大文丸の船歴
年 月 日：船歴
--.--.--：起工
T09.05.01：進水、命名：エトナ丸（Etna Maru）
T09.05.--：竣工
T09.05.19：逓信省告示第754号：
國際汽船株式會社施設私設無線電信機器装置場所汽船「エトナ丸」は船名改称の為
次の通り変更を許可
１．機器装置場所：汽船えとな丸
T09.05.--：新規登録：船名：えとな丸、
所有者：國際汽船株式會社、船籍港：大阪市、
登録総噸数：7,144、登録純噸数：5,201
T09.05.27：登録検査、船級：LR ✠100A1
T09.06.22：変更登録：登録純噸数：5,199
T10.08.15：変更登録：船籍港：神戸市
T14.--.--：長崎にて第一次第一種定期検査
03.--.--：神戸にて第一次第二種定期検査
04.02.18：変更登録：船籍港：石川縣江沼郡橋立村
04.02.22：変更登録：所有者：下村汽船株式會社
04.02.23：下村汽船株式會社が受取、年間の賃貸契約を以て太洋海運株式會社に貸船
04.03.06：無線電信取扱所の位置を変更：逓信省告示第712号（03.14附）：
新位置：太洋海運株式會社所属汽船えとな丸
04.04.05：変更登録：改名：大文丸
04.04.21：無線電信取扱所の名称及位置を変更：逓信省告示第1245号（04.24附）：
新名称：大文丸無線電信取扱所
新位置：太洋海運株式會社所属汽船大文丸
05.08.--：笠戸島にて第一次第三種定期検査
05.08.--：登録検査、船級：TK N.S. f、船級番号：381
05.09.18：変更登録：登録総噸数：6,581、登録純噸数：4,099
06.10.--：中間検査
08.01.--：中間検査
09.02.--：因島にて第二次第一種定期検査
10.02.--：中間検査
11.03.--：中間検査
12.01.--：中間検査
--.--.--：徴傭：陸軍
13.01.31：因島にて第二次第二種定期検査
～10.06大沽
13.10.06：大沽～
--.--.--：解傭
14.03.22：中間検査
15.05.--：中間検査
16.07.19：中間検査
16.11.27：徴傭：陸軍
16.11.27：基隆～カムラン湾
16.12.--：輸送船隊区分：第二分隊（船番号：８）
16.12.13：（あ号Ｅ作戦第二次上陸部隊）カムラン湾～
～12.15 1420 Ｆ点にて分進～
～12.15 1800 巡洋艦「川内」が分離～
～12.16シンゴラ
16.12.16：第五師団主力揚陸開始
16.12.22：揚陸完了
16.12.22：シンゴラ～01.04カムラン
17.01.08：カムラン～01.11海口01.12～01.18シンゴラ01.29～02.11高雄
17.02.17：高雄～02.21宇品
17.04.--：因島にて第二次第三種定期検査
17.04.08：宇品～04.12大連04.14～04.18宇品
17.04.22：若松～05.03高雄
17.05.04：高雄～05.07リンガエン05.08～オロンガポ～05.23マニラ
17.05.23：マニラ～05.24パサカヲ05.25～05.26マニラ
17.05.27：マニラ～05.29ダバオ05.31～06.04コタパト06.06～ダバオ～ダリヤヲ～06.10ダバオ
17.06.11：ダバオ～バラン～06.17マニラ
17.06.30：マニラ～07.12宇品
17.07.17：解傭
17.07.17：徴傭：船舶運營會
17.08.06：一船東第13号：民間船舶兵装実施の件通牒：
昭和17年７月16日附横鎮機密第1949号ノ２に依る首題の件左の通り通牒す
船舶武装工事予定
船名：大文丸、装備兵器の種類：三八式野砲一門、
工事完了予定月日：８月９日、乗船月日：８月10日午前中、船舶所在：東京港
17.08.07：橫人補機密第３号ノ36：武装商船に兵員派遣の件申進：
当分の間警戒隊員として貴隊附より左記の通り派遣せしめらる
記
船名：大文丸、派遣月日：８月10日
17.08.09：東京にて海軍警戒隊４名乗船
18.02.01：太洋海運株式會社は下村汽船株式會社を吸収合併
18.1Q ：変更登録：所有者：大洋海運株式會社
18.03.--：中間検査
18.05.10：第１次海軍指定船
18.08.30：室蘭～川崎向け航行
18.08.30：沈没
喪失場所：N41.52-E141.11 亀田半島銚子岬北西2km附近
喪失原因：米潜水艦 Halibut(SS-232)の雷撃
同型船
（イースタン・ライト型）
イースタン・ライト、イースタン・ナイト、イースタン・マリナー、イースタン・アドミラル、
陽明丸、陽天丸、陽光丸、陽南丸、あるぐん丸、陽元丸。
兵装
三八式野砲１門。
写真資料
雑誌「船の科学」船舶技術協会 1994年4月号「日本商船隊の懐古 No.177」山田早苗
「50年の航跡」 S42.08 太洋海運株式会社（P.135）
"ONI 208-J Japanese Merchant Ships Recognition Manual"（P.206）
"City of Vancouver Archives", Reference code: AM1506-S3-2-: CVA 447-2744, AM1506-S3-2-: CVA 447-2744.1
小樽市博物館所蔵(28-4)
図面資料
"Lloyd's Register Foundation-Heritage & Education Centre", Unique reference code:-
LRF-PUN-009040-009049-0164-P
LRF-PUN-009040-009049-0165-P
LRF-PUN-009040-009049-0166-P
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