第二十一長運丸の船歴

 年 月 日:船歴

10.03.14:起工 10.07.18:進水、命名:第二十一長運丸 10.08.29:竣工
10.08.29:登録検査、船級:TK N.S.* (Greater Coasting Service)、船級番号:484 10.08.29:船舶検査証書交付 10.09.--:新規登録:所有者:長崎合同運送株式會社 11.07.--:中間検査 12.05.22:中間検査
16.11.28:徴傭 16.12.10:入籍:内令第1622号:特設掃海艇、佐世保鎮守府所管 16.12.10:馬公警備府工作部にて艤装工事開始 16.12.10:特設掃海隊編制:内令第1620号:第四十六掃海隊 16.12.10:戦時編制:馬公警備府部隊第四十六掃海隊 16.12.10:掃海艇長:海軍豫備中尉 長野 祐睦 17.01.15:機密馬公警備府命令作第5号:       第四十六掃海隊は準備完了次第、馬公発M方面に回航し同方面に在りて作戦に関し聯合艦隊       司令長官の指揮を受くべし 17.01.15:軍隊区分:大海指第46号:作戦に関し聯合艦隊司令長官の指揮下 17.01.15:軍隊区分:聯合艦隊電令作第45号:南方部隊 17.01.15:軍隊区分:南方部隊電令作第66号:菲島部隊 17.01.15:艤装工事完了 17.01.29:馬公〜 17.03.01:スービック湾〜哨戒〜03.01スービック湾 17.03.01:特設測量艦第三十六共同丸」から生糧品搭載 17.03.02:スービック湾〜哨戒〜03.03スービック湾 17.03.15:スービック湾〜哨戒〜03.16スービック湾 17.03.18:スービック湾〜哨戒〜03.19スービック湾 17.03.21:スービック湾〜哨戒〜03.22スービック湾 17.03.24:スービック湾〜哨戒〜03.25スービック湾 17.03.27:スービック湾〜哨戒〜03.28スービック湾 17.03.30:スービック湾〜哨戒〜03.31スービック湾 17.05.08:スービック湾〜哨戒〜05.08マニラ湾 17.05.31:軍隊区分:機密馬公警備府命令作第40号:馬公警備府部隊より削除 17.05.31:特設掃海隊編制:内令第981号:第四十六掃海隊の項を削る 17.05.31:内令第985号:第三十一特別根據地隊所属 17.05.31:戦時編制:聯合艦隊南西方面艦隊第三南遣艦隊第三十一特別根據地隊 17.06.12:官房機密第7254号:訓令:       兵器供給:九二式七粍七単装機銃A型(三脚架附)、30瓩発煙筺5個、発煙浮筺用浮嚢3個 17.--.--:〜06.14マニラ 17.06.15:マニラ〜 17.06.15:特設砲艦南浦丸」沈没位置附近捜索〜 17.08.--:日本通運株式會社は長崎合同運送株式會社を吸収合併 17.08.27:長崎合同汽船株式會社創立 17.3Q :変更登録:所有者:長崎合同汽船株式會社 17.11.20:内令第2141号:舞鶴鎮守府所管に変更 18.02.20:内令第280号:第三十一警備隊所属 18.02.20:戦時編制:聯合艦隊南西方面艦隊第三南遣艦隊第三十一警備隊 18.06.01:菲島部隊電令第148号:      1.B船タラカン行~州丸(特種油槽船曳航)バリクパパン行たるしま丸、A船光jロ        02日1500発、アポ東水道、クヨ東水道、カジャン諸島西方通過、タラカンに向う、速力8.5節      2.第二十一長運丸は右船団を北緯09度30分東経121度00分(04日0900着予定)迄護衛したる後         マニラに帰投すべし      3.菲南部隊指揮官右地点よりシブツ海峡迄護衛を実施すべし 18.06.01:掃海艇長:海軍豫備大尉 長野 祐睦 18.06.02:(船団護衛)マニラ〜      〜06.04 護衛終了〜マニラ 18.07.01:掃海艇長:海軍大尉 長野 祐睦 18.07.02:菲北部隊電令作第4号:      1.A船金寶山丸0505モンボク水道西口に於て雷撃を受け沈没      2.略      3.興嶺丸、第二十一長運丸は直に出動、航空部隊と協力、敵潜の探索撃滅に任ずべし      4.第百三號哨戒艇及び第十八長運丸はマニラに於て待機すべし  18.12.01:内令第2579号:第三十一警備隊所属 18.12.--:マニラ〜  〜12.05 陸軍徴傭船「赤城山丸」と合同〜       〜12.05 「第百三號哨戒艇」が合同〜      〜12.05セブ 19.09.10:(現在)軍隊区分:中菲部隊 19.09.10:(現在)掃海艇長:海軍大尉 長野 祐睦 19.09.10:キンズルマン付近〜09.10タグビララン 19.09.10:内令第1064号:第三十一特別根據地隊所属 19.09.10:戦時編制:聯合艦隊南西方面艦隊第三南遣艦隊第三十一特別根據地隊 19.09.10:「高雄丸」より燃料、清水補給 19.09.11:タグビララン〜09.11カガヤン 19.09.12:ガガヤン〜シキホル島ダキット岬にて米第38機動部隊艦載機と交戦し被弾〜      特設掃海艇第十八長運丸」の後部に横付け、乗員救助〜      〜09.13カガヤン03.13〜09.14コロン湾 19.09.18:コロン〜09.19マニラ 19.09.19:清水、燃料搭載 19.09.20:特設掃海艇「第十八長運丸」遭難者退艇、糧食、貯糧品補給 19.09.21:対空戦闘 19.09.21:マニラ〜湾内警戒〜対空戦闘〜09.21マニラ 19.09.21:(船団護衛)マニラ〜09.23コロン湾 19.09.23:遭難船舶救助作業(09.24まで) 19.09.24:対空戦闘 19.09.25:コロン湾〜湾内哨戒〜09.25デリラン島09.25〜哨戒〜      〜第二十號驅潜艇遭難者救助作業援助〜09.25コロン(桟橋) 19.09.25:陸軍遭難者退艇 19.09.26:救助作業 19.09.27:コロン湾在泊船舶護衛警戒(09.28まで) 19.09.29:コロン〜コロン湾西水道の沈没船「興川丸」の調査〜09.29コロン 19.09.30:コロン湾在泊船舶護衛警戒 19.10.10:コロン湾〜10.11コレヒドール島10.11〜10.11コレヒドール島対岸Real Pt沖に避泊 19.10.13:特設驅潜艇第十一昭南丸」を曳航      コレヒドール島対岸Real Pt沖〜10.13キャビテ 19.11.16:菲島部隊信電令第635号:16日マニラ発サンタクルーズに至り同港在泊の熊野の警戒 19.11.16:マニラ〜11.17サンタクルーズ 19.11.17:巡洋艦「熊野」を警戒
19.11.25:沈没 20.05.10:除籍:内令第417号 20.05.10:解傭
喪失場所:マニラ湾口 喪失原因:湾口閉塞に使用

同型船

 第十八長運丸

兵装

 四十口径短八糎高角砲、米式七粍七機銃、三八式小銃、
 九五式爆雷、九五式爆雷改二。

写真資料

 要調査

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