長良丸の船歴

 年 月 日:船歴

14.04.25:起工 15.02.21:進水、命名:長良丸 15.04.08:竣工
15.05.--:新規登録:所有者:三共海運株式會社、船籍港:大阪市
16.09.05:徴傭 16.09.12:入籍:内令第1049号:特設捕獲網艇、舞鶴鎮守府所管 16.09.12:捕獲網艇長:海軍豫備中尉 竹澤 定三 16.09.24:艤装員事務所を株式會社新潟鉄工所内に設置、事務を開始 16.10.15:特設驅潜隊編制:内令第1251号:第五十四驅潜隊 16.10.15:戦時編制:聯合艦隊第三艦隊第二根據地隊第五十四驅潜隊 16.10.19:艤装員事務所撤去 16.11.26:軍隊区分:菲島部隊第三急襲隊     :(船団護衛)寺島水道〜高雄 16.12.08:バタン島攻略作戦参加(船団護衛):高雄〜 16.12.--:軍隊区分:機密菲島部隊護衛部隊命令第1号:第三護衛隊 16.12.17:(第三輸送船隊護衛)基隆〜      〜12.21 0700 第一、第二護衛隊に合同〜      〜12.22リンガエン湾 16.12.31:サントトーマス〜 17.02.15:船団護衛、対潜哨戒、ダバオ進駐 17.02.16:タラカン、バリックパパン攻略作戦参加、船団護衛、泊地掃海 17.03.03:軍隊区分:第二十二特別根據地隊海上部隊、対潜哨戒 17.03.10:戦時編制:聯合艦隊第二南遣艦隊第二十三特別根據地隊第五十四驅潜隊 17.03.10:軍隊区分:主隊 17.03.10:セレベス島進攻作戦参加 17.04.10:戦時編制:聯合艦隊南西方面艦隊第二南遣艦隊第二十三特別根據地隊第五十四驅潜隊 17.04.25:軍隊区分:機密セレベス警備部隊命令第8号:主隊 17.07.07:(船団護衛)アンボン〜07.11マカッサル 17.07.15:(船団護衛)マカッサル〜     :マカッサル・ケンダリー・メナドに転戦     :軍隊区分:第二十三特別根據地隊海上部隊     :マカッサル海峡警戒 17.08.01:捕獲網艇長:海軍豫備大尉 竹澤 定三 18.01.02:軍隊区分:東印部隊セレベス警戒隊     :マカッサル・スラバヤ・クーパン・アンボン方面船団護衛、対潜掃討、水路掃海 18.04.16:小スンダ列島港湾調査 18.05.01:特設驅潜隊編制:内令第831号:第五十四驅潜隊の項を削る 18.05.01:内令第834号:第二十三特別根據地隊所属 18.05.01:戦時編制:聯合艦隊南西方面艦隊第二南遣艦隊第二十三特別根據地隊      〜ハルマヘラ島 18.05.18:アンボン〜マカッサル 18.10.--:座洲 18.10.19:特設運送船洛東丸」が離州作業に協力 19.01.25:セレベス、ボニー湾にて磁気機雷に触れ航行不能 19.02.10:スラバヤ船渠入渠、船体・主機修理 19.02.17:出渠 19.03.20:スラバヤ船渠にて対空兵器増設 19.03.29:出渠 19.05.--:〜06.01アンボン 19.06.--:軍隊区分:直卒部隊 19.06.06:アンボン〜06.14マカッサル 19.06.26:マカッサル〜06.28スターリング湾07.02〜07.06ビートン07.09〜07.15マカッサル 19.07.03:南西方面艦隊電令第442号:第百二海軍工作部をして輸送力増大改装工事実施 19.07.22:マカッサル〜07.30ビートン08.02〜08.09マカッサル 19.08.13:マカッサル〜08.15スターリング湾 19.08.17:(「鞍馬山丸」船団護衛)スターリング湾〜08.20マカッサル 19.08.23:マカッサル〜08.26ボニ礁08.27〜船団護衛〜08.28マカッサル 19.09.03:(船団護衛)マカッサル〜09.06スラバヤ 19.09.06:第一〇二海軍工作部にて改装工事 19.10.--:第一〇二海軍工作部にて改装工事中 19.11.--:軍隊区分:主隊 19.11.11:(船団護衛)スラバヤ〜11.14バリックパパン 19.11.--:機銃弾、十二糎砲弾、酒保物品、一号生油その他計約200t搭載 19.11.18:(「江ノ島丸」護衛)バリックパパン〜11.20マカッサル 19.11.22:第三警備部隊信令第108号:「江ノ島丸」護衛 19.11.23:(「江ノ島丸」護衛)マカッサル〜11.25バリックパパン 19.12.01:(「江ノ島丸」護衛)バリックパパン〜12.04マカッサル 19.12.--:バリックパパン行き糧食50t、便乗者23名、スラバヤ行き雑貨8t搭載 19.12.17:(「江ノ島丸」護衛)マカッサル〜12.17ランカイ12.17〜12.20バリックパパン 19.12.25:(船団護衛)バリックパパン〜12.30スラバヤ 20.01.01:捕獲網艇長:海軍大尉 加藤 徹 20.02.05:戦時編制:聯合艦隊第十方面艦隊第二南遣艦隊第二十三特別根據地隊 20.02.25:(第三号作戦輸送)マカッサル〜02.25ランカイ02.25〜スラバヤ 20.03.01:スラバヤ〜 20.03.05:マカッサル向け航行中、船首に被雷
20.03.05:沈没 20.05.10:除籍:内令第417号 20.05.10:解傭
喪失場所:S05.23-E114.00 バウエアン島東北東145km付近 喪失原因:米潜水艦Sea Robin(SS-407)の雷撃

同型船

 宇治丸熊野丸

兵装

 四十口径四一式八糎砲1門、十三粍単装機銃1基、七粍七単装機銃1基、
 六十糎探照燈1基、
 爆雷投射機1式、爆雷投下台2組、爆雷24個、
 一四式捕獲網2組、吊下式水中聴音機1基。

(最終時)
 九六式二十五粍単装機銃1基増設(警戒隊員派遣)

写真資料

 雑誌「丸スペシャル」潮書房 No.53「日本の小艦艇」(P.25)
 雑誌「丸Graphic Quarterly」潮書房 No.20 「写真集 日本の小艦艇(続)」(P.139)
 「海軍第十一巻 小艦艇 特務艦艇 雑役船 特設艦船」誠文図書 S56.09 「海軍」編集委員会(P.226) 
 「写真日本海軍全艦艇史」 潟xストセラーズ H06.12 福井静夫 (2995-2996)
 「高等商船学校出身者の戦歴」 S56.12  西井務
 「三菱倉庫七十五年史」 S37.05 三菱倉庫株式会社(P.576)

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