第一龜寳丸の船歴

 年 月 日:船歴

11.12.24:起工 12.06.01:進水、命名:第一亀寳丸* 12.08.--:竣工
12.06.--:新規登録:所有者:保證責任燒津信用販賣購買利用組合
16.08.25:徴傭 16.09.01:金指造船所にて整備(09.25まで) 16.09.20:入籍:内令第1093号:特設監視艇「第一龜寳丸」、横須賀鎮守府所管 16.10.15:内令第1253号:第三防備隊所属 16.10.15:戦時編制:聯合艦隊第四艦隊第三根據地隊第三防備隊 17.04.10:内令第658号:第三特別根據地隊所属 17.04.10:戦時編制:聯合艦隊第四艦隊第三特別根據地隊 17.06.15:内令第1051号:第四十三警備隊所属 17.06.15:戦時編制:聯合艦隊第四艦隊第四根據地隊第四十三警備隊 17.11.20:内令第2141号:呉鎮守府所管に変更 18.02.--:軍隊区分:パラオ警備部隊 18.07.--:軍隊区分:機密カロリン方面防備部隊命令作第22号:パラオ方面警備部隊 18.08.12:東海遠洋漁業株式會社と保證責任燒津信用販賣購買利用組合は合併し昭和漁業株式會社を設立 18.3Q :変更登録:所有者:昭和漁業株式會社 19.01.01:(現在)監視艇長:海軍兵曹長 岡本 三平 19.01.04:(「豊川丸」護衛)パラオ〜アンガウル〜01.05パラオ 19.01.05:パラオ〜01.08パラオ 19.01.10:内令第77号:第三十特別根據地隊所属 19.01.10:戦時編制:聯合艦隊第四艦隊第三十特別根據地隊 19.01.12:パラオ〜トコベイ方面、補給、連絡〜01.17パラオ 19.01.20:パラオ〜01.21パラオ 19.01.22:パラオ〜01.23パラオ 19.01.26:パラオ〜01.29パラオ 19.03.01:内令第392号:第三十根據地隊所属 19.03.01:戦時編制:聯合艦隊第四艦隊第三十根據地隊 19.03.04:戦時編制:聯合艦隊中部太平洋方面艦隊第三十根據地隊 19.03.26:〜03.31ヤソル島 19.03.31:0900 補給品揚陸終了      1019 対空戦闘      1021 打方始め、銃爆撃を受ける         電信室に命中弾、送受信機故障      1024 機銃故障      1030 短艇甲板に火災発生      1033 銃撃により舵機故障       1034 炊飯所、爆雷庫付近に火災発生      1036 爆雷(九五式2個、九五式改一2個)を海中に投棄      1040 銃撃により発電機故障、機械停止、海水ポンプ停止         右舷燃料タンク浸水、前後部兵員室浸水      1050 電信室、艇長室に火災発生      1100 船体右舷20度に傾斜      1125 海水ポンプ復旧、舵機故障復旧      1210 ヨゴロポラプ島付近の礁上に任意擱坐      1245 機銃故障復旧      1310 兵器弾薬、糧食陸揚      1600 軍艦旗降下      1605 総員退避 19.04.--:修理 --.--.--:ヤソル島〜ヤップ〜パラオ 19.07.18:戦時編制:聯合艦隊第四艦隊第三十根據地隊
20.04.05:大破、放棄 22.05.03:除籍:復二第327号 --.--.--:解傭
喪失場所:N.-E. パラオ泊地 喪失原因:敵機による空爆

同型船

 なし

兵装

 機銃1基、三八式小銃、爆雷4個。

写真資料

 「漁船」第五號 漁船協会
 「最新 漁船圖集」 S15.07 社団法人大日本水産會

備考

日本船名録や海軍の内令では「龜」の字を用いていますが官報廣告、信号符字點付の告示や日本帆船名簿といった逓信省が管轄/発行するものでは「亀」の字を使用していることから登簿上は「第一亀寳丸」が正しい船名です。
しかし本サイトでは特設監視艇としての「第一亀寳丸」を紹介するのが目的なのであえて「第一龜寳丸」の表記を用いています。


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