高波の艦歴

 年 月 日：艦歴

 16.05.29：起工、仮称艦名：第121號艦
 16.12.01：信号符字點付：達第369号：JLGD
 17.01.20：命名：達第18号：一等驅逐艦「高波」（タカナミ）
 17.01.20：類別等級制定：内令第114号：種別：驅逐艦、類別：驅逐艦、等級：一等、艦型：夕雲型
 17.01.20：本籍：内令第116号：舞鶴鎮守府
 17.03.16：進水
 17.07.23：艤装員長：海軍少佐　小野　四郎
 17.07.24：艤装員事務所を浦賀船渠株式會社浦賀工場内に設置し事務を開始
 17.08.20：艤装員長：海軍中佐　小倉　正身
 17.08.31：竣工、艤装員事務所を撤去
 17.08.31：本籍：内令第1625号：舞鶴鎮守府、役務：警備驅逐艦

 17.08.31：戦時編制：横須賀鎮守府部隊
 17.08.31：驅逐艦長：海軍中佐　小倉　正身
 17.09.19：大海指第138号：
 　　　　　１．呉鎮守府司令長官は沖輸送船団の佐伯−サイパン間直接護衛を実施すべし
 　　　　　２．横須賀鎮守府司令長官は朝潮、高波を右護衛に関し呉鎮守府司令長官の指揮下に入らしむべし
 　　　　　３．佐世保鎮守府司令長官は右護衛に協力すべし
 17.09.25：呉鎮守府電令作第41号：
 　　　　　　沖輸送船団直接護衛に関し左の通定む
 　　　　　１．直接護衛分担　
 　　　　　　　特に定むるものの外北緯14度以北呉鎮、同線以南内南洋部隊
 　　　　　　　（内南洋部隊の護衛指揮官　第六驅逐隊司令）
 　　　　　２．船団区分
 　　　　　　　（　）内実速力及海陸軍所属別及佐伯発期日
 　　　　　　（イ）第一船団（11節）　　27日　賀茂丸（11.5節、陸）、波上丸（14節、陸病院船）
 　　　　　　（ホ）佐伯集合後船団区分一部変更及出港期日変更已むを得ざる場合は第六驅逐隊司令
 　　　　　　　　　之を統制するものとす
 　　　　　３．航路指定
 　　　　　　　アナタハン、サイパン間を通過ムリロ諸島東方を経てトラック北水道
 　　　　　４．直接護衛実施区分
 　　　　　　　　　１．指揮官、２.兵力、３.護衛任務担任、４．行動要領の順、（　）内協力兵力
 　　　　　　（イ）第一護衛隊
 　　　　　　　　　１．高波驅逐艦長
 　　　　　　　　　２．高波、第四十六號哨戒艇（第四十六號哨戒艇は豊後水道外方約100浬迄）
 　　　　　　　　　３．第一船団
 　　　　　　　　　４．トラック直航
 　　　　　　　　　　　高波聯合艦隊編入後は第三十一驅逐隊司令同艦に乗艦中指揮官となり担任区域に従い
 　　　　　　　　　　　呉鎮守府（第六驅逐隊司令）に協力
 　　　　　５．前諸号の外護衛任務に対しては各護衛指揮官所定とす
 17.09.27：（沖輸送第一船団護衛）佐伯〜
 17.10.01：驅逐隊編制：内令第1824号：第三十一驅逐隊
 17.10.01：戦時編制：聯合艦隊第ニ艦隊第二水雷戦隊第三十一驅逐隊
 17.10.01：司令驅逐艦
 17.11.30：驅逐艦長：海軍大佐　小倉　正身（戦死）

 17.12.01：沈没
 17.12.24：驅逐隊編制：内令第2373号：第三十一驅逐隊より除く
 17.12.24：除籍：内令第2375号
 17.12.24：類別等級削除：内令第2381号

 喪失場所：S09.18-E159.56 サボ島の南南西10マイル 
 喪失原因：米第67任務部隊巡洋艦及驅逐艦による攻撃

同型艦

 夕雲、巻雲、風雲、長波、巻波、大波、�C波、玉波、涼波、藤波、早波、濱波、沖波、
 岸波、朝霜、早霜、秋霜、�C霜。

兵装

（新造時）
 五十口径三年式十二糎七砲聯装３基、九六式二十五粍二聯装機銃２基、
 一一式軽機銃４挺、三八式小銃55挺、一四式拳銃14丁、
 九二式四聯装発射管四型２基、
 九六式二米測距儀１基、九六式六十六糎測距儀１基、 
 九六式九〇糎探照燈１基、
 九四式投射機１基、爆雷装填台三型１基、
 爆雷水圧投下台三型２基、爆雷手動投下台一型４基、九五式爆雷18個、
 単艦式大掃海具１組、小掃海具一型改一２組。

写真資料

 要調査

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