秋月の艦歴
年 月 日：艦歴
15.07.30：起工、仮称艦名：第104號艦
16.05.15：命名：達第156号：一等驅逐艦「秋月」（アキヅキ）
16.05.15：類別等級制定：内令第535号：種別：驅逐艦、類別：驅逐艦、等級：一等、艦型：秋月型
16.05.15：本籍仮定：内令第536号：佐世保鎮守府
16.07.02：進水
16.07.02：本籍：内令第763号：佐世保鎮守府
16.07.02：内令第766号：当分の間定員を置かず
16.12.01：信号符字點付：達第369号：JJZD
17.03.20：艤装員長：海軍中佐 金岡 國三
17.03.22：艤装員事務所を舞鶴海軍工廠内に設置し事務を開始
17.05.20：艤装員事務所を撤去
17.05.20：内令第902号：乗員を置く、其の乗員は本艦定員の範囲内とす
17.05.20：驅逐艦長：海軍中佐 古賀 彌周次
17.06.11：竣工
17.06.11：戦時編制：横須賀鎮守府部隊
17.06.11：役務：内令第1044号：警備驅逐艦
17.10.07：驅逐隊編制：内令第1869号：第六十一驅逐隊
17.10.07：戦時編制：聯合艦隊第三艦隊第十戦隊第六十一驅逐隊
18.01.15：驅逐隊編制：内令第19号：第六十一驅逐隊
18.02.29：官房艦機密第469号：驅逐艦秋月、涼月、初月二十五粍二聯装機銃換装の件訓令
佐世保海軍工廠をして首題の件左記に依り施行せしむべし
記
１．工事要領
現装備の機銃中二十五粍二聯装機銃２基を撤去し其の跡に二十五粍三聯装機銃２基を装備する
ものとす
２．所要兵器（一艦分）
（イ）供用兵器
九六式二十五粍三聯装機銃二型附属具補用品共 ２基（在庫）
同 銃側弾薬包筐 ２個（在庫）
（ロ）撤去兵器
九六式二十五粍二聯装機銃一型改一附属具補用品共 ２基
３．公試
特に公試を施行せず機銃一挺に付通常弾薬包二十五発を使用し装備発射に準じ試験発射を施行
するものとす
４．完成期
時機を得次第
５．費目
（省略）
18.06.30：驅逐隊編制：内令第1288号：第六十一驅逐隊より除く
18.06.30：役務：内令第1289号：第二豫備驅逐艦
18.07.27：驅逐艦長：欠員
18.10.08：驅逐艦長：海軍中佐 緒方 友兄
18.10.31：驅逐隊編制：内令第2245号：第六十一驅逐隊
18.10.31：戦時編制：聯合艦隊第三艦隊第十戦隊第六十一驅逐隊
19.03.01：戦時編制：聯合艦隊第一機動艦隊第三艦隊第十戦隊第六十一驅逐隊
19.10.15：驅逐艦長：海軍大佐 緒方 友兄
19.10.25：沈没
19.11.15：驅逐隊編制：内令第1271号：第六十一驅逐隊解隊
19.12.10：類別等級改正：内令第1333号
19.12.10：除籍：内令第1340号
喪失場所：N20.29-E126.36 ルソン海峡バタン島東方490km附近
喪失原因：米潜水艦Halibut(SS-232)の雷撃
同型艦
照月、涼月、初月、新月、若月、霜月、冬月、春月、宵月、夏月、花月。
兵装
（新造時）
九八式十糎高角砲聯装４基、九六式二十五粍二聯装機銃２基、
九六式軽機銃４挺、三八式小銃55挺、一四式拳銃14丁、
九二式四聯装発射管四型１基、
九七式二米高角測距儀１基、九六式六十六糎測距儀１基、
九六式九〇糎探照燈１基、
九四式投射機２基、爆雷装填台三型２基、
爆雷水圧投下台三型２基、爆雷手動投下台一型４基、九五式爆雷54個、
小掃海具一型改一２組。
写真資料
雑誌「丸Graphic Quarterly」潮書房 No.13「写真集 日本の駆逐艦」（P.82-85）
雑誌「丸スペシャル」潮書房 No.19「駆逐艦 朝潮型 秋月型」（P.3-7）
雑誌「世界の艦船」海人社 1992年7月号増刊「日本駆逐艦史」（P.123）
雑誌「世界の艦船」海人社 2013年1月号増刊「日本駆逐艦史」（P.131-132,181）
「海軍第九巻 駆逐艦 海防艦 水雷艇 哨戒艇」誠文図書 S56.09 「海軍」編集委員会 （P.173）
「写真日本海軍全艦艇史」 潟xストセラーズ H06.12 福井静夫（1809-1811）
「日本海軍艦艇写真集 駆逐艦」ダイヤモンド社 H17.10 呉市海事歴史科学館（P.118）
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