第二百三十一號驅潜特務艇の艦歴
年 月 日:艦歴
19.08.30:起工、仮称艦名:第2081號艦
19.08.28:命名:達第283号:第二百三十一號驅潜特務艇
19.08.28:類別等級制定:内令第1002号:種別:特務艇、類別:驅潜特務艇、艇型:第一號型
19.08.28:本籍仮定:内令第1006号:佐世保鎮守府
19.--.--:進水
19.12.07:竣工
19.12.07:本籍:内令第1324号:佐世保鎮守府
19.12.07:戦時編制:佐世保鎮守府部隊佐世保防備隊
19.12.07:内令第1325号:佐世保防備隊所属
〜哨戒〜02.04佐世保
20.02.10:佐世保〜哨戒〜
〜02.11 0957 佐防機密第110957番電(北緯31度04分東経127度58分(A点)至女島の90度80浬、
高榮丸及び護衛艦2隻の前路掃蕩)〜
〜02.12 1556 佐防機密第121556番電(A点至北緯31度35分線、江戸川丸、とよさか丸及
護衛艦三隻の前路掃蕩)〜
〜02.16佐世保
20.02.19:佐世保〜哨戒〜02.25佐世保
20.02.28:佐世保〜哨戒〜
〜03.04 1352 佐防機密第041352番電(男女群島附近、江戸川丸捜索、黄島迄直接護衛)〜
〜03.05 1443 佐防機密第051443番電(女島の139度6.5浬至北緯31度20分線、常盤、高榮丸前路警戒)〜
〜03.08佐世保
20.03.10:九六式二十五粍単装機銃装備工事(03.17まで)
20.03.15:軍隊区分:九州方面護衛部隊護衛本隊
20.03.20:軍隊区分:九州方面護衛部隊山川部隊
20.03.24:佐世保〜哨戒〜03.25山川
20.03.25:山川部隊指揮官機密第251650番電:
1.1350開聞岬の南1500に於て敵潜水艦の雷撃を受け沈没せる小型商船あり
2.第百六十號、第二百五號、第二百號、第二百三十一號は右敵潜を攻撃撃滅すべし
3.掃蕩隊指揮官を第百六十號驅潜特務艇艇長に指定す
20.03.25:山川〜
〜03.25 1932 160驅特機密第251932番電(山川部隊担任区を一小隊を東側より、二小隊は西側より
掃蕩す)〜
〜03.25 2302 山川部隊機密第252302番電(山川部隊掃蕩担任区域を左の通定めらる
佐田岬竹島を結ぶ線以西竹島の西端を通ずる南北線以東の海面)〜
〜03.27 0800 対空戦闘〜
〜03.27 0832 山川部隊機密第270832番電(敵情を得ざれば掃蕩を止め帰投せよ)〜
〜03.27山川
20.03.27:山川部隊指揮官機密第272025番電:
其の艇は直に出動、草垣島に至り串良空搭乗員並に蛭子丸遭難者収容指宿に回航せよ
20.03.27:山川〜
〜03.28 1648 対空戦闘〜
〜03.28山川
20.03.28:山川部隊指揮官機密第282221番電:
各艇は直に佐防機密第281747番電に依り山川部隊担任区の対潜掃蕩を実施すべし
20.03.29:山川〜大隅海峡に向う〜
〜03.29 0740 伊座敷沖航行中対空戦闘:03.27とあわせ十三粍、二十五粍機銃計1940発発射〜
〜03.29 0845 艇長戦死、聴音機及び探照燈破損〜
〜03.29 0915 「第二百號驅潜特務艇」乗員救助〜
〜03.30山川
20.03.--:山川〜03.31佐世保
20.03.31:佐世保〜哨戒〜佐世保
20.04.17:佐世保〜哨戒〜04.23佐世保
20.04.25:佐世保〜哨戒〜
〜04.25 0817 佐防機密第250817番電(機雷部隊壱岐水道北機雷堰(二神島壹岐間)敷設時の対潜警戒)〜
〜04.29 2038 佐防機密第292038番電(C区高崎丸、若宮山丸の前路掃蕩)〜
〜04.30 2309 佐防機密第302309番電(C区高榮丸の前路掃蕩)〜
〜05.01佐世保
20.05.03:佐世保〜哨戒〜05.09佐世保
20.05.11:佐世保〜
〜05.11 0848 佐防機密第110848番電(機雷部隊對馬東水道機雷堰構成の対潜対空警戒)〜
〜05.15 1317 佐防機密第151317番電(宇久島の250度40km附近敵潜掃蕩及び敵搭乗員の捕獲)〜
〜05.17佐世保
20.05.20:佐世保〜哨戒〜
〜05.21 2017 佐防機密第212017番電(FH区第三次大島輸送隊直接護衛)〜
〜05.26佐世保
20.05.30:佐世保〜哨戒〜
〜05.31 2102 佐防機密第312102番電(池島至片浦間、第十三宇和島丸、第六米伊丸直接護衛)〜
〜06.03 1551 佐防機密第031551番電(黒瀬戸開聞岬間暁部隊機帆船団9隻を直接護衛後反転、
泊浦又は片浦湾に避泊、機を見て原配備に復帰)〜
〜06.07佐世保
20.06.10:佐世保〜哨戒〜
〜06.11 1248 佐鎮信電令作第140号(敵浮上潜水艦高島(野母埼北方)在泊中の船舶砲撃後、西方に
浮上遁走中、航空部隊及海面防備部隊は全力を挙げ之を撃滅せよ)〜
〜06.11 1412 佐防機密第111412番電(第一掃蕩隊は佐鎮信電令作第140号の敵潜を攻撃撃滅せよ、
掃蕩区域:32度45分線、128度30分線、31度40分線及九州を以て囲む海面とし
129度15分線以西)〜
〜06.14 1347 佐防機密第141347番電(15日0600に至も敵情を得ざれば掃蕩を止め、17日まで
第四哨区哨戒)〜
〜06.15 0521 佐防機密第150521番電(第一掃蕩隊より除く、佐防機密第141347番電の任務に就け)〜
〜06.17佐世保
20.08.15:残存
20.11.30:除籍:第301730番電
20.12.01:入籍:内令第5号:掃海艦、佐世保地方復員局所管
20.12.01:内令第7号:佐世保地方復員局掃海部佐世保支部所属
20.12.20:内令第12号:「驅潜特第二百三十一號」と呼称
21.04.01:類別等級削除:軍令第1号(自然消滅)
21.06.15:複二第5号:佐世保掃海部所属
21.07.20:復二第101号:大竹掃海部所属
22.08.01:複二第543号:下関掃海部所属
23.08.20:船舶の番号制定:運輸省告示第230号:
船種:掃海船(MS)、番号:MS 17、船名:駆特第二三一号
23.11.15:所属制定:海上保安庁達第19号:
所属:門司海上保安本部下關掃海部、掃海船、番号:MS 17、船名:驅特第二三一号
24.10.20:船舶の番号廃止:運輸省告示第302号(24.10.18附)
24.10.20:船舶の番号制定:海上保安庁告示第36号(24.10.18附):
船種:掃海船、番号:MS 17、船名:(驅特第二三一号)
25.07.01:船舶の番号改正:海上保安庁告示第22号(25.08.16附):
船種:掃海船、番号:MS 17、船名:(駆特第二三一号)
26.12.01:船舶の番号改正:海上保安庁告示第31号(26.12.24附):
船種:掃海船、番号:MS 17、船名:しらとり
27.08.01:船舶の番号削除:海上保安庁告示第17号(27.08.27附)
27.08.01:保安庁警備隊掃海艇
29.07.01:海上自衛隊掃海艇「しらとり」(MS-17)
32.09.01:海上自衛隊掃海艇「しらとり」(MSI-694)
37.03.31:除籍
同型艇
第一號〜第百號、第百五十一號〜第二百五十號。
兵装
(第一號型驅潜特務艇の計画時)
九二式七粍七単装機銃1基、爆雷22個、吊下式水中聴音機1基、軽便探信儀1基。
(20.03.17)
九六式二十五粍単装機銃1基、九三式十三粍単装機銃1基。
写真資料
雑誌「丸スペシャル」潮書房 No.49「驅潜艇・哨戒艇」(P.67)
雑誌「丸Graphic Quarterly」潮書房 No.17「写真集 日本の小艦艇」(P.138)
雑誌「世界の艦船」海人社 1991年7月号「なつかしの海上自衛隊機雷戦艦艇」(P.42)
「残存帝国艦艇」図書出版社 S47.12 木俣慈郎(P.98-99)
「終戦と帝国艦艇」光人社 H23.01 福井静夫(121)
「写真日本海軍全艦艇史」 潟xストセラーズ H06.12 福井静夫 (2808)
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