第二旭丸の船歴

 年 月 日:船歴

12.03.--:起工 12.12.--:進水、命名:第二旭丸*1 13.01.--:竣工
13.01.--:新規登録:所有者:立石 松義 13.02.09:託送発受所名追加:逓信省告示第367号(02.14附):       発受所名:立石第二旭丸託送タテイシダイニアサヒマルマルタクソウ(立石松義第二旭丸)、呼出符号:JQGL 14.01.06:託送発受所名改正*2:逓信省告示第44号(01.12附):       発受所名:枕崎第二旭丸託送マクラザキダイニアサヒマルマルタクソウ(枕崎町漁業組合第二旭丸)、呼出符号:JQGL 14.08.31:枕崎町漁業組合は無限責任枕崎町漁業協同組合に組織変更 14.11.21:託送発受所名改正:逓信省告示第3521号(12.02附):       発受所名:枕崎第二旭丸託送マクラザキダイニアサヒマルマルタクソウ(無限責任枕崎町漁業協同組合第二旭丸)、呼出符号:JQGL
16.09.03:徴傭 16.09.20:入籍:内令第1093号:特設監視艇、佐世保鎭守府所管 16.09.27:官房第8820号:防寒施設工事の件訓令 16.10.15:内令第1253号:鎭海防備隊所属 16.10.15:戦時編制:鎭海要港部部隊鎭海防備戦隊鎭海防備隊 16.10.15:軍隊区分:鎭海海面防備部隊 16.11.20:戦時編制:鎭海警備府部隊鎭海防備戦隊鎭海防備隊 16.12.01:漁大津〜漁大津哨戒線哨戒〜12.01漁大津 16.12.02:漁大津〜漁大津哨戒線哨戒〜12.02漁大津 (第二捜索隊?) 16.12.03:漁大津〜漁大津哨戒線哨戒〜12.03漁大津 16.12.04:漁大津〜漁大津哨戒線哨戒〜      〜12.04 1040 機雷捜索に向う〜      〜12.04漁大津 16.12.05:漁大津〜12.05楡津12.07〜12.07清津 16.12.07:機雷2個収容 16.12.07:軍隊区分:機密鎭海警備府命令作第12号:羅津根據地隊直卒部隊(12.09以降) 16.12.08:清津〜      〜12.08 1500 梨津湾にて曳航した機雷2個処分〜      〜12.08楡津 16.12.19:軍隊区分:機密鎭海警備府命令作第22号:直卒部隊 16.12.19:羅津〜12.25鎭海 16.12.31:軍隊区分:機密鎭海警備府命令作第28号:直卒部隊 16.12.31:内令第1780号:第七防備隊所属 16.12.31:戦時編制:聯合艦隊第五艦隊第七根據地隊第七防備隊 17.01.04:鎭海〜01.15横須賀 17.02.01:内令第198号:横須賀鎭守府所管に変更 17.02.01:特設監視艇隊編制:内令第195号:第二監視艇隊 17.02.01:戦時編制:聯合艦隊第五艦隊附属第二監視艇隊 17.02.01:艦隊区分:第五艦隊附属(56)第二監視艇隊(2)第三小隊 17.02.01:軍隊区分:機密北方部隊命令作第14号:北方部隊哨戒部隊第二哨戒隊 17.02.01:監視艇長:海軍兵曹長 藤原 盛枝 17.02.24:横須賀〜「ル」「ヲ」哨戒線哨戒〜03.14釧路 17.02.25:特設監視艇隊編制:内令第353号:第二監視艇隊 17.04.04:釧路〜「ヲ」哨戒線哨戒〜      〜04.18 1055(N36.30-E152.50)対空戦闘:留式七粍七単装機銃1基、          無線受信機対空戦闘により破壊、後檣半折損、弾痕150、爆弾破孔、         機銃48発、小銃30発発射〜      〜04.22釧路 17.04.24:藤原艇長戦傷により釧路病院に入院 17.04.26:臨時艇長:海軍兵曹長 交 喜志秀 17.05.15:船体内外衰朽部修理 17.05.22:官房機密第657番電:兵器供給:九二式七粍七単装機銃A型(三脚架附)、      仮称40瓩発煙筺5個以内、発煙浮筺用筺嚢3個以内、      九五式爆雷(九五式爆雷改二)完備4個以内、落下傘一型爆雷と同数、      仮装投下台を装備 17.06.03:入渠 17.06.30:出渠 17.08.07:修理完了 17.08.17:横須賀〜      〜08.23 特設砲艦安州丸」と会合〜      〜08.25 台風警報により哨戒線を東経148度に移す〜      〜08.28 哨区発〜      〜08.31横須賀 17.09.10:横須賀〜哨戒〜      〜09.17 特設砲艦「安州丸」と会合〜      〜09.22 撤哨〜      〜09.26横須賀 17.10.04:横須賀〜哨戒〜      〜10.07 台風により船体3箇所破損〜      〜10.17 撤哨〜      〜10.22横須賀 17.10.24:九六式空三号無線電信機新設工事開始 17.10.27:九六式空三号無線電信機新設工事完了 17.10.31:横須賀〜ア哨戒線哨戒〜      〜11.04 特設砲艦「安州丸」と会合〜      〜11.06 ク哨戒線に移動〜      〜11.08 ア哨戒線に移動〜      〜11.13 撤哨〜      〜11.20横須賀 17.12.03:横須賀〜       〜12.05船体故障、特設監視艇呂宋丸」が護衛〜   〜12.07横須賀 18.01.07:入渠、船体内外部修理及び兵員室増設 18.02.03:出渠 18.03.06:船体内外部修理及び兵員室増設工事完了 18.03.19:横須賀〜      〜03.22 ノ線哨戒〜      〜03.23 ク線哨戒〜      〜03.28 1440 特設砲艦「安州丸」と会合〜      〜03.30 0750 特設砲艦「安州丸」と会合〜      〜03.31 1745 特設砲艦「安州丸」と会合〜      〜04.06 撤哨〜      〜04.12横須賀 18.04.15:監視艇長:海軍兵曹長 松本 知 18.04.17:松本兵曹長着任 18.04.19:船体内外部修理 18.04.20:入渠 18.07.--:下架 18.07.07:横浜〜07.07横須賀 18.08.07:横須賀〜      〜08.19 1315 特設砲艦第二日の丸」と会合〜      〜08.21 0345 特設砲艦「第二日の丸」と会合〜      〜08.31横須賀 18.09.--:軍隊区分:甲直哨戒隊第一小隊 18.09.13:横浜〜      〜09.19 哨区着X線(157度)にて哨戒〜      〜09.28 撤哨〜      〜09.29 敵機動部隊東方洋上に策動の兆候により帰投中止150度線にて哨戒続行〜      〜09.30(N34.10-E150.45)対潜戦闘:五糎砲15発、七粍七機銃930発、小銃350発発射〜      〜09.30 発煙筒投下5個〜      〜10.01 撤哨〜      〜10.06横浜 18.10.23:三菱重工業株式會社横濱造船所にて入渠、船体修理 18.12.--:軍隊区分:二直哨戒隊 18.12.28:横浜〜      〜01.04 特設砲艦~津丸」と会合〜      〜01.17横浜 19.01.24:入渠 19.02.21:戦時編制:聯合艦隊北東方面艦隊第二十二戦隊第二監視艇隊 19.03.--:軍隊区分:二直哨戒隊 19.03.06:横浜〜      〜03.13 特設砲艦「~津丸」と会合〜      〜03.19 0100 撤哨〜      〜03.24横浜 19.04.15:軍隊区分:第四監視艇隊麾下 19.04.15:軍隊区分:2FBG命令作第9号:第二基地航空部隊第二哨戒部隊 19.04.18:哨戒部隊電令作第139號:04.20横浜出撃 19.04.20:(「豊國丸」護衛)横浜〜04.20館山04.21〜04.22女川04.23〜04.23山田04.24〜      〜04.24釧路 19.04.29:釧路〜流氷のため航行困難〜04.29釧路 19.04.30:釧路〜哨区哨戒〜 19.05.01:軍隊区分:第二哨戒部隊命令作第1号:A直哨戒隊第二小隊 19.05.01:艇番号243      〜05.14(N50.35-E159.33)敵中型機1機と交戦、被弾150、大砲機銃破損、空中線切断:           短五糎砲30発、七粍七単装機銃2170発、三八式小銃300発発射〜      〜05.19幌筵 19.05.27:幌筵〜乙哨戒線哨戒〜06.06幌筵 19.07.01:幌筵海峡北口哨戒中〜07.16幌筵 19.07.10:軍隊区分:北東方面部隊第二哨戒部隊 19.07.23:幌筵〜幌筵海峡北口哨戒〜 19.08.01:戦時編制:聯合艦隊第二十二戦隊第二監視艇隊 19.08.01:軍隊区分:千防部隊電令作第105号:千島防備部隊哨戒部隊 19.08.01:監視艇長:海軍兵曹長 城戸 恒雄 19.08.06:幌筵〜幌筵海峡北口哨戒〜08.13幌筵 19.08.16:幌筵〜幌筵海峡北口哨戒〜      〜08.20阿頼度島北方に不時着した戦闘機救難捜索〜      〜08.22幌筵 19.08.25:幌筵〜幌筵海峡北口哨戒 19.10.12:釧路〜10.22横浜 19.10.17:軍隊区分:第二監視艇隊復帰 19.11.01:静浦船渠にて修理 19.11.17:上架 19.11.24:二十五粍単装機銃1基、十三粍単装機銃2基装備工事(12.13まで) 20.02.--:軍隊区分:第二哨戒隊第四小隊 ?20.02.24:横浜〜      〜03.02 1137 B-24 1機と交戦:短五糎砲6、二十五粍機銃86、十三粍機銃70発発射〜      〜03.02 1139 打方止め〜      〜03.--横浜 20.04.--:軍隊区分:第二哨戒隊第七小隊 20.04.--:横浜〜      〜04.13 1053(N30.20-E138.30)浮流機雷1個爆破処分〜      〜04.21 0941 B-29 1機と交戦:爆弾1発機銃台及び甲板を貫通し外舷5mにて炸裂、             短五糎砲3、二十五粍機銃65、十三粍機銃61発、七粍七機銃96発射〜      〜04.22横浜 20.08.10:特設監視艇隊編制:内令第729号:特設監視艇隊編制を廃止
20.08.10:除籍:内令第730号 20.08.15:残存 20.12.31:解傭

同型船

 なし。

兵装

(17.11現在)
 七粍七単装機銃1基、三八式小銃5挺、拳銃2丁、九五式爆雷改二4個。

(19.04)
 短五糎砲1門、七粍七単装機銃1基、三八式小銃。

(19.12.13)
 短五糎砲1門、
 九六式二十五粍単装機銃1基、九三式十三粍単装機銃2基、七粍七単装機銃1基、
 三八式小銃5挺、拳銃2丁、九五式爆雷改二4個。

写真資料

 要調査

備考

  1. 官報廣告では「貮」の字を使用していますが、信号符字點付の告示を始め他の資料では全て「二」を用いているので官報廣告が誤りと思われます。
  2. 私設無線電信の施設者名義変更のみで船舶所有者の変更登録は行われていません。
  3. 昭和19年05月〜10月にかけて幌筵とあるのは基地のあった幌筵海峡に面した幌筵島烏川湾又は占守島片岡湾を指します。

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