公稱第2908號の船歴

 年 月 日:船歴

06.09.29:官房第3055号:昭和六年度新造雑役船       命名:雑役船「公稱第二九〇八號」       船種:運貨船(五十瓲積)       所属:横須賀海軍軍需部、定数別:臨時附属       製造所:播磨造船所       契約納入場所:横須賀海軍工廠       納入予定期日:昭和07年02月29日       記事:潤滑油運搬用
06.11.21:起工 07.02.08:進水 07.02.22:竣工
09.03.15:官房第1126号ノ2:送油管内残油排出管改正の件認許      造船部      1.工事要領       (イ)本潤滑油船にて他艦へ油を供給後諸管其他送油、吸油各油漉器、油量計及び空気抜等の          内部に残留せる油を油溜タンクに落下せしむる現装置は管径過少にして長時間を要する          を以て別図の如く管面積を三倍となる口径の管に改正するものとす       (ロ)次に満油となりたる油溜タンクより本船潤滑油タンクへの送油管も同様管径を増大          せしめ且送油用手働ポンプの力量小なるため之を大なる主働喞筒に改造するものとす       (ハ)他艦へ供給中必要に付供給管適当の位置に油壓計一個を新設するものとす       (ニ)現在配電盤に電圧計装備なきため他艦より電源を引込む本船にありては喞筒運転に際し          危険を伴うに付電圧計一個新設するものとす       備考(ニ)項の計画、工事施行は造兵部とし費用は造船部とす      造兵部      1.工事方案       (イ)直流電圧計隔壁用三型二二〇V用一個及交流電圧計隔壁用三型二二〇V用一個計二個の          電圧計を装備し電源が直流又は交流何れの場合も電圧計を使用し喞筒用電動機運転に          差支なからしむるものとす       (ロ)前項に使用の電圧計二個は造船部より受託工事とし当部にて製造の上現場に装備する          ものとす 14.01.16:官房第229号:       船種:潤滑油船(五十瓲積)       所属:横須賀海軍軍需部、定数別:臨時附属
20.08.15:残存 --.--.--:

同型船

 要調査。

兵装

 なし。

写真資料

 要調査

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