第十號驅潜特務艇の艦歴

 年 月 日:艦歴

17.01.22:起工、仮称艦名:第509號艦 17.07.25:命名:達第212号:第十號驅潜特務艇 17.07.25:類別等級制定:内令第1357号:種別:特務艇、類別:驅潜特務艇、艇型:第一號型 17.07.25:本籍仮定:内令第1358号:大阪警備府 17.12.07:進水 18.03.--:富山〜03.24舞鶴 18.03.26:舞鶴海軍工廠に引渡し 18.04.09:竣工
18.04.09:本籍:内令第672号:大阪警備府、紀伊防備隊所属 18.04.09:戦時編制:大阪警備府部隊紀伊防備隊 18.04.09:軍隊区分:機密大阪警備府作戦命令第7号(04.12附):海面防備部隊 18.04.09:特務艇長:海軍中尉 山本 誠 18.04.11:舞鶴〜04.12境04.14〜04.15呉04.16〜04.17由良内 18.04.21:由良〜04.21由良 18.04.23:由良〜哨戒〜04.24串本 18.04.26:串本〜哨戒〜04.27串本 18.04.28:串本〜04.28由良 18.05.02:(護衛)由良〜05.03浅川05.04〜05.04由良 18.05.05:由良〜05.05串本 18.05.06:串本〜哨戒〜05.07串本 18.05.10:串本〜哨戒〜05.11田辺 18.05.12:田辺〜哨戒〜05.12田辺 18.05.13:海防電令作第8号:通常配備復帰、便宜由良内帰投 18.05.13:田辺〜哨戒〜05.13由良 18.05.16:由良〜哨戒〜05.16周参見 18.05.17:周参見〜哨戒〜05.17串本 18.05.18:串本〜哨戒〜05.19勝浦 18.05.20:勝浦〜哨戒〜05.21串本 18.05.23:串本〜哨戒〜05.24串本 18.05.25:串本〜哨戒〜05.25袋 18.05.26:海防電令作第9号:対潜掃蕩 18.05.26:袋〜哨戒〜05.26串本 18.05.26:海防電令作第10号:1200以後固有配備復帰 18.05.27:串本〜05.27由良 18.05.28:由良〜対潜訓練〜05.28由良 18.06.08:由良〜哨戒〜06.08袋 18.06.09:袋〜哨戒〜06.10串本 18.06.12:串本〜哨戒〜06.13串本 18.06.15:串本〜哨戒〜06.16串本 18.06.18:串本〜哨戒〜06.18串本 18.06.19:串本〜哨戒〜06.19串本 18.06.21:串本〜哨戒〜06.21串本 18.06.22:串本〜哨戒〜06.23串本 18.06.25:串本〜哨戒〜06.25勝本 18.06.26:勝本〜 18.06.26:串本進出部隊電令作第1号:0600以後、主として「ト・チ・リ・ヌ・ル・オ」哨区対潜警戒 18.06.26:海防電令作第21号:日没以後、「ト・チ・リ・ヌ・ル・オ」区及びD線以南索敵攻撃 18.06.26:串本進出部隊電令作第2号:驅潜隊2隻対艇にて現任務続行 18.06.26:海防電令作第22号:27日0500に至るも状況に変化なければ      樫野埼−梶取埼配備附近及び市江−梶取埼間第二航路帯外方索敵掃蕩 18.06.27:海防電令作第23号:27日1930に至るも状況に変化なければ27日1930以後電令作第22号と同様 18.06.27:串本進出部隊電令作第3号:直接護衛任務終了後「ヘ・ト・チ・リ」区      〜06.28串本 18.06.28:海防電令作第24号:28日1300以後通常配備に復帰、由良内帰投 18.06.29:串本〜哨戒〜06.29由良 18.07.01:海防電令作第27号:直に出撃、昼間江須埼梶取埼間距岸20海里以内、夜間20浬外方海面掃蕩 18.07.01:串本〜哨戒〜07.02周参見 18.07.01:串本進出部隊電令作第5号:夜間索敵配備:Zの180度線以西 18.07.03:山本中尉退任 18.07.03:周参見〜 18.07.03:串本進出部隊電令作第6号:03日昼間索敵掃蕩区域:Zの180度線以西距岸10海里内 18.07.03:海防電令作第29号:通常配備復帰 18.07.03:串本進出部隊電令作第7号:第三配備復帰      〜07.03周参見 18.07.07:出港〜訓練〜07.08入港 18.07.10:海防電令第14号:梶取埼樫野埼配備、10日0030潮岬通過予定の極洋丸を間接護衛 18.07.10:出港〜哨戒〜07.11串本 18.07.11:海防電令作第32号:11日日没に至るも敵情を得ざれば夜間掃蕩、樫野梶取配備 18.07.12:海防電令作第33号:12日0200潮岬通過予定の西航船団の斜後を      梶取埼付近より市江埼附近まで直接護衛 18.07.12:海防電令作第34号:12日1200に至るも敵情に変化なければ、串本待機 18.07.12:串本〜哨戒〜07.13串本 18.07.13:海防電令作第36号:13日0600以後、串本又は田辺にて待機 18.07.14:出港〜哨戒〜07.15入港 18.07.16:出港〜哨戒〜07.16入港 18.07.17:出港〜哨戒〜07.17入港 18.07.18:出港〜哨戒〜07.18入港 18.07.19:出港〜哨戒〜07.19入港 18.07.20:出港〜哨戒〜07.20入港 18.07.23:出港〜哨戒〜07.23入港 18.07.24:出港〜哨戒〜07.24由良内 18.07.27:由良内〜哨戒〜07.27由良内 18.07.27:海防信電令第14号:28日1300由良内発市江配備 18.07.29:軍隊区分:SNB電令作第494号:外南部隊附属下、ラバウル進出 18.07.29:特務艇長:海軍中尉 矢野原 榮一 18.07.29:出港〜07.29入港 18.07.30:出港〜哨戒〜07.30入港 18.07.31:出港〜哨戒〜07.31入港 18.08.15:大阪警備府信電令作第7号:      1.15日附第三號及第十號驅潜特務艇南東方面艦隊附属に改めらる      2.紀伊防備隊司令は速に右艇を横須賀に回航せしむべし、行動を予定し報告すべし 18.08.28:軍隊区分:機密大阪警備府作戦命令第14号:削除
18.08.15:内令第1663号:南東方面艦隊所属 18.08.15:戦時編制:聯合艦隊南東方面艦隊 18.08.16:由良〜08.17横須賀 18.08.17:南東方面艦隊電令作第37号:準備出来次第、成るべく速にラバウルに進出 18.09.01:内令第1833号:南東方面艦隊所属 18.10.01:ブカ〜10.02ラバウル 18.10.03:軍隊区分:NTB電令作第84号:RC方面防備部隊 18.10.06:(「藤丸」「第二長運丸」「日連丸」護衛)ラバウル〜10.11ウエワク 18.10.12:ウエワク〜10.12カイリル島 18.10.14:(「第三蛭子丸」「寶惠丸」護衛)カイリル島〜10.21パラオ 18.10.21:電令作第33号:第十二次ウエワク輸送作戦 18.10.24:(輸送船団護衛)パラオ〜10.30ウエワク10.30〜11.04パラオ 18.10.28:電令作第34号:第二次ホランヂヤ輸送作戦 18.11.05:パラオ〜      〜11.06 0400 第二次ホランヂヤ輸送作戦輸送船「富國丸」と合同し護衛〜      〜11.06パラオ 18.11.16:電令作第38号:第四次ウエワク・ホランヂヤ単独輸送作戦 18.11.19:(輸送船団護衛)パラオ〜11.23ホランヂヤ11.26〜11.30パラオ 18.12.04:軍隊区分:ニューギニア部隊信電令作第3号:西部警備部隊護衛部隊 18.12.--:(現在)特務艇長:海軍兵曹長 木村 要 18.12.--:電令作第--号:第五次ウエワク・ホランヂヤ単独輸送作戦 18.12.10:パラオ〜      〜12.13 第五次ウエワク・ホランヂヤ単独輸送作戦輸送船団護衛〜      〜12.13パラオ 18.12.--:電令作第--号:第十五次ウエワク輸送作戦(パラオ入港時護衛) 18.12.--:電令作第--号:第六次ウエワク・ホランヂヤ単独輸送作戦 18.12.26:(輸送船団護衛)パラオ〜      〜第六次ウエワク・ホランヂヤ単独輸送作戦輸送船団護衛終了〜      〜第十五次ウエワク輸送作戦輸送船団護衛〜      〜12.27パラオ 18.12.--:電令作第--号:第十六次ウエワク輸送作戦(パラオ入港時護衛) 19.01.02:パラオ〜      〜第十六次ウエワク輸送作戦輸送船団護衛〜      〜01.02パラオ 19.01.--:電令作第--号:第四次ホランヂヤ輸送作戦 19.01.03:(輸送船団護衛)パラオ〜01.07ホランジヤ01.08〜01.13パラオ 19.01.--:電令作第--号:第十七次ウエワク輸送作戦 19.01.15:(輸送船団護衛)パラオ〜01.19ウエワク01.20〜01.25パラオ 19.03.--:電令作第--号:第二十一次ウエワク輸送作戦 19.03.12:(船団護衛)パラオ〜03.16ホランヂヤ03.17〜03.18ウエワク03.18〜      〜03.18 2200 敵艦から砲撃を受け、魚雷艇とも交戦〜      〜03.19 0030 被弾により人員船体被害甚大、ムシーユ島東端に座礁
19.03.19:沈没 19.04.30:内令第603号:南東方面艦隊所属解除 19.04.30:類別等級削除:内令第599号 19.04.30:除籍:内令第604号
喪失場所:S03.33-E143.38 ムシーユ島東端 喪失原因:米驅逐艦Daly(DD-519)の砲撃

同型艇

 第一號第百號第百五十一號第二百五十號

兵装

(第一號型驅潜特務艇の計画時)
 九二式七粍七単装機銃1基、爆雷22個、吊下式水中聴音機1基、軽便探信儀1基。

写真資料

 なし

前の艇へ ← 驅潜特務艇 → 次の艇へ

Homeへ戻る