公稱第1937號の船歴
年 月 日:船歴
--.--.--:艦本第----号:
命名:雑役船「公稱第一九三七號」
船種:押送船
所属:水路部附属
--.--.--:起工
--.--.--:進水
--.--.--:竣工
T02.12.02:内令第188号:雑役船種類、所属及定数:測量艇
11.05.01:水機密第2028号:測量の件訓令:
1.其の官は左記人員を以て本州北西岸西部方面の測量に従事すべし(中略)
2.調製すべき測量原図左の如し(区域は付図に示す)
図名 尺度 図積 記事
浜田港至モドロ岬 七万五千分ノ一 全紙二 改測
浜田港至モドロ岬
沖合測深図 十五万分ノ一 全紙一 新測及改測
概ね距岸一〇浬乃至二〇浬の区域
(図示略)
浜田港 一万分ノ一 約二分ノ一 改測
江崎港 一万五千分ノ一 約八分ノ一 改測
須佐港 一万五千分ノ一 約四分ノ一 改測
萩港 一万五千分ノ一 約四分ノ一 改測
萩港付近 三万分ノ一 全紙 新測
3.作業期間を5月中旬至10月中旬と予定す
4.測量艇は横須賀海軍港務部保管の公称第2934號及び舞鶴要港部港務部保管の公稱第2354號、
第2649號、第2799號、第2800號、第1937號を回航使用し作業終了後は公稱第2934號は
横須賀海軍港務部に公稱第2354號、第2649號、第2799號、第2800號、第1937號は呉海軍港務部
に保管を委託すること
11.10.--:四国西岸方面測量ノ件覺書:
1.本測量ハ艦隊ノ行動ニ對シ保安上萬全ヲ期スル爲特ニ實施スルモノナリ
(聯合艦隊機密第二號ノ一九、同第二號ノ三五參照)
2.海底調査ハ海底ノ掃海及音測等ニ依リ岩礁ノ存否ヲ探リ錨地トシテノ適否ヲ調査スルモノトス
3.探礁ハ掃海ニ依リ安全水深ヲ決定スル外深深度掃海及音測ニ依リ暗礁ノ範囲及水深ヲ調査スルモノトス
4.補測ハ前記作業ノ餘力ヲ以テ實施スル程度トス
5.公稱第二九三四號測量艇ハ音測作業終了セバ随時横須賀ニ回航スベシ
6.石見班ニテ使用セシ測量艇公稱第一九三七號(櫓艇)ハ其ノ班ニテ保管(測量作業中ハ佐賀關
測量夫會ニ保管ヲ委托)シ作業終了後呉ニ回航、同地海軍港務部ニ保管ヲ委托スベシ
7.石見班ヨリ測量夫轉傭ノ日附ハ測量艇濱田發ノ日トス
8.本測量實施ニ關シ石見方面測量班長岡海軍中佐ニハ別紙寫ノ通依命通知セリ
--.--.--:廃船
同型船
要調査。
兵装
なし。
写真資料
要調査
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