部隊は本配備に依り警戒すべし 19.05.27:北方部隊信電令第35号:北方部隊機密第271638番電: 1.各隊は左に依り第三錨地に転錨すべし (以下不明) 19.06.06:北方部隊信電令第37号:北方部隊機密第060947番電: 那智、足柄は左に依り飛行機隊を小樽に進出、第一水雷戦隊司令官の指揮を承け同方面の 対潜警戒に協力せしむべし 1.使用兵力並に基地指揮官 (イ)各艦一機、作戦上特に必要なる整備員の半数、基地関係員若干 (ロ)各艦飛行長交互に基地指揮官に任ずるものとし那智飛行長より始む 2.期間 (イ)特令する迄 (ロ)飛行機隊を二組に分ち第一組6月迄、第二組以後15日間交代 3.進出要領 (イ)整備員、基地関係員並に基地物件は12日頃大湊発予定の第七驅逐隊にて進出 (ロ)飛行機隊は基地整備次第進出 4.燃爆其の他所要物件は大警小樽基地部隊流用 5.其の他細目、那智飛行長所定 19.06.12:北方部隊信電令第38号:北方部隊機密第121859番電: 第一次小樽進出基地指揮官を足柄飛行長に改む 飛行機隊の進出を14日に予定 19.06.14:北方部隊信電令作第38号:北方部隊機密第140129番電: 1.松輪敵艦艇の砲撃を受く 2.第二十一戦隊、帝洋丸は大湊に回航し待機 3.第一水雷戦隊司令官(敵潜掃蕩隊)は掃蕩を止め小樽に回航後命を待て 19.06.16:北方部隊信電令第40号:北方部隊機密第161651番電: 第二十一戦隊飛行機隊の小樽進出を17日と定む 19.06.17:北方部隊信電令第41号:北方部隊機密第171028番電: 第二十一戦隊飛行機隊の小樽進出を暫く見合す 19.07.01:北方部隊信電令第42号:第五艦隊機密第012001番電: 第一水雷戦隊(阿武隈欠)は準備出来次第(第十八驅逐隊、薄雲欠は7月2日以降)小樽に進出 北東方面部隊電令作第94号の任務に従事すべし、進出の途次第十八驅逐隊をして基地物件及び 基地関係員の輸送に任ぜしむべし 19.07.14:北方部隊信電令第43号:北方部隊機密第141913番電: 阿武隈は16日午後大湊発小樽に進出すべし
18.06.13:北方部隊信令作第273号: 幌筵泊地対潜警戒要領改正要点左の通 (以下不明)
17.08.09:北方部隊信令第133号: 当隊信令第131号中左の通改む 1.対潜警戒機の派出鑑午前午後共那智 2.哨戒艦の当直順序中帆風を除く 18.05.06:北方部隊信令第187号: 白雲は準備出来次第出港、長崎より國端埼に至る占守島南岸一帯に亘り摩耶不時着機の捜索に 任じたる後帰投すべし 18.05.21:第五艦隊信令第221号: 1.第十四號驅潜艇は21日0730より艦隊出撃迄幌筵海峡北方哨区(今井崎の45度より275度10浬)の 対潜警戒並にソ連商船の動静監視に任ずべし 2.北方部隊信電令第29号に依る第一水雷戦隊驅逐艦の任務を解く 18.05.23:北方部隊信令第226号: 1.白岩の120度73浬に敵潜没潜水艦在り 第三十六號驅潜艇は直ちに出撃之を捜索攻撃せよ 2.君川丸は観測機を派遣之に協力攻撃せよ 18.05.23:北方部隊信令第227号: 響驅逐艦長は第三十六號驅潜艇を指揮し信令第226号に依る敵潜水艦を徹底的に捜索攻撃せよ 18.06.13:北方部隊信令第273号: 幌筵泊地対潜警戒要領改訂要旨左の通 1.艦艇に依る警戒(指揮官、兵力、配備の順) (イ)北口、本職、五月雨、響、驅潜艇一、第二十二戦隊監視艇隊三、 五月雨i錨地、響ケ錨地警戒碇泊(司令所定の一艦即時待機)、驅潜艇S点従来通り 監視艇磐城崎の15粁圏外外方掃航制圧夜間の内火艇港口警戒を止む (ロ)南口、第二十二戦隊司令官、第一水雷戦隊、第二十二戦隊監視艇四、 第一水雷戦隊は警戒碇泊(一艦即時待機)、監視艇は諏野崎荒畑崎を通ずる線以南を 掃航制圧 2.飛行機に依る警戒(指揮官、兵力、哨戒区域) (イ)北口(イ哨区)、君川丸飛行長、君川丸水偵六機、十田埼阿頼度島を通ずる線以北、 十田埼の40浬圏内 (ロ)南口(ロ哨区)、第二十二戦隊水偵四機、兜山の40浬圏内 (ハ)阿頼度海峡(ハ哨区)、那智艦長、那智摩耶搭載機、(イ)哨区以外の幌筵海峡以北海面 3.明13日日出時より本要領により実施す 18.06.28:北方部隊信令第291号: 快鳳丸、俊鶻丸は特令ある場合の外千特根司令官の区処を受け幌筵島近海出漁船の保護対潜警戒に 従事すべし 18.09.15:北方部隊信令第376号: 1.編制: 指揮官:第五十一警備隊司令 指揮官補佐:第五艦隊機関参謀、千根機関参謀、工作部分工場長 2.参加部隊:那智、阿武隈、千根、五一警、工作部、施設部 3.作業方針:単独内地回航可能を目的とす 4.完成時機:可成速に 5.交代時機:指揮官所定 18.09.20:北方部隊信令第379号: 第一水雷戦隊司令官は驅逐艦一隻を南口(占守崎南西方適宜)に配し対潜対空警戒に任ぜしむべし 18.12.02:北方部隊信令第4375号: 第一水雷戦隊(驅逐隊欠)は北千島に進出待機12月13日迄に陸奥海湾に帰投すべし 18.12.13:北方部隊信令第439号: 1.第一水雷戦隊司令官は機密北方部隊命令作第25号に依る白雲、~風第一類教練作業を指導すべし 2.本職白雲第一類教練作業当日一時将旗を陸上に移揚す 18.12.13:北方部隊信令第440号: 第一水雷戦隊司令官は霞をして聯合艦隊信電令第218号に応ずる如く行動せしむべし
19.01.02:北方部隊信令第5号: 第一水雷戦隊司令官は第七驅逐隊をして現任務終了後修理整備に従事せしむべし 19.02.16:北方部隊信令第57号: 1.甲作戦警戒発令せらる 2.12節4時間待機となせ 3.燃料を満載せよ 19.03.04:北方部隊信令第91号: 阿武隈は機関整備次第第三錨地に転錨すべし 19.03.09:北方部隊信令第102号: 本日の戦闘訓練終了後阿武隈、多摩、木曽は便宜第一錨地に就け 19.03.12:北方部隊信令第113号: 左に依り各艦は掌信号兵を14日午前中に霞に派遣第九驅逐隊司令の区処を受けしむべし (以下不明) 19.04.10:北方部隊信令第180号: 1.各艦は4月15日迄に(驅逐艦は第一水雷戦隊司令官所定)左に依り公私室物件を陸揚すべし 19.04.12:北方部隊信令第183号: 1.第二十一戦隊各艦は掌信号兵一名を本日1800迄に曙に派遣し第七驅逐隊司令の指揮を受けしむ べし 19.04.13:北方部隊信令第184号: 霞は約二週間の予定を以て船体修理工事に従事すべし 19.04.21:北方部隊信令第195号: 霞は成可く速に掃海要具及び関連装置を陸揚し十四米大発の搭載用装置を特設すべし 右要領に関しては別に示す 19.04.22:北方部隊信令第200号: 1.(不明) 2.各艦は而今捨錨出港用意を準備完成し置くべし 19.04.24:北方部隊信令第206号: 明25日日出前一時間より日没後一時間迄(ニテハ一)となし対空警戒を厳にすべし 19.04.28:北方部隊信令第209号: 若葉は準備出来次第青森湾に不時着の疑いある足柄一号機救援に任ずべし 足柄二号機は捜索の為飛翔中 19.05.15:北方部隊信令第251号: 1.甲作戦第一法警戒 2.各艦は準備出来次第第一錨地に回航出撃準備を完成すべし、但し短艇の陸揚は特令す 3.(不明) 19.05.16:北方部隊信令第254号: 第三警戒配備別法となせ 19.05.16:北方部隊信令第255号: 1.根室回航を取止め2230出港川内湾に回航待機す 2.(以下不明) 19.05.16:北方部隊信令第257号: 当分の間0300より0600迄第二警戒配備にて警戒せよ 19.05.17:北方部隊信令第259号: 魚雷爆雷第三状態となせ 19.05.19:北方部隊信令第265号: 信令第257号に依る警戒を解く 19.05.20:北方部隊信令第267号: 当分の間0300より0600まで第二警戒配備(但し発射管及び爆雷員は配員せず)にて警戒せよ 19.05.21:北方部隊信令第270号: 1.本日左に依り準備出来次第各群毎に便宜分泊す分泊中は特に敵機動部隊奇襲の攻撃に対し 警戒を厳にすべし 2.(以下不明) 19.05.24:北方部隊信令第278号: 信令第267号に依る警戒を解く 19.06.27:北方部隊信令第329号: 第十八驅逐隊(薄雲欠)は聯合艦隊電令作第209号の任務終了後29日午前中に横須賀に帰投すべし 主隊、第十八驅逐隊(薄雲欠)は29日1400横須賀発大湊に回航の予定 19.06.27:北方部隊信令第330号: 明28日第二十一戦隊搭載機は左に依り帝洋丸(護衛艦薄雲、第七驅逐隊)前路対潜警戒に任ず べし (以下不明) 19.07.01:北方部隊信令第333号: 陸奥海湾在泊艦の警戒は特令なければ左の通りとす 1.第三配備別法 2.一軸三十分間待機 19.07.01:北方部隊信令第334号: 那智、足柄は左に依り飛行機を小樽に進出、第一水雷戦隊司令官の指揮を受け同方面の対潜警戒に 任ぜしむべし 1.整備員及び基地関係員並に基地物件は7月2日大湊発予定の第十八驅逐隊の一艦にて進出 2.飛行機隊は基地整備次第(7月4日)進出 3.期間 (イ)特令する迄 (ロ)第一組は7月15日迄、第二組以後15日間交替 4.其の他信電令第37号(6月)に準ず 19.08.02:北方部隊信令第356号: 呉在泊中の警戒を左の通定む 1.第四配備 2.十二節八時間待機
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